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  • indigo la End
    まさか僕ら愛し合った? あなた僕だけを見てるの?
    まさか僕ら愛し合った? あなた僕だけを見てるの?

    indigo la End

    まさか僕ら愛し合った? あなた僕だけを見てるの?

     2018年10月20日に“indigo la End”が新曲「ほころびごっこ」を配信リリースしました。千原ジュニア主演の映画『ごっこ』主題歌として書き下ろされたこの曲。物語を動かしてゆくのは、他人に知られてはいけない秘密を抱えながら不安定な“ごっこ生活”を送る、40歳目前の父親と5歳の娘です。しかしその日々は突然、衝撃の事実によって崩壊してしまいます。一体、二人の“ごっこ生活”の秘密とは…。 まさか僕ら愛し合った? あなた僕だけを見てるの? すれ違わない確信が持てないと見返せない 「ほころびごっこ」/indigo la End  そんな映画の世界にピタリと寄り添うのが主題歌です。タイトル「ほころびごっこ」の【ほころび】とは【縫い糸が切れて合わせ目が開いた状態】や【変化が生じて整合性を失うこと】を表す言葉。さらに【ごっこ】は【誰かと一緒に何かのマネごとをすること】ですね。まず、この歌の<僕>にとっての【ほころび】は<愛し合った>ことでしょう。  冒頭の<まさか>という一言から「そんなことあるはずないのに」という動揺が伝わってきます。だけどそこに否定や拒絶の気持ちはありません。むしろ【ごっこ】ではなく“真実”であってほしい。だから<僕ら愛し合った?><あなた僕だけを見てるの?>と恐る恐る相手に訊ねているのです。何度も確認して<すれ違わない確信>が欲しいから。 軽んじた人生を送るしかないって 誰が決めたのか知らないまま付き合ってる 急な温かいムードは痛みに似て痒い 慣れてない幸福の合図は似合わない 救われたことないから 救い方がわからない ヒーローになれたら ヒーローになれたら やっときた幸福そうな結末に綻びたい そんな気持ちはあるけど 「ほころびごっこ」/indigo la End  歌詞を読み進めていくと、なぜ<僕>は愛に対して極端に臆病なのか、その理由が明らかになってゆきます。これまで<僕>は、何にも期待せずに生きてきた人間なのです。積み重ねてきた淀んだ“過去”が原因で<軽んじた人生を送るしかないって>思い込み、どこかで“不幸による整合性”を保ちながら、自分の人生と<付き合って>きたのです。  しかし<愛し合った>ことで変化が生まれ、保ってきた“不幸による整合性”が失われている状態が今なのではないでしょうか。つまり「何も期待しない」「どうせ救われない」そんな縫い糸で綴られてきた日々が<急な温かいムード>や<慣れてない幸福の合図>により合わせ目が開き、思いがけずほころんでいるのだと思います。    そして、バランスの取れない<幸福>のなかで、はじめて“愛するひと”のためにしてあげられることを考える主人公。ただし、適当に手を差し伸べて救った気になったり、簡単に<ヒーロー>を気取ったりはしません。何故なら<僕>は愛を知らないからこそ、人一倍、繊細に真剣に正しい愛を見つけようとしているからです。ゆえに<やっときた幸福そうな結末に綻びたい そんな気持ちはあるけど>…それもなかなか難しいのでしょう。 まさか僕ら愛し合った? あなた僕だけを見てるの? すれ違わない確信が持てないと見返せない 「バイバイ」「ごめん」「もうしないから」 後ろ向きな想像でごめんね 抜け出しはしたいんだ あなたを見て一層思った 「ほころびごっこ」/indigo la End まさか僕ら愛し合った? あなた僕だけを見てるの? すれ違わない確信が持てないと見返せない どんな愛情も無駄にしないように 拾い続けることでいいの? あなたを見ては確信に変わるようで 変わらないようで 「ほころびごっこ」/indigo la End  これまでの<軽んじた人生>を変えてくれた<あなた>がそばにいる今。想像もしなかった<まさか>の幸福な可能性が広がっていきそうな今。でも<僕>はまだ何より“いつか失うかもしれない”という恐怖が拭えません。だから<「バイバイ」「ごめん」「もうしないから」>と<後ろ向きな想像>をして悲しみに先回りをしてしまいます。    だけど歌が進むにつれ<抜け出しはしたいんだ あなたを見て一層思った>、<どんな愛情も無駄にしないように 拾い続けることでいいの?>、<あなたを見ては確信に変わるようで 変わらないようで>と、不安定ながらも<幸福そうな結末>の方を選ぼうとしている気持ちがどんどん強さを増して伝わってくるのです。きっともう、想いはとっくに固まっているのでしょう。 愛情ごっこで手を打とう その内本物になるかもしれない 最初は大体真似事よ ずっとそうなのかもしれないけど 「ほころびごっこ」/indigo la End  そして歌のラスト、主人公は<愛情ごっこで手を打とう>という結論にたどり着きます。<その内本物になるかもしれない>という期待を持って。ずっと<真似事>かもしれないけど…と、また<後ろ向きな想像>で予防線を張ってはいますが、人生に期待できるようになったこと自体が<僕>の大変化です。それに<愛情ごっこ>と言いながらも、歌のなかにはもう『ごっこ』ではない“愛情”が満ちておりますよね…!    さて、映画『ごっこ』と主題歌のindigo la End「ほころびごっこ」。どちらの世界も、劇場でじっくりとご堪能ください! ◆紹介曲「ほころびごっこ」 2018年10月20日配信 作詞:川谷絵音 作曲:川谷絵音

    2018/11/01

  • JUJU×松尾潔×小林武史
    カンタンに変われないジブンが、誰よりいちばんキライ。
    カンタンに変われないジブンが、誰よりいちばんキライ。

    JUJU×松尾潔×小林武史

    カンタンに変われないジブンが、誰よりいちばんキライ。

     2018年10月31日に“JUJU”が15周年第1弾シングル「メトロ」をリリースしました。音楽プロデューサー“松尾 潔×小林武史”による奇跡のダブルプロデュース楽曲であり、東京メトロ『Find my Tokyo.』CMのタイアップソングとして起用されております。JUJUが「大人になりかけの頃の自分を思い出しながら聞いて頂きたいです」と語るこの歌。 はじめて手にした 地下鉄(メトロ)の定期券(パス)は 大人の気分を あたえてくれた ステキなひとねと 言われたわたし 混んでもないのに 席を立ったの 「メトロ」/JUJU×松尾潔×小林武史  はじめて<地下鉄(メトロ)の定期券(パス)>を手にした<わたし>は、新生活をスタートさせたばかりなのでしょう。何か特別なことが起こりそうな期待と不安に満ちている今。心は<大人の気分をあたえて>くれるメトロのパスでより高揚します。定期券内ならどこでも乗り降りできるパスが、まるで自分の世界を広めてくれる魔法のカードのよう。  ステキなひとね。そう言ってくれたのは、新生活で出逢ったひとなのか、地下鉄で隣り合った誰かなのか。もしかしたら初の“メトロのパス”にそう語りかけられたような気持ちになったのかもしれません。いずれにせよ、その言葉をきっかけに<わたし>は、いつもとは違うことをしようという冒険心が生まれ、はじめて<隣の駅>に降りるのです。 はじめて降りたわ 隣の駅で こんなに近くに 知らない世界 ドキドキしながら 歩いた小径 黄昏降りたら 泣きたくなった 「メトロ」/JUJU×松尾潔×小林武史    すると<こんなに近くに 知らない世界>がありました。いつでも来ることはできたはずなのに、知ろうともしなかった街。そこでドキドキと<小径>を歩いたことには、主人公が“人生のわき道”を楽しもうとしている気持ちが表れているのではないでしょうか。さらに<黄昏降りたら 泣きたくなった>のは、青春の盛りを過ぎて大人になりかけている今が少し切なく、でも同時に、未知の希望も込み上げてくるからなのだと思います。 カンタンに変わってくひとが いちばん苦手なくせに カンタンに変われないジブンが 誰よりいちばんキライ ……キライなんだけど 「メトロ」/JUJU×松尾潔×小林武史  続く歌詞にはこのような想いも綴られております。まず<カンタンに変わってくひと>は<苦手>だという<わたし>。それは新生活のなかで、痛感していることなのでしょう。あんなに仲がよかったのに、もう会わなくなってしまったひと。場所が変わったら、性格まで変わってしまったひと。周りに合わせて、カンタンに意見を変えられるひと…。  そういう人たちに対して<わたし>は、淋しさを抱いているように感じられます。ただし<キライ>ではくて<苦手>なんですよね。<苦手>という言葉にはどこか“自分はそうなれない”というニュアンスが含まれている気がしませんか? それゆえに<わたし>は一方で<カンタンに変われないジブン>のことを<キライ>と表現しているのです。    今まで隣の駅でさえ、降りたことがなかったほど“変わらない毎日”を淡々と生きてきたジブン。変わってゆく新生活にそうカンタンに馴染めないジブン。なかなか考え方や意見を曲げられないジブン。そんな不器用さが<キライ>だったのでしょう。だけど“メトロのパス”で<知らない世界>に降りてみたら、その<キライ>が少し変化した模様。 はじめて手にした 地下鉄(メトロ)の定期券(パス)は 大人の気分を あたえてくれた ステキなひとねと 言われたわたし どこまでだって 行ける気がした どこまでだって 行ける気がする 「メトロ」/JUJU×松尾潔×小林武史  カンタンに変われない自分は、誰よりいちばんキライ。でも、キライな<わたし>のことを<ステキなひとね>と言ってもらえた。肯定してもらえた。だから今は<カンタンに変われないジブン>のこともちょっとだけ好きになれそうなのでしょう。また<地下鉄(メトロ)の定期券(パス)>があれば、ほんのちょっとの一歩で、こんなにも<知らない世界>を楽しめることも知りました。  こうして<わたし>は「たまには変わってみることも悪くないのかな…」と、思えたのではないでしょうか。そして<変わってく>ことと<変われない>こと、どちらの強さもわかったから<どこまでだって 行ける気がした どこまでだって 行ける気がする>という実感を持つことができたのではないでしょうか。つまり“メトロのパス”で行動範囲も心の在り方も広がったのです。  どこまでだって行けるようなパワーをくれる、JUJU×松尾潔×小林武史の新曲「メトロ」。地下鉄に乗りながら、知らない街を歩きながら、一人でじっくりと聴き浸ってみてください!あなたの人生がもっとステキなドキドキで溢れますように…! ◆紹介曲「メトロ」 作詞:松尾潔 作曲:小林武史 ◆37th Single「メトロ」 2018年10月31日発売 初回生産限定盤 AICL-3587~3588 ¥2,000(tax in) 通常盤 AICL-3589 ¥1,280(tax in) <収録曲> 1.メトロ 2.Remember (The Good Times) 3.かわいそうだよね -solo version-

