今日のうたコラム - 歌ネット|歌詞検索サービス「歌ネット」

  • アーティスト
  • 曲名
  • 作詞
  • 作曲
  • 編曲
  • 歌詞
  • タイアップ
ユーザー登録ログイン
  • ホーム
  • 歌詞検索
    • アーティスト名インデックス検索
    • 作詞者名インデックス検索
    • 作曲者名インデックス検索
    • 編曲者名インデックス検索
    • レーベル名インデックス検索
    • 歌詞全文(フレーズ)検索
    • アニソン検索
    • アルバム検索
    • タイムマシン検索
  • 新曲歌詞情報
    • 新曲歌詞情報(総合)
    • 新曲歌詞情報(演歌・歌謡曲)
    • リクエストフォーム
  • ランキング
    • 総合ランキング
    • 演歌・歌謡曲ランキング
    • 歴代人気曲ランキング
    • 注目度ランキング
    • お気に入りアーティストランキング
    • カラオケランキング
  • コトバのキモチ
    • 新規投稿フレーズ
    • コトバのキモチ
    • コトバのキモチ検索
    • コトバのキモチBEST10
    • 歌詞フレーズ投稿
  • タイムマシン
    • タイムマシンTOP
    • 今月のスポットライト
    • 歌謡界50年史1960-2000年代
    • 年代別テレビドラマ主題歌
    • 年代別日本レコード大賞
    • 年代別アニメソング特集
    • 年代別歌詞検定
  • 音楽番組情報
    • 音楽番組情報TOP
    • TVドラマ主題歌
    • TVアニメソング
    • MUSIC STATION放送曲目リスト
    • 新・BS日本のうた放送曲目リスト
  • 動画プラス
  • 歌詞ショート
  • 今日のうた
  • インタビュー
  • アニメ
  • 特集ピックアップ
  • 言葉の魔法
  • 言葉の達人
歌詞検索サービス「歌ネット」

今日のうた

検索ボックスを開く
メニューを開く
  • アーティスト
  • 曲名
  • 作詞
  • 作曲
  • 編曲
  • 歌詞
  • タイアップ

MENU

  • ホームホーム
  • 動画プラス動画プラス
  • マイ歌ネットマイ歌ネット
  • 歌詞閲覧履歴歌詞閲覧履歴
  • ランキングランキング
  • 新曲歌詞情報新曲歌詞情報
  • 今日のうた今日のうた
  • ニュースニュース
  • 歌ネットピックアップピックアップ
  • コトバのキモチコトバのキモチ
  • 言葉の達人言葉の達人
  • 言葉の魔法言葉の魔法
  • 歌詞ショート歌詞ショート
  • アニメアニメ
  • 音楽番組情報音楽番組情報
  • リクエストリクエスト
  •  
  • X
  • facebook
  • line
今日のうた
ニュース

TODAY SONGS

今日のうたニュース
  • 五十嵐ハル
    浄化
    浄化

    五十嵐ハル

    浄化

     2025年3月5日に“五十嵐ハル”が新曲「笑う癖」をリリースしました。作詞・作曲・編曲・歌唱・イラスト・動画・MV制作すべてを行なうシンガーソングライター。同曲は、相手を愛しすぎた結果、忘れたくても忘れられない記憶が残ってしまい胸を侵食する、という痛みの残る楽曲となっております。愛の大きさが表れている歌詞に注目です。    さて、今日のうたではそんな“五十嵐ハル”による歌詞エッセイをお届け。自分は何のために曲を作っているのか。歌詞とはどのような存在なのか。音楽を続けてゆけるその理由とは…。ぜひ新曲「 笑う癖 」の歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 心の浄化をするために曲を作っている。どこにも吐き出せないような内容、感情を乗せられる場所が僕の中では音楽だ。「今こんな気持ちなんだよこの野郎!」くらいの勢いで、ひとりごとのように歌詞を書き進めることが多い。自分自身を深く知るために書いてる部分があるのかもしれない。   普段言えないような言葉選びをしたりもするが、今作「 笑う癖 」の歌詞も歌詞だから許されるような言葉ばかりだ。もしSNSに、「神様あの子の記憶を今すぐ消してくれ…」などと呟いたとしたら、五十嵐ハル大丈夫かよという心配の声が多く上がってしまうと思う。可哀想かつ少し痛い人間として見られるだろう。   まぁ自分が痛い人間である事は重々理解している。そのうえで苦しさを吐き出さないと潰れてしまうタイプだからこそ、素の気持ちを形に出来る音楽をやっていて本当によかったと思う。辛すぎる状況をどうにか曲という形として表すことで少し和らぐというか、ダメージを軽減できている。音楽をしていなかったら今頃爆発してまともに生きられなかったようにも感じる。   歌詞に関して言うと、音楽をしているうちに職業病のようになってしまった。辛い事、苦しい事があるたびに歌詞が無限に浮かんでくるものだから、胸が痛い時ほど、「あぁ、これ歌詞に出来るな…」と考えてしまう。しんどければしんどいほど創作が捗るという謎の流れが出来てしまったのだ   警察官という安定した職を捨ててこのような不思議な職業を選んでしまったが、一度も後悔した事はない。生活してる時もオリジナリティに惹かれる事が多く、おそらく仕事もそうなんだと思う。嫉妬で人気な曲を聴けなくなったりと音楽をやることによる弊害も多いが、それでも音楽は好きだし必要不可欠だ。   すぐ飽きてしまう自分が一生飽きずに音楽を続けていられるのは、自分にとって必要なものであるからなのだろうと思う。まだまだ心の浄化が必要であるし、この感じだと生きている間は音楽を続けているような気がする。   <五十嵐ハル> ◆紹介曲「 笑う癖 」 作詞:五十嵐ハル 作曲:五十嵐ハル

