自分の声を信じて、耳を傾けてほしい。

 2026年3月21日に“ツキアト”こと“月に足跡を残した少女達は一体何を見たのか...”が新曲「VOCE」をリリースしました。イタリア語で「声」を表すタイトル。不安や孤独感、今自身が感じているネガティブ、すべてを“弱くても脆くても良いから、君自身の<声>で晴らすんだ”と、リスナーの背中を押す光のアンセムとなっております。
 
 さて、今日のうたではそんな“ツキアト”の葵 音琴による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、収録曲「VOCE」にまつわるお話です。さらに今回は音声版もございます。朗読を担当したのは、早崎優奈。これまでと今とこれから、そして新曲「VOCE」への思いを受け取ってください。



早崎優奈の朗読を聞く

こんにちは。
ツキアトの葵 音琴です。
 
「VOCE」リリースありがとうございます。
当たり前じゃないこの環境に、心から感謝しています。
「VOCE」はイタリア語で「声」という意味で、
歌と向き合い続けてきた私にはとても身近に感じるタイトルです。
そんな「声」という意味に重ねて、今回は私の中の声の一部をここに残します。
 
「VOCE」は昨年12月29日に行われた、『年末スペシャルライブ』で初披露をしました。
そして時を経て、3月27日に行われた『5th Anniversary Live Next Phase』のライブ後24:00にリリース。
「VOCE」が、私たちが覚悟を決めたスタートライン。
そして「Next Phase」で走り出した、そんな感覚があります。
 
ツキアト、ここまで来るのに長かった。
そして、ここから楽しんでいける喜び。
メンバーで共通認識のスタイルを築こうと決めて、互いをちゃんと見ている今。
ここまで我武者羅だったと思う。何度も縺れた。それでも“ツキアトを続けたい”一心で辿り着いた。
どれを信じて、何を掴んで進んでいくのか。
もしかしたら、その道は既に定められているかもしれないけど、
それでも結局、自分で掴むということでしか進めていけない。
難しく考えてゆっくり歩むこと、諦めて自分の感覚に任せて走ってみること、それの繰り返しな気がする。
自分の人生に正解はないよ。
後悔しても戻れないから、自分が選んだこと、それ自体を認めて進んであげてほしい。
逆に全部正しい、のかもしれない。全部自分で選んできたものだ。
自分の声を信じて、耳を傾けてほしい。
殻から一人で出られなくなったら、誰かに耳を貸してほしい。
私にできるなら、どんな時でも声をかけるよ。
 
あなたが愛の温度を感じられていますように。
泣きたい時に泣けていますように。
自分を抱いてあげられますように。
少なくとも、私はそんな想いを込めて、この歌を歌っています。
共に叫ぼう。
 
ツキアトというグループに出会ってくれて、「VOCE」を聴いてくれてありがとう。
 
<月に足跡を残した少女達は一体何を見たのか... 葵 音琴>



◆紹介曲「VOCE
作詞:Junxix.
作曲:Junxix.