    2018/10/31

  • NakamuraEmi
    こんなダサい私、こんなダサい話、ここだけの話。
    こんなダサい私、こんなダサい話、ここだけの話。

    NakamuraEmi

    こんなダサい私、こんなダサい話、ここだけの話。

     2018年10月17日に“NakamuraEmi”が新曲「相棒」を配信リリースしました。この歌は、自動車メーカー『Volkswagen』とのコラボ曲として書き下ろされた楽曲。車好きな彼女は今作について「Volkswagenさんの車をお借りしながらツアーに回ったり仕事と家の行き来をする毎日がそのまま曲になりました」とコメントを寄せております。 髪は崩れちゃって 顔もぐしゃぐしゃで ドアを開けたら力抜けた 一番前にシートひいて ホットのコーヒーを置いて 今日も一緒に帰ろう 「相棒」/NakamuraEmi  疲れ切った主人公が愛車に乗り込むシーンから幕を開ける歌。「今日も頑張るぞ!」と気合を入れてセットした<髪は崩れ>てしまうほど全力で働いて。化粧を直す時間も、そんなことを考える余裕もなくて<顔もぐしゃぐしゃ>になって。だけど一日が終わり<ドアを開けたら>やっと自分を取り戻して<力抜けた>のでしょう。  バタンとドアを閉める音は、頑張る時間の終わりの合図です。世の中の雑音もごちゃごちゃな人間関係も、もうシャットアウト。まずは<一番前にシートひいて>、お気に入りの<ホットのコーヒー>を置いて、しっかり居心地の良い空間を整えます。そして大好きな愛車で走り出し、自宅に、本来の<私>に帰ってゆくのです。 大きなため息とともに 涙で前が見えない 相棒よワイパーを頼むよ ハンドルを強く握り 独り言が始まった 本当はあの時もっとこう言いたかったんだよね ぐちぐちぐちぐちぐちぐち 練習でもしとくか 次こそはがつんとわたしだって言えるように こんなダサい私 こんなダサい話 ここだけの話 気がすむまで 遠回り付き合って もっと君も走りたいだろう 「相棒」/NakamuraEmi  本来の<私>に帰れば、たちまちこぼれる<大きなため息>と<涙>。きっと<こんなダサい私 こんなダサい話 ここだけの話>という主人公は、どんなしんどいことがあっても、愚痴や不安や自己嫌悪を抱いていても、誰にも言わない人。恋人にも家族にも仲間にも“弱み”を見せない“強さ”を持っているのだと思います。  ただし、それは“強がり”であることも多々。ゆえに必要なのが<君>=【相棒の車】です。人じゃないけど、人じゃないからこそ、気を抜ける大事な存在なのです。また、心の曇りは簡単に拭えるものではありません。でも代わりに愛車の窓に<ワイパー>をかけて綺麗にすれば、ちょっと頭がスッキリするかもしれないですよね。  人生の操縦だって、なかなか思い通りにはいかないものです。だから愛車の<ハンドルを強く握り>ながら<次こそはがつんと>言いたいことを言う<練習>をしたりして、明日はもっと“自分の心”を上手く運転できるように、戦っているのではないでしょうか。つまり<君>との走行距離は、自分自身と向き合った時間の証なのです。 少し窓を開けよう 吐き出した言葉 あの町に置いてくの 君は得意でしょ 「相棒」/NakamuraEmi 仕事に行く私 旅に出た私 恋をした私 嬉しそうな私 ふてくされた私 勇気を出した私 振り出しにもどった私 全部ここだけの話 全部君しか知らない 何も言わずに前に進むの 君は得意でしょ 私と君の毎日 私と君の毎日 明日も一緒にあの町へ 「相棒」/NakamuraEmi  さらに歌が進むにつれ、どんどん<私と君>が一心同体であるように思えてきませんか? 毎日<私>の<ぐちぐちぐちぐちぐちぐち>の分だけ走る<君>。毎日<君>が走ってくれるから、明日も頑張ることができる<私>。それに<君は得意でしょ>と描かれていることは<私>が得意なことでもあるように感じられます。  <吐き出した言葉 あの町に置いてく>ことや<何も言わずに前に進む>ことは<私>自身の生き方なのでしょう。過去は置いて、とにかく前に進んでゆく。それが<私と君の毎日>です。まさに「相棒」という言葉がピッタリ!あなたにとっての、明日も頑張るための「相棒」は何ですか? 乗り物でも、場所でも、食べ物でも、音楽でも、自分だけのとっておきの存在が毎日そばにありますように…! ◆紹介曲「 相棒 」 作詞:NakamuraEmi 作曲:NakamuraEmi・カワムラヒロシ ◆紹介曲「相棒」 2018年10月17日配信 作詞:NakamuraEmi 作曲:NakamuraEmi・カワムラヒロシ

    2018/10/30

  • BUMP OF CHICKEN
    ガムと二人になろう、君の苦手だった味。
    ガムと二人になろう、君の苦手だった味。

    BUMP OF CHICKEN

    ガムと二人になろう、君の苦手だった味。

     2018年11月14日に“BUMP OF CHICKEN”がニューシングル『話がしたいよ / シリウス / Spica』をリリースします。収録曲「話がしたいよ」は、すでに先行配信&歌詞先行掲載がスタート。尚、注目度ランキングでは最高2位を記録しました。この歌は、現在公開中である“佐藤健×高橋一生”出演の映画『億男』主題歌として書き下ろされた楽曲です。    物語の主人公(佐藤健)は、失踪した兄の借金を抱え、妻子にも見捨てられるという人生のドン底を過ごしていました。しかし、ある日突然、宝くじで3億円が当選。もちろん、お金でやっと人生をやり直せると希望を抱きます。それなのに、億万長者であったはずの親友(高橋一生)がその3億円と共に失踪してしまったのです。一体、どうして…。 持て余した手を 自分ごとポケットに隠した バスが来るまでの間の おまけみたいな時間 街が立てる生活の音に 一人にされた ガムと二人になろう 君の苦手だった味 「話がしたいよ」/BUMP OF CHICKEN  さて、物語で主人公と親友、そして観客が自分なりの【お金】と【幸せ】の答えを探し求めたあと、エンディングで流れるのが主題歌「話がしたいよ」です。映画は終わっても、続いてゆく日常。そのなかで暮らしている<僕>の“現在”が描かれております。切り取られているのは<バスが来るまでの間の おまけみたいな時間>を過ごすワンシーン。    この時間は<僕>にとって、一人でやり過ごすにはしんどいものだったのでしょう。本を読む気にも、スマホをいじる気にもなれずに<持て余した手>からは、何も確かなものを掴めていない空しさが伝わってくる気がしますね。だから<自分ごとポケットに隠し>て、世から存在感を消したかった。自意識をオフにしたかったのではないでしょうか。  だけど、親子や夫婦、恋人同士、友達同士の会話、そうした<街が立てる生活の音>で自分の孤独はさらに際立ってゆくのです。そこで<僕>は<君の苦手だった味>の<ガム>を噛むという行為によって“君の存在”と<二人になろう>という特別な逃げ道を見つけます。するとガムを噛み締めるたび、ジワジワ蘇ってくる声や表情、いろんな記憶。 だめだよ、と いいよ、とを 往復する信号機 止まったり動いたり 同じようにしていても他人同士 元気でいるかな この瞬間にどんな顔をしていただろう 一体どんな言葉をいくつ見つけただろう ああ 君がここにいたら 君がここにいたら 話がしたいよ 「話がしたいよ」/BUMP OF CHICKEN  きっと<君>は<僕>の理解者だったのだと思います。他の誰かじゃわかってもらえない気がする言葉でも、わかってくれるひと。たとえば横断歩道を渡ってゆく人々を見つめて<だめだよ、と いいよ、とを 往復する信号機>に指揮されているようだと思ったり、同じように<止まったり動いたり>していても<他人同士>なんだと実感したり。    そんな<僕>の脳内を話したとき<君がここにいたら>わかってくれたはずなのです。それに<君>もまた<君>なりの面白い考えを話してくれたはずなのです。ゆえに、もし今ここで一緒にバスを待っていたら<君>なら<どんな顔をしていただろう>と、<一体どんな言葉をいくつ見つけただろう>と、懐かしく恋しく淋しく思うのでしょう。 体と心のどっちに ここまで連れて来られたんだろう どっちもくたびれているけど 平気さ お薬貰ったし 飲まないし 「話がしたいよ」/BUMP OF CHICKEN 今までのなんだかんだとか これからがどうとか 心からどうでもいいんだ そんな事は いや どうでもってそりゃ言い過ぎかも いや 言い過ぎだけど そう言ってやりたいんだ 大丈夫 分かっている 「話がしたいよ」/BUMP OF CHICKEN  ただし<僕>は<君>に<今までのなんだかんだとか>を話して過去を恨んだり羨んだりしたいわけでも、<これからがどうとか>を話して未来の不安や空しさをわかってほしいわけでもなさそうです。むしろ“安心”してほしいと思っている。その気持ちが<平気さ>、<大丈夫 分かっている>といったフレーズに表れています。    体と心のどっちもくたびれてはいるけど、それなりにやっていること。相変わらず日常で見つけるたくさんの言葉。それを“今”の<僕>で<君>に伝えたいのでしょう。また“今”の<君>からもいろんな話を聞きたいのでしょう。何より、こうして「話がしたいよ」と思える存在がいることが<僕>の生きる力になっているのではないでしょうか。 ガムを紙にぺってして バスが止まりドアが開く 「話がしたいよ」/BUMP OF CHICKEN  こうして幕を閉じてゆく歌。ガムを吐き出して<二人>の時間はおしまい。ここからまた<僕>は<君>のいない日々を生きてゆくのです。しんどくなった時には<ガム>を噛んで、うまく自分を保ちながら。この歌詞を読んで、みなさんが「話がしたいよ」と思い浮かんだ相手はどなたでしょうか。是非、いろんな想いを重ねながら、BUMP OF CHICKEN「話がしたいよ」を聴いてみてください…! ◆紹介曲「話がしたいよ」 作詞:藤原基央 作曲:藤原基央 ◆ニューシングル『話がしたいよ / シリウス / Spica』 2018年11月14日発売 初回限定盤 TFCC-89665 ¥1800+税 通常盤 TFCC-89666 ¥1200+税 <収録曲> 01. 話がしたいよ 02. シリウス 03. Spica

    2018/10/29

  • あいみょん
    簡単に辞める気もないから、とりあえずアレ下さい。
    簡単に辞める気もないから、とりあえずアレ下さい。

    あいみょん

    簡単に辞める気もないから、とりあえずアレ下さい。

    馬鹿になれたら楽なのにね。 (ドラマ『獣になれない私たち』より)  新垣結衣×松田龍平の主演ドラマ“けもなれ”こと『獣になれない私たち』の第1話で放たれたセリフです。主人公は、常に笑顔で仕事は完璧、誰からも愛されている女性(新垣結衣)と、世渡り上手で人当たりがよく、モテる男性(松田龍平)。しかしどちらも、馬鹿になれない。人生うまくいっているようで、実は不器用で不自由な二人なのです。 苦いようで甘いようなこの泡に くぐらせる想いが弾ける 体は言う事を聞かない 「いかないで」って 走ってゆければいいのに 広いようで狭いようなこの場所は 言いたい事も喉に詰まる 体が帰りたいと嘆く 「いかないで」って 叫んでくれる人がいればなぁ 「今夜このまま」/あいみょん  さて、そんなドラマの主題歌は、2018年11月14日に“あいみょん”がリリースするニューシングルのタイトル曲「今夜このまま」です。10月24日からは先行配信もスタート。まず、この物語の始まりは“頭でっかちで、楽になれない”二人が、仕事終わりに【クラフトビールバー】で偶然出逢ったことでした。つまり【ビール】がキーアイテム。  だからこそ歌も<苦いようで甘いようなこの泡に>と【ビール】をイメージさせるフレーズで幕を開けます。クリーミーな泡が<言いたい事>の詰まった喉を滑り落ちてゆき、爽快な炭酸の泡で<想いが弾ける>瞬間の開放感、高揚感が伝わってきますね。そして<私>は、酔いの勢いに任せるかのように、本当の気持ちをつらつらと吐き出すのです。    本当は<「いかないで」って走ってゆければいいのに>理性やプライドが邪魔して、素直になれない。また、自分の存在価値を見失いそうだから、仕事でも恋愛でも<「いかないで」って 叫んでくれる人がいればなぁ>と思う。きっと<私>は本能のまま、愛し愛されたいのでしょう。心のブレーキなんて利かないくらい、求めて求められたいのでしょう。 抜け出せない 抜けきれない よくある話じゃ終われない 簡単に冷める気もないから とりあえずアレ下さい 「今夜このまま」/あいみょん やるせない やりきれない よくある話じゃ終われない 簡単に辞める気もないから とりあえずアレ下さい 「今夜このまま」/あいみょん  だけど<抜け出せない 抜けきれない>毎日。ただただ<やるせない やりきれない>繰り返し。でも、それでも<よくある話じゃ終われない>し、終わらせる気もないから、明日からまた頑張るために今夜も<とりあえずアレ下さい>と【ビール】を注文するのではないでしょうか。ただし、この歌で<アレ>が意味するのは【ビール】だけとは限りません。 ねぇ もう 帰ろう 帰ろう 影も もう ねぇ 薄くなって 結局 味のない 味気のない 夜が眠る 「今夜このまま」/あいみょん  今の<私>の心は、注いでから時間が経ち、炭酸が抜けたビール状態。なめらかな泡のような気持ちも、シュワシュワ弾ける気持ちも、日常の中で生まれないのです。それゆえに自分の<影>は<薄くなって>人生自体も<味気のない>ものになってしまっているのです。そんなことに気づく夜<とりあえず>欲しいのは、濃い味の強い刺激。それは、恋でしょう。 消えない想いは 軽く火照らせて飛ばして 指先から始まる何かに期待して 泳いでく 溺れてく 今夜はこのまま 泡の中で眠れたらなぁ 誰かの腕の中で 甘い夢を見ながら 眠れたらなぁ 「今夜このまま」/あいみょん  こうして幕を閉じてゆく歌。やはり<私>は“恋”という名の<泡>を求めているようです。現実で抱える<消えない想いは>山ほどある。ただ<今夜はこのまま>とりあえずの<アレ>=“恋”に溺れてしまいたい。出会いたての優しさや刺激の中で眠ってしまいたい。その本音がラスト<誰かの腕の中で 甘い夢を見ながら 眠れたらなぁ>というフレーズに表れているのだと思います。    「いかないで」って走ってゆける自分にもなれない。「いかないで」って叫んでくれる人もいない。そんな味気のない毎日にうんざりしているあなたは、是非、あいみょん「今夜このまま」を聴いてみてください…! その一日に再び<苦いようで甘いような>気持ちが戻ってきますように…! ◆紹介曲「今夜このまま」 作詞:あいみょん 作曲:あいみょん ◆6thシングル「今夜このまま」 2018年11月14日発売 WPCL-12971 ¥1,080(税込) 1. 今夜このまま 2. 猫(2018.10.7 Live at 上野恩賜公園 野外ステージ) 3. 風のささやき(2018.10.7 Live at 上野恩賜公園 野外ステージ) 4. 今夜このまま(Instrumental)

