ROCKET

月まで届け
僕らのロケットは閃光を放ち
白けた日常を今 飛び立つ

風の無い夜に乗り込んだ
根拠のない自信と カップ麺を抱いて

輝く夢が 頭上にあるのに
目を逸らし 生き永らえるなど できそうになくてさ

人は皆 宇宙飛行士だ
「叶うはずない」
その声で いっそう燃える生き物だ

あの月まで届け!
僕らのロケットは炎を纏い
見よ 今 大気圏を貫く

静かの海に降り立って証明するのさ
必ず キミの夢は叶うって

いつかの僕に

果てしない闇を飛んでいく
ズレてく軌道にエンスト
泣きたい日もあるけど

「もうダメだ」ってピンチを
神の一手で切り抜ける時の“主人公”感!
あれが 唆るんだよ
孤独 静寂 真空で船は段々 壊れていく
鳴り止まない 死のシグナル
コックピット 赤く染める

火花 酸欠
霞みゆく視界に 青き地球(テラ)の光
塵と消える運命でも
ゆかなくちゃなんない
僕ら

それぞれの使命を背負って
それぞれの宇宙服を着て
産まれてきたから

人は皆 宇宙飛行士だ
「もう 引き返せ」
その声で いっそう粘る生き物だ

あの月まで届け!
僕らのロケットは黒煙を上げ
月の重力場を今 捉えた

ヒューストン 見ているか?
可能か不可能かどうかは わからねえ
諦めない限り

静かの海に降り立って証明するのさ
必ず 君の夢は叶うって

いつかの僕に
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