芽吹くとき

 2026年5月27日に“yonige”がニューシングル『芽吹くとき』をリリース。タイトル曲は、TVアニメ『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』OP主題歌です。yonigeらしいざらついた肌触りのギターやベースがリードしていく、春らしい暖かくも爽やかな曲調に、<君がいる明日がいいなって思っていたって変えられない伝えなくちゃ>という歌詞が印象的な楽曲。Vo.牛丸による肯定的なメッセージが込められております。
 
 さて、今日のうたではそんな“yonige”の牛丸ありさによる歌詞エッセイを3週連続でお届け。第1弾はタイトル曲「芽吹くとき」にまつわるお話です。自身にとって、もっとも居心地のいい自分でいられるのは、恋愛をしているとき。その理由とは…。ぜひ、歌詞とあわせてエッセイをお楽しみください。



人はそれぞれ、居心地のいい自分でいられる場所があるはず。
家族といるとき、親友といるとき、ライブをしているとき、旅をしているとき。
わたしにとってのそれは、恋愛だった。
 
普段わたしは、感情や言葉を外に出すのが極端に下手。
だいたいの人に近づきがたいと思われるし、「なに考えてるかわからない」はもう一生分言われてきた。
人との関わり方の失敗に気づいてはひとりで反省して、失敗を繰り返さないよう少しずつ感情の引き出しに鍵をしていったら、この有り様。
 
しかし恋愛の前ではその鍵がすべて取っ払われる。
私の変なプライドや自意識は、恋愛の前では機能しなくなる。
その時の自分が他のどんな自分よりも居心地がいい。
だからわたしはずっと恋愛をしているのだと思った。
 
人が成長できる時というのは、変なプライドや自意識が取っ払われてピュアな自分でいる時だ。
私は今31歳で、ある程度の恋愛はし尽くし、20代の自分とは比べものにならないほどに成長した。
 
そんなタイミングで書いたのが今回の新曲、「芽吹くとき」だった。
 
<yonige・牛丸ありさ>



◆紹介曲「芽吹くとき
作詞:牛丸ありさ
作曲:牛丸ありさ

◆ニューシングル『芽吹くとき』
2026年5月27日発売
 
<収録曲>
1.芽吹くとき
2.Don’t
3.Wet
4.しがないふたり(re-arrange ver.)