    2018/10/26

  • reGretGirl
    これじゃ甘かった? どうすればよかったんだ
    これじゃ甘かった? どうすればよかったんだ

    reGretGirl

    これじゃ甘かった? どうすればよかったんだ

    一生恋していたいと思う君に 出会ったと思い込んでいたんだ 勘違い 見当違い イタい ツラい わかってない 情けない って思わないで 「(L)ONLY」/reGretGirl  2018年10月17日に“reGretGirl”が2nd mini album『take』をリリースしました。収録されているのは、とことん切ない全7曲の失恋ソング。今日のうたコラムでは今作から新曲「(L)ONLY」をご紹介いたします。まずタイトルには、お気づきのとおり【ONLY】と【LONLY】2つの言葉が掛けられているんです。  たった一人の【ONLY】な<一生恋していたいと思う君に 出会ったと思い込んでいた>主人公。でも残念ながら、それはやがて<勘違い 見当違い イタい ツラい わかってない 情けない>現実へ繋がり、今は【LONLY】状態に…。さらに歌が進むにつれ、いろんな面で<僕>が【ONLY】な“思い込み”をしていたことが明らかになってゆきます。 いつか一緒になれたらいいね 式はちゃんと挙げようね 僕らの家族友達もみんな呼んで盛大に祝おうね 子どもはやっぱ2人がいいかな 僕は3人欲しいと思ってる ふたりの愛の形を少しでも多く残しておきたいから ずっとそんなこと思ってた もしやちょっとイタかった? これでうまくやっていけると本気で思ってた 「(L)ONLY」/reGretGirl  みなさんが<君>の立場ならどう感じますか? この歌の<僕>のように、具体的に将来の希望を口にしてくれる男性はそう多くない気もするので、嬉しいと思う方もいるでしょう。しかし<僕>は「君はどう思う?」など、相手の意見はまったく訊いていないんですよね。しかも「僕はこう思うけどどう?」ではなく「(僕ら)~したいね」と伝えているんです。    これは、相手の方が逆の意見を持っていた場合、非常に苦しいのではないでしょうか。たとえ<いつか一緒になれたらいいね>という気持ちは同じだとしても、式は挙げなくていい派かもしれない。家族と仲が良くないかもしれない。友達は呼ばずに身内だけで祝いたいかもしれない。子どもは欲しいと思っていない、もしくは産めないかもしれない。    だけど<僕>が自分【ONLY】の未来予想図をあまりに本気で語るから、期待を裏切りたくなくて<君>は本音を言えないのです。好きなら尚更。それに相手の気持ちも見えていないのに<ふたりの愛の形を少しでも多く残しておきたい>と“目に見える”理想ばかりを口にするような<僕>に対して、やはり“不安”は膨らんでいったことでしょう。 僕が働いて君が家を守るみたいな古臭いのはやめよう 君も働いていいんだし僕も子どもの成長見守ってたい そんなことをずっと考えている時が楽しかったんだよ やっぱりだ君を置いてけぼりにしていた 「(L)ONLY」/reGretGirl  続く歌詞でも<僕>は相変わらず、自分の「~したい」だけをガンガン伝えていますね。一見、寛大にも思わせる言葉たちですが、見方を変えればただの押し付けです。言えないけれど<君>のほうは<僕が働いて君が家を守るみたいな古臭い>形が夢かもしれませんし、かといって<君も働いていいんだ>なんて許可を<僕>に出してもらう筋合いもありません。    そんな<僕>の自分【ONLY】未来予想図を聞き続けて、日に日に<君>は【LONLY】を強く感じるようになっていったのだと思います。そして結果、選んだのがお別れです。一方<そんなことをずっと考えている時が楽し>くて浮かれていた<僕>は、思いがけずフラれ、その原因を考え、やっと<君を置いてけぼりにしていた>ことに気がつきました。 愛は失踪 恋は暴走 いつだって愛想尽かされそう 安易な妄想 単純な思考 すでに壊れそうもうヤバそう これじゃ甘かった? どうすればよかったんだ イタい?ツラい?できっこない? ダサい?クサい?わかってない? わかってないも 全部言われても 一生恋していたいと思う君に 出会ったと思い込んでいたんだ 勘違い 見当違い イタい ツラい わかってない 情けない って思わないで 一生分の愛を貰えるんだと 勝手に期待をしていたんだ 思い違い 御門違い ダサい クサい わかってない 情けない って思わないで 「(L)ONLY」/reGretGirl  これじゃ甘かった? どうすればよかったんだ。今さらどんなに考えても、もう<君>は戻ってきません。無邪気で身勝手な自分の【ONLY】のせいで【LONLY】な今にたどり着いてしまったのです。最後の最後<君>は今までの気持ちが爆発し<勘違い 見当違い イタい ツラい わかってない 情けない><思い違い 御門違い ダサい クサい わかってない 情けない>と本音をぶつけたのでしょうか…。    一生分の愛を貰えるんだと期待しすぎた<僕>の立場で聴いても、一生分の愛を貰えるんだと期待されすぎた<君>の立場で聴いても、胸が苦しくなってくるのが、reGretGirlの「(L)ONLY」です。こんな恋に身に覚えがあるという方は、その行き場の無い想いを重ねながら、この歌を聴いてみてください…! ◆紹介曲「(L)ONLY」 作詞:平部雅洋 作曲:平部雅洋 ◆2nd mini album『take』 レーベル:No Big Deal Records <収録曲> 1. Shunari 2. replay 3. (L)ONLY 4. イズミフチュウ 5. よわむし 6. ピアス 7. 黒鳥山公園

    2018/10/25

  • ビッケブランカ
    運命に膝まで濡らさないように、はしっていこう。
    運命に膝まで濡らさないように、はしっていこう。

    ビッケブランカ

    運命に膝まで濡らさないように、はしっていこう。

     2018年10月17日に“ビッケブランカ”が新曲「まっしろ」を配信リリースしました。11月21日にリリースの2ndアルバム『wizard』収録曲でもあり、新垣結衣と松田龍平がダブル主演を務める水曜ドラマ『獣になれない私たち』挿入歌として書き下ろされた楽曲です。ドラマを動かしてゆくのは、人生うまくいってるようで、ままなっていない男女二人…。 誰にも見つからない 街の灯も灯らない 交差するクレーンを一人見上げた 今は叶わないことばかりのまま ただあるいていこう 「まっしろ」/ビッケブランカ  本能のまま“野生の獣”のように自由に生きられたら楽なのに、そうはできずにいる。そんな全ての“頭でっかちな大人”のための物語に寄り添うのが、この挿入歌「まっしろ」なんです。まず、歌詞には一人称も二人称も綴られておりません。だからこそ、誰しもより自分事として重ねられる。そして<一人>きりの孤独感が色濃く伝わってきます。  きっと<誰にも見つからない>のは、自分の本音や人知れず頑張ってきた姿。また<街の灯も灯らない>様子は、どんなに希望を求めても真っ暗な現実を表しているかのようです。その空しい夜の帰り道、一人で見上げた<交差するクレーン>は、どこか今の“自分自身”に重なったのではないでしょうか。    巨大なものや重いものを吊り上げて運ぶ機械。つまりそれが、責任や役割を背負いながら日々を<あるいて>いる自分です。何かを作っているのか、壊しているのか、それはわかりません。でも何かを成し遂げる途中である<クレーン>のように、とにかく自分も淡々と<今は叶わないことばかりのまま ただあるいていこう>と、明日のための小さな深呼吸をしているのでしょう。 別に言うことなんてない 言ってもいいことなんてない 人知れず黙り方を覚えた いつか変わらない日々を穿つような 鐘が鳴るはず 粉雪が降ってきた 可笑しさがこみあげてきた 最高な夜だね 泣けてくるから 運命に膝まで濡らさないように はしっていこう この世に一つの鐘の音よ 「まっしろ」/ビッケブランカ  続く歌詞では、生きにくい毎日がいっそうリアルに伝わってきます。誰にも何も<別に言うことなんてない>日々。何故なら<言ってもいいことなんてない>から。これは“言って許されることなんてない”という意味と“言っても何かが変わるわけじゃない”という意味、どちらの諦めも含まれていそうですね。ゆえに、本音にフタをして沈黙する耐え方を覚えたのです。  それでも、わたしたちは<変わらない日々を穿つような鐘>を期待せずにはいられません。ちなみに<鐘の音>とはドラマにも登場するキーワード。何かが変わる合図がしたらすぐ動き出せるように、思い込みの<運命に膝まで濡らさないように はしっていこう>。いろんな諦めのなか、まだ息づき続けているそんなたしかな希望も描かれているのが、この歌なのだと思います。 冷たさが吹いてきた 悲しみがこみあげてきた 降り積もったすべてよ 時間を超えてよ そして今まで全部なかったように 気づいたら 少し涙 もう一度帰れたとしたなら 全てに変えても守りたいものを 決して手放さないように はしっていこう 「まっしろ」/ビッケブランカ  世の中は冷たいし、頑張れば頑張るほどなんだか悲しいし、いっそ何もかも「まっしろ」にして<今まで全部なかったように>人生をやりなおしたい…。みなさんもそう感じるときがありませんか? だけど、ここからもう一度<全てに変えても守りたいもの>がある新しい自分になることはできるでしょう。まだ「まっしろ」な未来のなか、大切なものを<決して手放さないように>はしってゆくことはできるでしょう。    「まっしろ」は何もない絶望の「まっしろ」ではなく、何でも築いてゆける希望の「まっしろ」にもなるはず。この歌を聴きながら泣けてきてしまったという“獣になれない”あなたも、いつか鳴る<この世に一つの鐘の音>に期待しながら、まだまだ「まっしろ」な明日を進んでゆくことができますように。 ◆紹介曲「まっしろ」 2018年10月17日配信 作詞:ビッケブランカ 作曲:ビッケブランカ ◆メジャー2ndアルバム『wizard』 初回生産限定 AVCD-96009/B ¥3,800+税 CD only AVCD-96010 ¥3,000+税

    2018/10/24

  • Uru
    隠せない「始まり」を、次から次へ手の平に伝えていくよ。
    隠せない「始まり」を、次から次へ手の平に伝えていくよ。

    Uru

    隠せない「始まり」を、次から次へ手の平に伝えていくよ。

     2018年12月5日に“Uru”がニューシングル「プロローグ」をリリースします。すでに歌詞先行公開がスタートしているタイトル曲は、火曜ドラマ『中学聖日記』主題歌として書き下ろされました。舞台は、田舎の中学校。ヒロイン(有村架純)は、婚約者がいながらも、勤務先の学校で出会った10歳年下の中学生の教え子に惹かれてゆく女教師です。 目にかかる髪の毛と かきわけた指 壊れそうでどこか 寂し気な背中 頼りない太陽を 滲ませながら 微笑んだ その横顔 見つめていた いつの間にかその全て 視界に入ってくるの 心が波打つ痛みに どうして気づいてしまったの 「プロローグ」/Uru  そんな“禁断の恋”を描いた儚くも美しいヒューマンラブストーリーに寄り添うのが、この歌。冒頭から、いつの間にか<私>の視界に入ってくるようになっていた<その全て>が、丁寧に、繊細に伝わってきますね。本当の気持ちが映る瞳を、隠すかのように<目にかかる髪の毛>も。そっと後ろを向けば<壊れそうでどこか 寂し気な背中>も。  また<微笑んだ その横顔>に滲むのは<頼りない太陽>ですが、熱は十分<私>に<心が波打つ痛み>を与えます。何故なら、その太陽はまるで、静かに燃え上がる<あなた>の真っ赤な恋心そのものだから。そして、その光景を見つめながら、きっと<私>もまた自分の中に同じ“熱く真っ赤な恋心”があることに<気づいてしまった>のです。 あなたを探してる 隠した瞳の奥で 誰にも見えぬように 行き場もなくて彷徨いながら あなたと見る世界は いつでも綺麗だった 空には一つだけ 淡く光る 小さな星が 残ってる 「プロローグ」/Uru  サビでは“熱く真っ赤な恋心”が求めるままに<あなたを探してる>という想いが溢れ出します。ただし<あなた>が<目にかかる髪の毛>の奥に本当の気持ちを秘めているように、自分も<隠した瞳の奥で 誰にも見えぬように>ひっそりと恋い慕うのです。これは周りの人々から「幸せ」とは言われがたい恋。味方のいない二人。行き場もない二人。    だけど<あなたと見る世界は いつでも綺麗>で、他の何にも変えがたいもの。その幸せな記憶の実感だけが、いろんなものを失い、先の見えない真っ暗闇のなかでも<淡く光る 小さな星>として残って、二人の心を照らすのではないでしょうか。むしろ、暗闇が濃くなればなるほど、たった一つのかすかな希望は輝きを増して見えるような気がします。 破れそうに膨らんで 真赤に熟れた果実は 誰かの摘む手を待っている ねえ、それは 私だった あなたが溢れて行く 抑えた胸の数だけ 隠せない「始まり」を 次から次へ手の平に伝えていくよ 風は冷たいのに 染まった心は赤いままで あなたに触れたいと思ってしまった どうして二人出会ったの 「プロローグ」/Uru  さらに、最初は<頼りない太陽>が表していた“熱く真っ赤な恋心”ですが、歌が進むにつれ<破れそうに膨らんで 真赤に熟れた果実>や<染まった心は赤いまま>といったフレーズで、いっそう“赤”が熱く鮮やかに描かれていくのです。好きな人の<摘む手>を待っていた数だけ、本当の気持ちを<抑えた胸の数だけ>、想いを<次から次へ手の平に伝えていく>数だけ、<あなたに触れたいと思ってしまった>数だけ、お互いにどんどん“熱く真っ赤な恋心”を育てていったのでしょう。 痛くて苦しくて それなら見えないように どこかへ飛んでいけ そう思うのに あなたを探してる 何度も名前を呼んで 空には一つだけ 淡く光る 小さな星を 浮かべて 「プロローグ」/Uru  このように幕を閉じてゆく歌。もう、最後のサビでは<誰にも見えぬように>と周りの目を気にすることもせず、一心に<あなた>を求めて<何度も名前を呼んで>いるのがわかりますね。希望という名の<小さな星>もただ<残ってる>のではなく、空に<浮かべて>探しております。たとえ<痛くて苦しくて>も、それでも…と覚悟を決めた。それがUru「プロローグ」のラストシーンなのではないでしょうか。    そんなラストシーンは、まだこの恋の「プロローグ」=序章です。ここからどんな未来が待ち受けているのか。どんな明日を作ってゆくのか。どうか<小さな星>を失わずに二人が歩んでゆけますように、と願わずにはいられません。今、切ない恋をしているというあなたも是非、心を重ねながら歌声を聴いてみてください…! ◆紹介曲「プロローグ」 作詞:Uru 作曲:Uru ◆7th Single「プロローグ」 2018年10月30日配信リリース 2018年12月5日CD発売 初回生産限定盤 AICL-3611~2 ¥1,800(tax in) 通常盤 AICL-3613 ¥1,200(tax in)

    2018/10/23

  • SEKAI NO OWARI
    君に似合うのはきっと赤でも青でも黄色でもない。
    君に似合うのはきっと赤でも青でも黄色でもない。

    SEKAI NO OWARI

    君に似合うのはきっと赤でも青でも黄色でもない。

     2018年10月11日に“SEKAI NO OWARI”が新曲「イルミネーション」を配信リリースしました。この曲は米倉涼子の主演ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』主題歌です。弁護士資格剥奪に、ドス黒い噂。勝つためには敵も味方も裏切る。自由で勝手なのに、必ず人を救う。そんな【かつてないグレーなヒロイン】がドラマの物語を動かしてゆきます。 君に似合うのはきっと 赤でも青でも黄色でもない どんな炎に焼かれても ただ一つ残る色だ 幸せになるにはきっと 何か払わなきゃいけないの、と 泣いているような空を見る 君の強さを知っているよ 汚れたような色だねって そんなに拗ねるなよ 人知れずシャツの袖で 涙を拭った君に 「イルミネーション」/SEKAI NO OWARI  さて、そのドラマを彩る主題歌もまた【グレー】が大切なキーワードになっているんです。柔らかなオルゴールの音で幕を開ける歌。もうイントロから<君>に優しく寄り添おうとしている<僕>の想いがわかります。そして最初に伝えるのが<君に似合う>色のこと。それは<どんな炎に焼かれても ただ一つ残る色>=【灰色(グレー)】です。  そう聞いて<君>は<汚れたような色だね>と拗ねるのですが、もちろん<僕>はネガティブな意味で口にしたわけではありません。悪意や逆境<どんな炎に焼かれても>自分の色を失わずに生き抜いてきた。<幸せになるにはきっと 何か払わなきゃいけないの、と>白と黒の狭間を、涙を堪えながら進んできた。それが<君>なのでしょう。  さらに【グレー】とは、都会のビルやコンクリート、冬空、鉛などをイメージさせる色。そう考えて深読みをすると、高いビルが立ち並ぶ都会で、冬の<泣いているような空を>見上げて、時に鉛のように心が重くなっても<人知れずシャツの袖で涙を>拭い、固いコンクリートの上を歩いてきた<君>の強さが表れているようにも感じられますね。 優しさに色があるなら 赤でも青でも黄色でもない 全部を混ぜあわせて ただ一つ出来る色だ 「イルミネーション」/SEKAI NO OWARI 強いようで弱い でも弱いようで強い君へ贈る色 グレー 「イルミネーション」/SEKAI NO OWARI  また、続く歌詞で<僕>は<君>を表す【グレー】を、全ての色を<混ぜあわせて ただ一つ出来る>優しさの色だと伝えます。つまり<君>は、他の色を持っていないわけではなく逆に、熱いエネルギーを持つ<赤>も、冷静で知性的な<青>も、心を弾ませるような明るいイメージの<黄>も、もともと心に含んでいるのではないでしょうか。  でもきっと<君>は自分が持っている本当の色など気づいていないはず。この<グレー>が様々な色からなる<ただ一つ>の優しい色だとは知らないのです。ただただ、白か黒か、光か闇か、善か悪か、勝ちか負けか、ひとりそのなかで戦って、強くなったり弱くなったり<グレー>の色味を変えながら生きているのだと思います。 純白の街へ連れてくよ 緑や赤の綺麗な光 濡れた袖が暖まるまで 雪道を彩る 二人だけの足跡 続いていく足跡 「イルミネーション」/SEKAI NO OWARI  そんな<君>の手を引いて、その<グレー>がどれだけ美しい色たちからできているのかを教えるのが、SEKAI NO OWARI「イルミネーション」なのでしょう。純白の街も。緑や赤の綺麗な光も。雪道を彩る二人だけの足跡も。何もかもが<君>を作るものだと。涙で<濡れた袖>も<僕>の想いの温もりでちゃんと乾いてゆく気がしますね。    人知れず泣いているあなた。是非この歌を聴いてみてください。そしてこの歌を届けたい人がいるあなた。どうかその気持ちも伝わりますように…! ◆紹介曲「イルミネーション」 2018年10月11日配信 作詞:Saori・Fukase 作曲:Saori・Nakajin

    2018/10/22

  • back number
    デコボコしてても、並んで歩けば、この道がいいと思った。
    デコボコしてても、並んで歩けば、この道がいいと思った。

    back number

    デコボコしてても、並んで歩けば、この道がいいと思った。

     2018年11月21日に“back number”がニューシングル「オールドファッション」をリリースします。タイトル曲は、金曜ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』主題歌として書き下ろされました。若年性アルツハイマーにおかされる女医(戸田恵梨香)と、彼女を明るく健気に支え続ける元小説家の男性(ムロツヨシ)の10年にわたる愛の奇跡を描く物語…。 よく晴れた空に 雪が降るような ああ そう 多分そんな感じだ 変な例えだね 僕もそう思うよ だけど君はそんな感じだ 一体どこから話せば 君という素敵な生き物の素敵さが いま2回出た素敵はわざとだからね どうでもいいか 「オールドファッション」/back number  そんなドラマを彩るのが、この主題歌です。まるで<君>自身に<君>はどんなひとなのかを懸命に伝えようとしているかのような幕開け。もちろんヒロインが記憶を失いゆく病であることは関係しているのかもしれません。でもわたしたちも、自分が自分でよくわからなくなったり、いつの間にか相手の心を見失っていたりすること、ありますよね。  そうしたとき<僕>は、改まって<君>に“君は<よく晴れた空に 雪が降るよう>だ”と伝えるのです。きっと<君>は、快活で気持ちが良い心の持ち主であり、一方で雪が降るときの不思議な高揚感や静けさ、氷の結晶のような凛とした美しさも感じさせるひとなのでしょう。それはもう<素敵>というワードを<わざと>2回も出したくなるほどに。 単純な事なんだきっと 比べるまでもないよ 僕に足りないものを全部 君が持ち合わせていたんだ 悲しくなるくらい ああ それを今数えてた所だよ 不安とか迷いでできている 僕の胸の細胞を 出来るなら君と取り替えて欲しかった 花は風を待って 月が夜を照らすのと同じように 僕に君なんだ 「オールドファッション」/back number  さらにサビでは<僕に足りないものを全部>持ち合わせていたのが<君>だと、熱量を上げて届けます。もしも<不安とか迷いでできている 僕の胸の細胞>と取り替えたとしても、そんなもの<君>ならあっという間にどうにかできちゃうだろうと。また、ここで<胸の細胞>と表現しているところが、なんだか“<僕>らしい”気がしませんか?    つまり<僕>は“脳”でも他の何でもなく、相手の<胸の細胞>と向き合っているのです。それが<僕>というひとなのです。人間は他者の話をするとき、自然と自分自身もこぼれるもの。たとえば<君>を表す言葉をごちゃごちゃと<ああ そう 多分そんな感じだ>と腑に落ちるまで考えてみたり。あえて<君という素敵な生き物の素敵さ>なんて伝え方で照れ隠しのようなユーモアを交えてみたり。  でも、いつだって<僕に君なんだ>という想いは真剣だったり。フレーズの節々から<僕>が<持ち合わせて>いる、言葉に対するこだわりや、相手を思わず笑顔にさせてしまう伝え方や、相手の<胸の細胞>と丁寧に向き合う力や、深い愛情がこぼれ伝わってきますよね。この歌には<君>の魅力と同時に<僕>という<素敵な生き物の素敵さ>も詰まっているのではないでしょうか。 デコボコしてても 並んで歩けば この道がいいと思った お祝いしようって君が なんにも無い日に言い出すのは決まって 僕がバレないように落ち込んだ時だ 不甲斐ないね 「オールドファッション」/back number  そんな素敵な二人だから<デコボコしてても 並んで歩けば>この道“で”いいのではなくて<この道がいい>と言い切ることができるのだと思います。そんな素敵な二人だから、なんにも無い日に<お祝いしようって>言い出す片方の優しさと、その優しさの真意に気づくもう片方の優しさで、支え合いながら進んでゆけるのだと思います。 僕と見た街は夜空は どう映っていたんだろう 君は後悔していないかな ねぇちょっと そんなのどうだっていいの ドーナツ買って来てよって 君なら ああ そう言うだろうな 単純な事なんだきっと 誰がなんと言おうと どれだけの時間が命が巡ったとしても 風は花を探して 夜と月が呼び合うのと同じように 君には僕なんだ 「オールドファッション」/back number    そして終盤に登場するのが、タイトル「オールドファッション」に繋がる<ドーナツ>です。これは<不安とか迷いでできている 僕の胸の細胞>から生じるいろんなモヤモヤを一瞬で笑い飛ばしてくれる<君>の存在そのものと言えるでしょう。さらに「オールドファッション」とは、余計な装飾のないシンプルなザ・ドーナツですよね。そのシンプルさは<単純な事なんだ>と歌われる“答え”に重なります。    記憶がどうだとか関係ない。誰かの正論も時間も関係ない。ただ単純に、当たり前のように、僕に君なんだ。君には僕なんだ。そんな、シンプルだからこそ難しくて、難しいからこそ美味しい愛の在り方が描かれているのが、back number「オールドファッション」なのです。素敵なこの歌の素敵さが、あなたやあなたの大切なひとに届きますように…! ◆紹介曲「オールドファッション」 作詞:清水依与吏 作曲:清水依与吏 ◆19th single「オールドファッション」 2018年11月21日発売 初回限定盤 UMCK-9977 ¥1,800(tax out) 通常盤 UMCK-5664 ¥1,000(tax out) <収録曲> 1.オールドファッション  2.サマーワンダーランド 3.Jaguar 4.オールドファッション(instrumental) 5.サマーワンダーランド(instrumental) 6.Jaguar(instrumental)

    2018/10/19

  • 槇原敬之
    ほんの少し勇気が欲しいとき、思い出せる特別な場面がある。
    ほんの少し勇気が欲しいとき、思い出せる特別な場面がある。

    槇原敬之

    ほんの少し勇気が欲しいとき、思い出せる特別な場面がある。

     2018年10月10日に“槇原敬之”が2年2ヶ月ぶりとなるニューシングル「記憶」をリリースしました。タイトル曲は、NIVEAブランドのCMソングとして書き下ろされた楽曲です。シングルにはオリジナルバージョン、ストリングスバージョン、英語バージョンの3バージョンがすべて収録。今日のうたコラムではその新曲をご紹介いたします。 光のフレアが眩しくて よく見えない誰かの顔 覚えてるハンドクリームの 柔らかで清潔な香り かさかさのほほで笑った 本当かもわからないけど 愛されているとあのとき 確かに感じられたんだ ほんの少し勇気が欲しいとき 思い出せる特別な場面がある 「記憶」/槇原敬之  冒頭の<光のフレア>とは、太陽光などにレンズを向けたとき、強い光で写真全体が白っぽくなる現象のこと。まずこの歌では、その【レンズ】が【自分の瞳】を表しているのではないでしょうか。さらに【強い光】は【眩しすぎる幸せな時間】を。ボヤけた写真は<よく見えない誰かの顔>が映っている「記憶」を表しているのでしょう。  そんな「記憶」には、視覚よりたしかな感覚が保存されています。そこで登場するのが、ニベアの<ハンドクリーム>です。幼い自分に<誰か>が塗ってくれた<ハンドクリーム>の<柔らかで清潔な香り>は、嗅覚が<愛されている>ことの実感として忘れません。今でも<ほんの少し勇気が欲しいとき>再生できるとっておきの「記憶」なのです。 それはほほを包む優しい指 繋いだ手のぬくもり 何かの拍子に思い出す 言葉を超えた想いの記憶 もしも思い出せないなら 僕が優しく伝えよう 何かの拍子に思い出す 言葉を超えた想いの記憶 「記憶」/槇原敬之  サビでは、その<ハンドクリーム>の香りから“触覚”の「記憶」も思い出されてゆきます。かつて<かさかさのほほ>を包んでくれた<優しい指>が自分を笑顔にしてくれていたこと。いつだって<繋いだ手のぬくもり>から愛を感じていたこと。どれも<何かの拍子>に“心身”が教えてくれる<言葉を超えた想いの記憶>です。    きっとわたしたちは、歳を重ねてゆくにつれ、肌と同じように心も乾燥しやすくなってゆくことでしょう。社会のなかで、冷たい風に傷つく場面も増えるかもしれません。でも、どんなときも、まるで<ハンドクリーム>のように心を潤し、時にはバリアの役割も果してくれるのが、自分のもつ「記憶」なのだと思います。    なかには『そんな記憶は自分にはない』『もう忘れてしまった』と思う方もいらっしゃるかもしれません。だけど、それでも<もしも思い出せないなら 僕が優しく伝えよう>と、自らの音楽が<ハンドクリーム>のような存在になれたらと、そんな想いで作られたのが、槇原敬之の「記憶」という歌なのではないでしょうか。 大丈夫だよと 微笑んであげたいとき 思い出せる特別な場面がある それはほほを包む優しい指 繋いだ手のぬくもり 何かの拍子に思い出す 言葉を超えた想いの記憶 もしも思い出せないなら 僕が優しく伝えよう 何かの拍子に思い出す 言葉を超えた想いの記憶 「記憶」/槇原敬之  また、いつか<大丈夫だよと 微笑んであげたい>存在が出来たときには<僕>の立場としてこの歌を聴くことができるでしょう。これまで自分が<言葉を超えた想いの記憶>に支えられながら生きてきたように、今度は支えたい誰かの心に優しい「記憶」を記してゆくのです。その人が苦しんでいるときには想い出を<優しく伝え>てあげるのです。    優しさとぬくもりに満ちた、槇原敬之の「記憶」をぜひ、あなたの<特別な場面>を思い出しながら聴いてみてください。そして、この歌を捧げたい大切な人にもぜひ、届けてあげてください…! ◆紹介曲「記憶」 作詞:Noriyuki Makihara 作曲:Noriyuki Makihara ◆ニューシングル「記憶」 2018年10月10日発売 BUP-50007 ¥1,200(税別) <収録曲> 1.記憶 2.記憶 Strings Version 3.Memories 4.記憶(Backing Track) 5.記憶 Strings Version(Backing Track) 6.Memories(Backing Track)

    2018/10/17

  • サカグチアミ
    やさしい人にしかやさしくできない、なんてうそつき。
    やさしい人にしかやさしくできない、なんてうそつき。

    サカグチアミ

    やさしい人にしかやさしくできない、なんてうそつき。

     2018年10月10日に“坂口有望”が新曲「3 3 4 1」を配信リリースしました。NHK『みんなのうた』へ書き下ろされ、10月~11月放送中です。子どもから大人まで楽しんでもらえるような、明るく楽しく、でもちょっぴり青春時代特有の儚さを味わえる楽曲にチャレンジしたというこの歌。タイトルには、どんな意味が込められていると思いますか? 付箋に書いてくれたメッセージ読んだよ 君の丸文字で前を向けたよ ありがとうとかそんなんじゃないけど 会いたくなかった さよならが言えなくなるから 手帳に書かれていた落書きみつけたよ 少しだけあの日に帰れたよ 100%とか絶対じゃないけど さみしくなかった 思い出はパソコンにうつした 離れ離れの日々だけど毎日大事にしたいね 「3 3 4 1」/坂口有望  まず、歌詞からパッと思い浮かぶのは“卒業”でしょうか。幼稚園、小学校、中学校、高校、大学…。でも人が<離れ離れ>になるのは、学校を卒業するときだけではありませんよね。会社を辞めたり、転勤になったり、親から自立したり、子離れしたり。そう考えるとこの歌は、どんな世代にも当てはまる、まさに『みんなのうた』であると言えます。    そして、そんな<さよなら>を目前にしても素直になれないのが、この歌の<わたし>です。<ありがとうとかそんなんじゃない>と言いながら、本当は<さよならが言えなくなる>くらいに感謝でいっぱいで。<さみしくなかった>と言いながら、きっと<手帳に書かれていた落書き>も携帯で撮って<思い出はパソコンにうつした>ことでしょう。  だけど、たとえこれから<離れ離れの日々>でどんなことがあっても<付箋に書いてくれたメッセージ>に励まされた気持ちや<手帳に書かれていた落書き>で思い出せる景色が“人生の自信”になって毎日を支えてくれるはず。また、いつかは“今”が、愛しい過去に変わると知っているからこそ<毎日大事にしたい>と意識しながら、進んでゆけるのです。 やさしい人にしかやさしくできない なんてうそつき だってわたしは違うから 素直になれないって素直に言えない なんでわたし涙が出たんだろうか 「3 3 4 1」/坂口有望 自分のことにしか心を削げない なんてうそつき だって今更になったけど 頑張る人にこそ頑張れって言えない そんな癖が君のやさしさとわかったから 「3 3 4 1」/坂口有望  こちらはサビ部分。どのフレーズでも<君>の<やさしさ>を懸命に伝えております。やさしくない人にだってやさしい。自分のことだけじゃなく他者をすごく思いやって生きている。それが<君>なんだと。しかし、それほどに<君>と丁寧に向き合い、いろんな<やさしさ>に気づくことができる心を持っている<わたし>だって、十分に<やさしい人>なのではないでしょうか。    やさしい人だから<頑張る人にこそ頑張れって言えない>ような繊細な<やさしさ>もわかるのです。<わたし>は不器用で、素直じゃなくて、口下手。ただし<涙>だけは正直に心の様子を教えます。<なんでわたし涙が出たんだろうか>。その答えはもちろん「3 3 4 1」=【さ み し い】からです。そして、それを口にしないのは、ただの強がりではなくて、やさしい<君>を困らせないためであるような気がしませんか…? やさしい人にしかやさしくできないなんて うそばっか だってわたしは違うから お別れのあとの届かない「ありがとう」 なんでわたし涙が出たんだろうか 「3 3 4 1」/坂口有望  自分は<やさしい人>なんかじゃない。そう歌う<わたし>ですが、実は歌の最初から最後まで<やさしさ>が詰まっているのが、坂口有望の「3 3 4 1」なのだと思います。素直じゃないタイトル。素直じゃない歌詞。それでもあたたかな想いが真っ直ぐに伝わってくるこの歌を是非、大切な人を思い浮かべながら聴いてみてください…! ◆紹介曲「3 3 4 1」 2018年10月10日配信リリース 作詞:坂口有望 作曲:坂口有望

    2018/10/16

  • 吉田広大
    君は僕よりも良い人が見つかるから。
    君は僕よりも良い人が見つかるから。

    吉田広大

    君は僕よりも良い人が見つかるから。

     2018年10月3日に“吉田広大”が新曲「さよなら、愛しき人」を配信リリースしました。恋人とお別れしなければならない場合、大抵は片方の心が離れたか、両者とも冷めてしまったかのどちらかだと思います。しかし稀に、二人ともまだ想いがあるのに「さよなら」になってしまうこともあるんですよね。それは何故なのでしょうか…。 冬の香りが君の面影運んでく 小さなベンチ腰掛けた2人 少し離れた君と僕の距離を 縮める様に降り出した粉雪 「寒いね」と差し出す君の 手を握らず立ち上がれば すすり泣く君の声が溶けてゆく 「さよなら、愛しき人」/吉田広大  おそらくこの歌の<君と僕>も、お互いに好き同士なのに、今まさに別れのときを目の前にしております。今日で「さよなら」だとわかっているから、小さなベンチに並んで腰をかけても<少し離れた>距離。それを<縮める様に降り出した粉雪>は「本当にそれでいいの?」と神様が空からこぼした最後のチャンスだったのかもしれません。    そして<君>の方は、そのやり直すチャンスを掴めないだろうかと、思い切って冷えた手を「寒いね」と差し出したのではないでしょうか。だけど、残念ながら二人の想いは通じ合いませんでした。というより<君>の想いをわかっていながらも<僕>は<手を握らず>立ち上がって、自らここで決定的な終止符を打ったのです。 「さよなら」愛しき人 君は僕よりも良い人が見つかるから 「もう泣かないで」って 泣きながら 手を振った 「さよなら、愛しき人」/吉田広大  こちらはサビ部分。このフレーズは、曲中で何度も繰り返されていることから、泣いている<君>にも<僕>自身にも、無理してなんとか言い聞かせているような印象を受けます。また、きっと<僕>が<君>に伝えたのは「さよなら」と「もう泣かないで」という言葉だけ。でも、心の内に秘めている想いはそれだけではありませんね。  まず<愛しき人>というワード。まだ<君>への愛が現在進行形であることがわかります。さらに<君は僕よりも良い人が見つかるから>というフレーズからは、好きなのに<僕>が別れを選んだ理由が明らかになっているんです。つまり<僕>は<君>のこれからを考えたとき、自分では相手を幸せにする役割を果せないと感じたのでしょう。    この人は<僕よりも良い人>と出会い、付き合い、結婚したほうが幸せになれる。だから自分はもうここで恋人の役目を終えよう。そうやって<君>の未来予想図を描いた結果「さよなら」と「もう泣かないで」を告げて<手を振った>のだと思います。それでも<泣きながら>になってしまったところから、隠し切れない“好き”が伝わってきます。 輝く街嘘つきなため息 白く濁って空に溶けて落ちてく 涙色に染まってゆく 君と過ごしたこの街が 雪色に染まるのを 待っている 「さよなら、愛しき人」/吉田広大  続く歌詞に綴られている<嘘つきなため息>には、お互いの“好き”を見ないふりして「さよなら」を選んだことに対する後悔、涙、痛み、苦しみが含まれていることでしょう。ゆえに<君と過ごしたこの街が 雪色に染まるのを 待って>自分の感情も思い出もすべて真っ白に覆い隠してほしいと願っているのです。ただ、そう簡単に愛は消えてくれません。 公園のベンチ小さな遊園地 ショーウィンドウの向こうに見える宝石 悴んで震える手 握り返してる君の小さな手 ダイアモンドリングはめた姿浮かべ Oh bended knee 泣き崩れたって 人混み 街並み 季節さえ 僕を置き去りに 愛してる 愛してる 愛してる もう一度君に 「さよなら、愛しき人」/吉田広大  覚悟を決めて別れたはずなのに<ショーウィンドウの向こうに見える宝石>が目に入って、想像してしまったのは別の未来です。握り合っている手と手。結婚を誓い<ダイアモンドリングはめた>君の姿。何故、その未来に<僕>はいないのだろうか…。そう思うと悲しくて悲しくて仕方がないのでしょう。もう一度<愛してる>と伝えられたらと思わずにはいられないのでしょう。 「さよなら」愛しき人 君は僕よりも良い人が見つかるから 「もう泣かないで」って 泣きながら 手を振る 「さよなら」愛しき人 僕は君よりも良い人を見つけるから 「もう泣かないで」って 笑いながら 手を振った 冬の香りが君の面影運んでく 小さなベンチ腰掛けた1人 「さよなら、愛しき人」/吉田広大    でも、それでも、こうして幕を閉じてゆく歌。最後の最後は<泣きながら>ではなく<笑いながら>手を振っております。それに<僕は君よりも良い人を見つけるから>とまで。これは、吹っ切る決意ができたということなのか。それとも、とことん<君>に対しては<嘘>を突き通したということなのか。    ラストの<小さなベンチ腰掛けた1人>というシーンで<僕>はどんな感情を抱いていると思いますか…? 愛に満ちているからこそ切ない。それが吉田広大の新曲「さよなら、愛しき人」です。是非、歌詞の世界にじっくりと浸りながら聴いてみてください。 ◆紹介曲「さよなら、愛しき人」 2018年10月3日配信リリース 作詞:吉田広大 作曲:吉田広大

    2018/10/15

  • Mr.Children
    そう君じゃなきゃ、君じゃなきゃ。
    そう君じゃなきゃ、君じゃなきゃ。

    Mr.Children

    そう君じゃなきゃ、君じゃなきゃ。

     2018年10月3日に“Mr.Children”が3年4ヶ月ぶり通算19枚目となるニューアルバム『重力と呼吸』をリリースしました。さらに同日、全ミスチル楽曲の歌詞を収録した詩集『Your Song』も発売。今日のうたコラムでは、アルバムの入口であり、曲名が詩集のタイトルにもなっている新曲「Your Song」をご紹介いたします。 花吹雪が舞うような きらめく夏の陽射しのような 時は過ぎ 華やいでた想い出も 少しだけ落ち着きを取り戻した 「Your Song」/Mr.Children  ドラム・鈴木英哉さんによるカウントの叫びで幕を開ける曲。さらにイントロでは桜井和寿さんのシャウトが響き渡り、すでにバンドのエネルギーがみなぎっております。その熱量を少し抑え気味にして始まるAメロは、月日を重ね<少しだけ落ち着きを取り戻した>彼らを表しているかのようでもあるのですが、あくまで<少しだけ>です。むしろ伝わってくるのは、まだまだ落ち着くことはなさそうな予感でしょう。  ただし、エネルギーの出し方が若かりし頃と異なるのです。人生はよく春夏秋冬になぞらえて語られます。この歌では<花吹雪が舞うような きらめく夏の陽射しのような 時は過ぎ>と歌っていますよね。つまり、出会いと別れがめまぐるしくて、まだスタート地点に立ったばかりで、何でもできる気がした青春の【春】や、ただ熱くガムシャラで向こう見ずに輝いていた、人生最大の活動期である【夏】はもう過ぎたということ。  ということは現在は【秋】。ちなみに、人生をざっくりと四季に当てはめてみると、10代~20代が【春】、30代~40代が【夏】、50代~60代が【秋】、70代~80代が【冬】となるそうです。現在、ミスチルのメンバー4人は48歳~49歳。彼らもまさに【夏】を終え<少しだけ落ち着きを取り戻し>ながら【秋】へ突入しようとしているタイミングなのではないでしょうか。では、人生における【秋】とはどんな時期なのでしょうか。 君と僕が重ねてきた 歩んできた たくさんの日々は 今となれば この命よりも 失い難い宝物 ふとした瞬間に同じこと考えてたりして また時には同じ歌を口ずさんでたりして そんな偶然が今日の僕には何よりも大きな意味を持ってる そう君じゃなきゃ 君じゃなきゃ 「Your Song」/Mr.Children  【秋】は、今までの結果や成果がわかる“収穫”の季節とされています。それは同時に“振り返り”の時期でもあるはず。だからこそ、この歌の主人公は<君と僕が重ねてきた 歩んできた たくさんの日々>を今、胸に抱いて<この命よりも 失い難い宝物>だと実感しているのです。日常のなかで生まれる<偶然>という名の<特別>な日々のエピソードをいくつも振り返っているのです。そしてたどり着くのが<そう君じゃなきゃ 君じゃなきゃ>という答え。 苦手意識を持ってた 食べ物もスポーツも堅苦しい場所も 君が薦めるんなら無理なんかせず受け入れることが出来たんだ 時に僕が窮屈そうに囚われている考えごとに なんてことのない一言で この心を自由にしてしまう 飛び込んでくる嫌なニュースに心痛めて また時にはちっちゃな事で笑い転げて 一緒に生きていく日々のエピソードが特別に大きな意味を持ってる そう君じゃなきゃ 君じゃなきゃ 「Your Song」/Mr.Children  たとえば、衣食住。五感。喜怒哀楽。春夏秋冬。自分にとってのそれらにはいつだって<君>がいてくれた。だから、ここから始まる人生の【秋】だって、人生の幕を閉じてゆく【冬】だって、最期まで一緒に生きていくのは<そう君じゃなきゃ 君じゃなきゃ>…。そんな幸せの実感と、感謝と、未来への祈りが込められているのが、Mr.Children「Your Song」なのだと思います。  また【春】や【夏】に<重ねてきた 歩んできた たくさんの日々>の幸せの実感と、感謝と、未来への祈りが“新たなエネルギー”になって放出されてゆくのが【秋】です。少しだけ落ち着きを取り戻しながらも、さらに進化し、これまで以上に重ねてゆく、歩んでゆく、Mr.Childrenの音楽を<そう君じゃなきゃ 君じゃなきゃ>という気持ちで楽しみ続けたいですね…! ◆紹介曲「Your Song」 作詞:KAZUTOSHI SAKURAI 作曲:KAZUTOSHI SAKURAI ◆ニューアルバム『重力と呼吸』 2018年10月3日発売 TFCC-86659 ¥3,146(税込) <収録曲> 01. Your Song 02. 海にて、心は裸になりたがる 03. SINGLES 04. here comes my love 05. 箱庭 06. addiction 07. day by day(愛犬クルの物語) 08. 秋がくれた切符 09. himawari 10. 皮膚呼吸

    2018/10/12

  • はなわ
    かっこ悪い親父は、最高にかっこいい親父だったんだな。
    かっこ悪い親父は、最高にかっこいい親父だったんだな。

    はなわ

    かっこ悪い親父は、最高にかっこいい親父だったんだな。

     2018年10月3日に“はなわ”が、約13年ぶりのオリジナルアルバム『カラアゲ』をリリースしました。今日のうたコラムではその収録曲から、新曲をご紹介いたします。昨年リリースされた涙腺崩壊ソング「お義父さん」は、はなわが奥さんのお父さんに対する想いを綴った実話ソング。さらに今回は、自分のお父さんへの想いが込められた実話ソングが誕生したのです。拝啓、親父。歌は手紙のような一言で幕を開けます。 拝啓 親父 ついに俺も念願の家を買う事になりました 偶然だけど あなたとおんなじ年齢で あなたの家によく似た気持ちのいい 日差しが射し込む春障子 狭い庭だけど 色んな花を植えたいです 「拝啓、かっこ悪い親父」/はなわ    偶然にもお父さんと同じ年齢で<念願の家を買う事に>なった彼。しかもそれは、お父さんが買った家によく似ていて、明るい春の日差しをいっぱいに受けた<春障子>が<気持ちのいい>素敵な家です。そこに夢見るのは<色んな花>が咲いてゆく未来。色んな想い出や感情や希望がこの家で生まれてゆく未来でしょう。  そんな未来に想いを馳せていると次第に、お父さんが買ったあの家に、自分が育ってきたあの家に、刻まれている様々な光景が思い出されてきたようです。お父さんと同じ年齢で、同じ“父親”という立場で、よく似た景色を見つめている<俺>は今、昔とは違った気持ちで<親父>の生き方を見つめなおしてゆくのです。 あの頃毎朝同じ時間 電車の中潰され仕事行っては 疲れて帰ってくる あなたの顔を見てずっと 何が楽しくて生きてるんだろう こんな大人になんて ゼッテーなりたくねー なってたまるかと 頑なに否定し続けた 「拝啓、かっこ悪い親父」/はなわ 勉強もしないで遊び回る俺を 叱りつける事も出来ずに おふくろから「父親なんだからちゃんと言ってよ!」 逆に叱られるあなたの背中を 横目で見ながら 俺はまた靴のかかと踏んづけ 夜の街へとくり出していた 「拝啓、かっこ悪い親父」/はなわ  描かれているのは、たくさんの<かっこ悪い親父>エピソード。かつての<俺>にとって<親父>は、毎日毎日同じことを繰り返して、ただ疲れて帰ってくるだけの、つまらない大人でした。叱るどころか叱られている情けない父親でした。歌の中では、何度も<かっこ悪い親父 かっこ悪い親父 かっこ悪いる~い親父>というフレーズが繰り返されます。 そして今 俺にも子供が出来て 何とか家を手に入れました こないだおふくろが 鏡に映る俺を見て 「父さんにそっくりね」と嬉しそうに呟いた 今気付きました あの頃の親父の顔は ただ疲れただけの顔じゃなくて 「家族を幸せにするんだ」 決意の顔だったんですね 「拝啓、かっこ悪い親父」/はなわ    しかし<こないだおふくろが 鏡に映る俺を見て 「父さんにそっくりね」と嬉しそうに呟いた>とき、ハッと気付いたのは、身体も心も子どもだった自分が抱いていた誤解です。あの頃の<親父>みたいに、疲れて見えているであろう今の<俺>の顔。だけど、その心にあるのは「家族を幸せにするんだ」という決意なんですよね。    たとえ<何が楽しくて生きてるんだろう>と思われても、口には出さなくても、不器用でも、心は家族がいる幸せで満ちている。守るものがあるからいつでも、何があっても、強く在ることができる。お父さんと同じように<俺にも子供が出来て 何とか家を手に入れ>た今、やっとひとりの“人間”としてそんな<親父>の気持ちを理解・共感できたのではないでしょうか。 そんな俺も今 息子の目にどう写っているかはわかりません もしかしたら かっこ悪く見えてるかもしれません そうだとしても あなたのように飾らずに ありのままのこの背中 ずっと見せ続けてゆこうと思います いつか息子が父親になった時 かっこ悪い親父は 最高にかっこいい親父だったんだなと 思ってもらえるように かっこ悪い親父 かっこ悪い親父 かっこ悪いる~い親父 かっこ悪い親父 かっこ悪い親父 かっこ悪いる~い親父 拝啓 親父 最後になりましたが 陽の当たる縁側から見える きれいな花を眺めにきてください 「拝啓、かっこ悪い親父」/はなわ  かっこ悪い親父は、最高にかっこいい親父だった。自分もいつか息子にそう思ってもらえるよう<あなたのように飾らずに>生きてゆきたい。ラストにはそうした想いが綴られているからこそ、繰り返される<かっこ悪い親父 かっこ悪い親父 かっこ悪いる~い親父>というフレーズは、実は“最高にかっこいい”という賞賛なのだとわかりますね。    そしてその<かっこ悪い>愛のバトンを<親父>からしっかりと受け取り、今度は<俺>がこの先の未来へと繋いでゆきます。最後の<陽の当たる縁側から見える きれいな花を眺めにきてください>というワンフレーズからは“あなたのようなあたたかい家庭を育ててゆくので、見守っていてください”という想いが伝わってきます。    日々、家族のために奮闘するすべての方に、はなわの新曲「拝啓、かっこ悪い親父」が届きますように…! ◆紹介曲「拝啓、かっこ悪い親父」 作詞:はなわ 作曲:はなわ ◆ニューアルバム『カラアゲ』 2018年10月3日発売 VICL-65049 ¥3,000+税 <収録曲> 1 HANAWA ROCK 2 B型Rock'n Roll 3 ママには内緒 4 拝啓、かっこ悪い親父 5 二人で決めた道 6 佐賀県~その後のSAGA~ 7 だいじょうぶ だいじょうぶ 8 つらいぜ!ダリヒー 9 Slow Life*デュエット with 中村あゆみ* 10 息子~昇利バージョン~ 11 お義父さん 12 同じ時代に生まれた若者たち

    2018/10/11

  • ソナーポケット
    あなたが居るから、開いたつぼみがいつかは咲き誇ると信じてる。
    あなたが居るから、開いたつぼみがいつかは咲き誇ると信じてる。

    ソナーポケット

    あなたが居るから、開いたつぼみがいつかは咲き誇ると信じてる。

     今年デビュー10周年を迎えた“Sonar Pocket”が、2018年10月10日にニューアルバム『flower』をリリース。今日のうたコラムでは今作から新曲「つぼみ」をご紹介いたします。この歌は“愛知・豊田ラグビー応援ソング”として制作されました。尚、彼らは2019年に開催されるラグビーワールドカップを地元・愛知から盛り上げていく特別サポーター! 負けるなと叫んだ 明日は何かが変わるそんな夢を見た 負けるなと叫んだ どこまでも我武者羅な毎日に夢を見た 明日は何かが 変わる気がしてる何の根拠もないのにね 「つぼみ」/Sonar Pocket  誰かを応援しているときって、こちらがパワーを送っているようで、実は逆にパワーをもらっていることのほうが多いんですよね。ラグビーを観ているときも然り。だから<明日は何かが変わる>と信じて<どこまでも我武者羅>に戦っている選手たちの姿を目の当たりにすると、同時に“自分もそんな生き方をしたい”という感情が生まれるのです。  そして<負けるなと叫んだ>その声は、自分自身の人生にも響き渡るのでしょう。今はまだ“自分もそんな生き方をしたい”という勢いしかなくて、なんとなく自分も<明日は何かが 変わる気がしてる>だけかもしれません。でも誰かを応援することで得たパワーによって、今日ここから<根拠>になるものを築き上げてゆくのではないでしょうか。 目指す場所へトライ 高まる期待 心技体 極め信じたい 新時代なんて自分次第 近未来だって自由自在 「これぐらいで良い。」それじゃ変われない 「どれぐらいで良い?」なんて正解無し やれるだけやってみてダメならダメ 失敗は成功のもとだから 「つぼみ」/Sonar Pocket  続く歌詞では、その<根拠>になるものが描かれてゆきます。たとえば、何度でも<目指す場所へトライ>する根性。ちなみに<トライ>とは、ラグビーの得点方法のひとつでもあるそう。ボールを相手のインゴール内の地面につけて成立する、最終目的なんだとか。そんな攻撃を成立させるためには、やはり<心技体>を極める努力が欠かせません。  さらに、努力や結果に対して「これぐらいで良い。」なんて妥協はなし。他人に「どれぐらいで良い?」なんて頼っても仕方ない。全力で<やれるだけやってみて>、ダメならダメで<失敗は成功のもと>と言えるくらい己の想像力を働かせてまた進化する。そういう日々の積み重ねこそが“自信”の<根拠>になるのだと、この歌は教えてくれているのです。 情けないくらいに熱いと書いて「情熱」 自分の捉え方はきっとずっとこうです 少しでも年をとらないと書いて「少年」 そんな大人になってあの日と生きていこうぜ 「つぼみ」/Sonar Pocket  また、経験を重ねれば、自然と“知恵”や“技術”は磨かれてゆくもの。しかし、大人になるといつのまにか無くしてしまいがちなのが「情熱」と「少年」の心。実力アップではなく“パワーアップ”のために必要なものです。だからこそ<情けないくらいに熱い>感覚を常に“原点”として忘れずに、夢に対する想いは<少しでも年をとらない>で生きていこうという“意志”を持つことが、いっそう自分を強くするのでしょう。 負けるなと叫んだ 噛み締めた我武者羅な毎日に夢を見た 明日は何かが 変わる気がしてる決して諦めない限り あなたが居るから 開いたつぼみが いつかは咲き誇ると信じてる 希望の花 「つぼみ」/Sonar Pocket  歌の終盤。<負けるな>と叫ぶその声は、ますますボリュームを増して、自信の魂に響いているような気がしますね!見つめる先では<あなた>という<希望の花>が夢の舞台で咲き誇っております。その姿が“まだ「つぼみ」である自分もいつか…”と信じさせてくれる。そんな希望の連鎖を描いているのが、Sonar Pocketの「つぼみ」という楽曲です。今<明日は何かが変わる>と信じながら何かに挑戦しているあなたに、この歌が届きますように…! ◆紹介曲「つぼみ」 作詞:Sonar Pocket 作曲:Sonar Pocket・NAOKI-T ◆ニューアルバム『flower』 2018年10月10日発売 通常盤 WPCL-12957 ¥2,800(税込) 初回限定盤A WPZL-31532 ¥4,500(税込) 初回限定盤B WPZL-31534 ¥4,500(税込) 初回限定盤C WPCL-12958 ¥4,500(税込) 初回限定盤D WPCL-12959 ¥3,900(税込) <収録曲> M-1 Phoenix M-2 やばば  M-3 108~永遠~ M-4 baby baby M-5 君の名前 M-6 Be Alright M-7 青 M-8 顔晴れ M-9 涙雪 M-10 一生一瞬 M-11 恋運命 M-12 つぼみ M-13 flower

    2018/10/10

  • メロフロート
    「またね」何気ない言葉が「さよなら」に変わった。
    「またね」何気ない言葉が「さよなら」に変わった。

    メロフロート

    「またね」何気ない言葉が「さよなら」に変わった。

     2Vo.+1DJの3人組“メロフロート”が2018年9月26日にニューアルバム『ON THE ROAD 2』をリリースしました。今日のうたコラムでは、今作から4月にシングルとしても配信された新曲「アネモネ」をご紹介いたします。この歌は、恋人との別れの後悔と未練を描いた切ないミドルバラード。 「またね」 何気ない言葉が 「さよなら」に変わった あれから どうしていますか? 君にもらった 腕時計 動かなくなったよ 壊れた 僕の心みたいに 「忙しい」でさえぎる度 君は 遠ざかっていったね 「君はワガママだ」なんて じゃれていたけど 僕の方だった 悪いのは 「アネモネ」/メロフロート  タイトルの「アネモネ」とは、ヨーロッパで美しさと儚さの象徴とされている花だそう。ゆえに花言葉も【儚い恋】【恋の苦しみ】【見放された】など悲しげなものです。そんな花言葉は、この歌の恋にピッタリ。次がある「またね」が、取り返しのつかない「さよなら」に変わってしまったのは、まさに<僕>が<君>に【見放された】からでしょう。  会いたいなどと言われても「忙しい」でさえぎっていたあの頃。自分は「君はワガママだ」なんてじゃれていたつもりでも、相手は“あなたは会いたくないの?”と本気で不満、不安だったはず。それに「またね」は突然「さよなら」に変わったわけではなくて<君は 遠ざかっていったね>と言う<僕>も、うすうす感じていたのだと思います。 雨に濡れた 公園の 砂の城のように 積み上げた思い出も 脆く崩れてく 出逢ったのが今なら こんな僕でもきっと あの頃より 君と喧嘩せずに済んだのになあ 「アネモネ」/メロフロート  でも遠ざかる<君>を自覚していながらも、どこかで“まぁ大丈夫だろう”とタカを括っていた。そうやって大切な人を放っておいている間、白から黒へのグラデーションのように「またね」は「さよなら」に変わり、<雨に濡れた 公園の 砂の城のように 積み上げた思い出も 脆く崩れて>ゆき、今<僕>はひとり【恋の苦しみ】のなかにいるのです。 読み終わった小説を 読み続けてるだけなのかな 大事なことを よく忘れて困るのに 忘れられない 君のことは 別れてから 理想の姿に近づいたよ 後悔で学んでも それじゃ遅すぎる 二人の時間を もっと大事にしてたなら 僕は誰より 君を幸せにできてたかもなあ 「アネモネ」/メロフロート  さらに「アネモネ」には、赤い花=【君を愛す】、白い花=【期待】、紫の花=【あなたを信じて待つ】という花言葉もございます。実はこの歌、一度も<僕>は“まだ君を愛している”とも“会いたい”とも“やりなおしたい”とも直接的には言葉にしていないんです。それでも伝わってくるのは、アネモネの花言葉のように、まだ君を愛し、期待し、信じて待っている心模様…。  だからこそ、まだ続きがあるかのように<読み終わった小説を 読み続けてる>日々が続くのでしょう。また、別れたゆえの後悔によって<理想の姿に近づいた>から、今の自分なら<君と喧嘩せずに>済むかも、もっと<二人の時間を>大事にできるかも、そして<誰より 君を幸せに>できるかも、と手遅れな想像をせずにはいられないのでしょう。 今になってわかった 君のほうが僕より 続くこと 望んでた 愛してくれてた ふたりで通った雑貨屋も 今はもうなくなって 街も 君も 変わり 僕だけが止まってるけれど この歌に乗せて 「さよなら」 「アネモネ」/メロフロート  こうして幕を閉じてゆく歌。余談ですが、ファッションビル“ルミネ”の広告コピーに【恋は奇跡。愛は意思。】という言葉がありましたよね。きっとこの歌の<君>もちゃんと【意思】を大切にしていたのです。それが<君のほうが僕より 続くこと 望んでた 愛してくれてた>というフレーズに表れております。逆に、かつての<僕>にはその【意思】が足りなかった…。その結果「さよなら」にたどりついてしまいました。    ですが【恋は奇跡。】という言葉を信じるのなら、この歌に乗せた「さよなら」がもう一度“愛”に繋がる可能性だってゼロではありません。もしそんな奇跡が起きたそのときは、今度こそ“僕のほうが君より”愛を続ける【意思】を大切に過ごしてゆくことができたらいいですよね…!今、忘れられない人がいるというあなた。是非、メロフロートの「アネモネ」を聴いてみてください。 ◆紹介曲「アネモネ」 作詞:MELOFLOAT 作曲:鈴木健太朗 ◆2nd ALBUM『ON THE ROAD 2』 2018年9月26日発売 初回生産限定盤 AICL-3571~72 ¥3,241(税抜) 通常盤 AICL-3573 ¥2,500(税抜) <収録曲> 01.NEVER GIVE UP!! 02.僕は走り続ける 03.ハルコイ 04.アネモネ 05.DIARY 06.悲しみなんて笑い飛ばせ 07.いっちゃん好きやねん 08.ただいまと言えるまで 09.ミチシルベ ~Acoustic Ver.~ 10.明日へのメロディー

    2018/10/09

  • Uru
    さよならじゃない。例えばもう、会えなくなっても。
    さよならじゃない。例えばもう、会えなくなっても。

    Uru

    さよならじゃない。例えばもう、会えなくなっても。

     2018年9月26日に“Uru”がニューシングル「remember」をリリースしました。今作のタイトル曲は『劇場版 夏目友人帳 ~うつせみに結ぶ~』主題歌に抜擢された楽曲です。しっとり柔らかく美しいピアノの音で幕を開けるイントロ。そこへ溶け込んでゆく彼女のナチュラルな澄んだ歌声。今日のうたコラムでは、そんな新曲をご紹介いたします。 夏の終わりを知らせるように 道端にそっと 並んで咲いた 夕にも染まらず風も知らない 青い、青い、リンドウ 傷つくことを恐れながら 心を隠したりしたけれど 誰かが傍にいてくれる温かさを 教えてもらったから 「remember」/Uru  青い、青い、リンドウ。晴れた秋の日、上向きに凛と咲く花です。この花には【あなたの悲しみに寄り添う】という花言葉があるのですが、歌の主人公は<道端にそっと 並んで咲いた>リンドウを目にしたとき、まさにいつも自分の隣で“悲しみに寄り添ってくれていた人”の存在を思い出したのではないでしょうか。  ずっと<傷つくことを恐れながら 心を隠したり>して、土の中に閉じこもっていた冬。芽を出してみたら誰かに出会えた春。少しずつ<誰かが傍にいてくれる温かさを>教えてもらいながら成長していった夏。そして<夏の終わりを知らせるように>花を咲かせた秋。その<夏の終わり>は、主人公の“臆病”の終わりにも重なります。 遠くで聞こえる祭りの声は 関係ないんだって そう思っていた 見たくもなかった境界線が 寂しかった日々 誰の背中も追わなかった 時には嘘もついたけれど 守りたいものがここにできたこと それがただ嬉しくて 「remember」/Uru  2番の歌詞に綴られているのは、まだ“臆病”で誰に対しても<心を隠したり>していた夏の日々のこと。たとえば、友達と思いっきり騒いだり。恋人と打ち上げ花火を見上げたり。そういう、誰かと共有し合う類の幸せは自分には一生<関係ないんだって>勝手に<境界線>を引いて、寂しさだけを抱えていたのでしょう。    しかし、リンドウは青い花を咲かせ、秋のはじまりを教えるのです。初めて<誰かが傍にいてくれる温かさを>知って、やっと<守りたいものがここにできた>新しい自分のはじまりに気づくのです。そうして主人公は、自ら引いた<境界線>をふわりと越えて、あの<寂しかった日々>を背に、この道の先へ進んでゆきます。 さよならじゃない 向かい合えずいた寂しさも 帰りたい場所がここにあるだけで それだけで 強さに変わる 愛されたいと本当はもがいていた この孤独も涙も包むような 優しさに出逢えたから さよならじゃない 例えばもう 会えなくなっても きっとどこかで 笑っていると 心繋げて さよならじゃない 名も知らない遠い場所へ 離れたとしても 記憶の中の 温もりを ずっとずっと忘れないよ 「remember」/Uru  そして、包み込むような歌声が響き渡るラストのサビ。もしかしたらこの先<誰かが傍にいてくれる温かさを>教えてくれた人と<名も知らない遠い場所へ>離れる日がやってくるかもしれません。だけどもう<傷つくこと>も<祭りの声>も<寂しさ>も<孤独>も<涙>も怖くはないのでしょう。    何故なら、二度と忘れない<優しさ>や<温もり>がいつだってお守りになるから。それに<帰りたい場所がここにある>ことや、<愛されたいと本当はもがいていた>自分を受け止められたことや、<きっとどこかで 笑っていると>思うことが、すべて生きる<強さ>に変わるから。    人は一度、絆が結ばれたら、会えなくなっても<さよならじゃない>。一緒に過ごした時間のなかで、芽生えた感情や交わした言葉が、自分の心の一部になって息づき続ける。そんなメッセージが込められているのが、Uruの「remember」です。是非、あなたにとっての大切なひとを思い浮かべながら、歌詞に、歌声に、浸ってみてください。 ◆紹介曲「remember」 作詞:Uru 作曲:Uru ◆New Single「remember」 2018年9月26日発売 期間限定生産盤 AICL-3560~1 ¥1,800(税込) 通常盤 AICL-3562 ¥1,200(税込) <収録曲> 1. remember 2. ごめんね。 3. One more time, One more chance 4. フリージア Self-cover ver. 5. remember -instrumental- 6. ごめんね。 -instrumental-

    2018/10/05

  • ウソツキ
    バーンってなってグーってきてぎゅーっとなって泣けてくる。
    バーンってなってグーってきてぎゅーっとなって泣けてくる。

    ウソツキ

    バーンってなってグーってきてぎゅーっとなって泣けてくる。

     2018年9月26日に“ウソツキ”が3rdフルアルバム『Diamond』をリリースしました。今日のうたコラムでは、今作のリード曲「名もなき感情」をご紹介。みなさんは、心が動いているのはたしかなのに、その気持ちに名前をつけられないときってありませんか? 愛しているのはたしかなのに、愛の意味を具体的に説明するって難しくありませんか? 愛してるよ って君に言ったら は?意味わかんねぇよ って言うだろう そんなことを言われたって 僕にだって 愛の意味なんてわからないよ じやあ、恋してるよ って君に言ったら あ?気のせいだよ って言うだろう そんなことを言われると 僕だって自信なくなってしまうから 「名もなき感情」/ウソツキ  この歌の<僕>も然り。自分自身でも<愛の意味なんてわからない>のに、そんな状態で<君>に「愛してるよ」だとか「恋してるよ」だとかありきたりな言葉を口にしてみたところで、伝わるわけがない。そう想像しているのです。しかし“もしこう言ったら…”と真剣に考えている時点で、少なくとも<僕>には<君>への愛があることだけはしっかりと伝わってきますよね。  それに<僕>は<君>の性格をよくわかっています。思い浮かぶのは、適当な甘い言葉など通用せず「は?意味わかんねぇよ」「あ?気のせいだよ」とちょっと怒ったように言うであろう<君>の様子。一緒に過ごしてきた時間があるからこその想像です。これまで二人は、わざわざ気持ちのすべてを言葉にしなくとも、なんとなく楽しくやってきたのでしょう。でもそれゆえに、いざ言葉にしようとすると、難しいのです。 だから 愛とか恋とか好きとかそんなの超越した何かで 君を思ってる根拠はないから勢いでゴリ押す 強いて言うなら強いて言うなら 「名もなき感情」/ウソツキ    そして、続く歌詞では<君を思ってる>気持ちを上手く伝えられないもどかしさが、胸の内で暴れだすかのよう。フレーズが早口で勢いよく溢れてきます。既存の<愛とか恋とか好きとか>一文字や二文字の概念じゃとても収まりきらない。では、そんな感情を“歌”で<強いて言うなら強いて言うなら>…? こうして考えて考えた末の言葉が、思いっきり噴き出すのがサビ部分です。 バーンってなってグーってきて ぎゅーっとなって泣けてくる ずきんってなってビビっときて 君をずっと見つめてる そんな思いだよそんな気持ちだよ 愛ってやつはわからないけど そんな恋だよそんな思いだよ 声に出さずにいられないんだよ 「名もなき感情」/ウソツキ  もう<僕>は心の中で感じたままの思いを、感じたままに放ちます。名前がつく前の感情の音たちです。バーンってなって、グーってきて、ぎゅーっとなって、ずきんってなって、ビビっときて。ちゃんとした意味はわかりません。だけど何故か、伝えたい気持ちは十分にわかる気がしますよね。恋をしたら誰もが、身に覚えのある<そんな思い>ではないでしょうか。声に出さずにいられない<そんな気持ち>ではないでしょうか。 じやあ 好きだよ って君に言ったら え?ありがとうなんて 言うからさ そんな風に照れられたら 反則だよ もう何も出来なくなるよ 「名もなき感情」/ウソツキ  さらに歌が進むと<僕>は“もしこう言ったら…”という想像ではなく、実際に<好きだよ って君に>伝える勇気ある行動に出ました。すると、返ってきたのは<え?ありがとう>という意外な反応。<君>の性格をわかっているつもりだったけど、愛を言葉で表さなくても大丈夫なつもりだったけど、本当はずっと<君>は思いを言葉にしてほしかったのだと思います。また、同じように<君>も「名もなき感情」を胸の内に抱いていたのかもしれません。 バーンってなってドカンとなって この宇宙が生まれて ずきんとなって ビビっときて 君しか見えなくなる そんな思いだよそんな気持ちだよ 愛ってやつはわからないけど そんな恋だよそんな思いだよ 声に出さずにいられないんだよ 「名もなき感情」/ウソツキ  そんな<君>の本音にも触れた、歌の終盤。感情はさらに盛大に音を鳴らすのです。バーンってなって、ドカンとなって、心で大爆発が起こって<この宇宙が生まれて>、自分の世界がグッと広まるほどに。ずきんとなって、ビビっときて、広まった世界でも<君しか見えなくなる>ほどに。それほどに<君>を想っていることを<僕>は不器用ながらも、全力で伝えております。    愛ってやつはわからないけど、声に出さずにいられない思いが胸の内でうずうずしている方。愛とか恋とか好きとかそんなの超越した何かで、思いを伝えたいという方。是非、ウソツキの「名もなき感情」を聴いてみてください。うまく言葉にしがたいその気持ちがこの歌に重なって、きっと心がスッキリするはず!そして、大切なひとに思いっきり、思いを伝えたくなるはず…! ◆紹介曲「名もなき感情」 作詞:竹田昌和 作曲:竹田昌和 ◆3rdフルアルバム『Diamond』 2018年9月26日発売 UKDZ-0194 ¥2,500+税 <収録曲> 1 夏の亡霊 2 偽善者 3 名もなき感情 4 口内戦争 5 レトルトの彼 6 パン 7 恋はハードモード 8 M.N.E 9 知ってる 10 超ひも理論 11 ラブソングは無力だ

    2018/10/04

  • MOSHIMO
    彼女の前じゃ吸わないタバコ、私の前じゃ一息つくの。
    彼女の前じゃ吸わないタバコ、私の前じゃ一息つくの。

    MOSHIMO

    彼女の前じゃ吸わないタバコ、私の前じゃ一息つくの。

    電光石火ジェ・ジェ・ジェラシー 電光石火ジェ・ジェ・ジェラシー 電光石火ジェ・ジェ・ジェラシー 電光石火ジェ・ジェ・ジェラシー 「電光石火ジェラシー」/MOSHIMO  2018年9月26日に“MOSHIMO”が新曲「電光石火ジェラシー」を配信リリースしました。この歌は【2番目の女の嫉妬心】を描いたロックナンバー。冒頭から繰り返される鮮烈なフレーズは、ついつい一緒に口ずさみたくなり、ライブでも盛り上がること間違いなし!でも、歌詞に描かれているのは、報われない恋から生じる、決して幸せとは言いがたい切ない心模様なんです。 オーライ オーライ好きな人には OH NO! OH NO! 彼女がいたの どうせ同棲でもしてるけど 隠してるんでしょう 「電光石火ジェラシー」/MOSHIMO  好きな人には彼女がいた、という衝撃の事実発覚から幕を開ける歌。一瞬で<私>の心は、稲妻のような激しい嫉妬にかられます。ただし、自分が【2番目の女】だった恋は、もしかしたらこれが初めてではないのかもしれません。まず<私>は事実がわかっても<オーライ オーライ>=“はいはい、大丈夫大丈夫”と、どこか落ち着いた様子です。  また、本当なら他に女性の影があったとき、最初に“浮気された!”と思うものではないでしょうか。自分が【2番目の女】だなんて信じがたいからです。しかし<私>の場合は、はなから<彼女がいた>と思い<どうせ同棲でもしてる>とまで推測します。おそらく、これまでにも経験があるから…。そう考えると<OH NO! OH NO!>には“あ~またやられた!”という気持ちも込められている気がしますね。 彼女の前じゃ吸わないタバコ 私の前じゃ一息つくの シークレット シークレット 秘密の恋は もえちゃうけど 切ないよね 彼女には“優しさ”を 私には“特別”を 甘く ゆるく くれるのさ 「電光石火ジェラシー」/MOSHIMO  歌詞を読み進めると、やはり<私>は<秘密の恋>の“切なさ”も“甘さ”も十分に知っている模様。彼は「お前の前だと気を遣わなくて済む。一緒にいて楽だよ」などと言って<彼女の前じゃ吸わないタバコ>をプカプカさせるのでしょう。それを<特別>と取ることもできますが、ただ単に<優しさ>が要らないから楽、ということです。きっと<私>はその現実だって知っているけれど、自分を誤魔化しながら<特別>の飴を味わっているのだと思います。 電光石火ジェ・ジェ・ジェラシー 変えられない彼のヒエラルキー パッと光って消えた通知で 事実を知る 当たって砕けて恋をして 己を知る 実際問題 今後どうするの? 自問自答を繰り返しても クレイジー クレイジー 好きな気持ちは 嘘つけない 止められない 「電光石火ジェラシー」/MOSHIMO  だけど、結局は<変えられない彼のヒエラルキー>を思い知る瞬間に【2番目の女の嫉妬心】がグッと増幅してしまうのです。彼がタバコを<彼女の前じゃ吸わない>のは、たとえ浮気をしていたって、なんだかんだ彼女を誰より大事に思っているから。その愛情は<パッと光って消えた通知>に表示されるLINEの返信からも痛いほどわかったはず。  自分が味わっていた<特別>の飴なんてちっぽけだ。自分の存在もちっぽけだ。そんなふうに<当たって砕けて恋をして 己を知る>切なさや怒りや哀しみが痛切に伝わってきます。それでも<好きな気持ちは 嘘つけない 止められない>のが<秘密の恋>のやっかいなところ。歌では【2番目の女の嫉妬心】がいっそう“好き”の勢いを加速させてゆくのです。 順番なんてないこの時代 特別に問題ないみたい 好きな気持ち負けてないもん どうか どうか 届け!届け!届け! 「電光石火ジェラシー」/MOSHIMO 電光石火ジェ・ジェ・ジェラシー クソ真面目 やめちまえ!ラブリー ダメって思うほどもえちゃう 恋を知る 当たって砕けて恋をして 己を知る 「電光石火ジェラシー」/MOSHIMO  順番なんてない。好きな気持ち負けてない。そして<クソ真面目 やめちまえ!>とまで言い放っている終盤。一体<私>の「電光石火ジェラシー」は、この恋をどんな方向へと転がしてゆくのでしょうか…。ダメな恋だけれど、幸せになれるとは言いがたいけれど、真っ直ぐに<どうか どうか 届け!届け!届け!>と願っている<私>のことを、応援してあげたい気持ちも湧いてきてしまう。それがMOSHIMOの「電光石火ジェラシー」です。    今、まさに【2番目の女の嫉妬心】が燃えているという方。自分も【2番目の女】かも…という不安を抱いている方。ダメって思うほどもえちゃう恋をしている方。是非、この歌を聴いて、誰にも言えない感情を音楽で発散させてください!そして、いつかは「幸せ!」と言い切れる恋ができますように…!

    2018/10/03

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