    2025/03/07

  • こはならむ
    曲の中で私はずっとあなたを応援している。
    曲の中で私はずっとあなたを応援している。

    こはならむ

    曲の中で私はずっとあなたを応援している。

     2025年3月5日に“こはならむ”が2nd ALBUM『Iam』をリリースしました。変わるわたしと、変わらないわたし。アルバムタイトルは、ストレートな訳は“私は”ですが、“Lam(らむ)”とも読めるダブルミーニング。こはならむの中で、変わっていく部分と変わらない部分がアルバムで表現されております。新曲を含む全10曲が収録!    さて、今日のうたではそんな“こはならむ”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 第1弾は収録曲「 僕らのファイトソング 」にまつわるお話です。「ひとりじゃない」ことを伝えたかったというこの曲が、生まれた背景とは…。今、孤独や疲労、何かツラい気持ちをひとりで抱えているあなたへ。この歌詞とエッセイを受け取ってください。 こんにちは!こはならむです! 今回は2025年3月5日発売の2nd ALBUM『Iam』に収録されている「 僕らのファイトソング 」についてお話したいと思います!   ではその前に、今回初めてUta-Netさんでお話させていただくので自己紹介をさせてください。   シンガーのこはならむです。 2019年から歌の投稿を始めて、今は6年目になります。 聴いていただいている方の心に寄り添えるように沢山の歌を歌っています。 そして今回、初めてのCDアルバムを出すことになりました。   「僕らのファイトソング」は、私の中でとても大切な曲です。歌詞には、どんな困難に直面しても、自分を信じて前に進む力を持ち続けるというメッセージを込めました。私たちがどんなに傷ついても、どんなに挫けそうになっても、最後には必ず「ひとりじゃない」ということを伝えたかったんです。まさに私自身の心の中の叫びや不安、そしてそれを乗り越えようとする強さを反映していて、ファンの方にもその思いを感じてもらえたら嬉しいです。   この曲ができた時、私の心の中には「一緒に戦うこと」がテーマとしてずっとあったんですよね。もちろん「戦う」という言葉には、物理的な戦いだけでなく、日々の生活や自分との向き合い方、ファンの方と一緒に大きくなっていきたい、成長していきたいという感情も含まれています。私がこのテーマを選んだ背景には、自分が何度も悩んだり、苦しんだりした瞬間があって。でもその度に自分を奮い立たせた経験があったからこそ、この曲を生み出すことができました。   ■どんなときに聴いてほしい曲ですか?   この曲は、「もう無理だ」と思ったときに聴いてほしいと思っています。辛い、疲れた、何もかもがうまくいかなくてどうしようもない、そんな時にこそこの曲が心の支えになればいいなと思っています。   歌詞の中では、とくに「一人じゃないんだ」「仲間がいるんだ」という部分を大切にしています。自分を信じて、諦めないで立ち向かう力を持っていることを感じてもらいたいんです。   私自身も歌いながら何度も励まされてきました。だからこそ、皆さんにもこの曲を聴いて、心の中で「もう1歩頑張ってみよう」と思ってもらえたら嬉しいです。   たとえ、もし周りに誰かがいなくても、曲の中で私はずっとあなたを応援しています。 そして、一緒に歩むことが出来るのが、今本当に幸せです。   <こはならむ> ◆紹介曲「 僕らのファイトソング 」 作詞:SAKURAmoti 作曲:SAKURAmoti ◆2nd ALBUM『Iam』 2025年3月5日発売 <収録曲> 1 Overture 2 Have a Good Game!! 3 恋してる自分すら愛せるんだ 4 いつか見た空の色 5 Tonight~月の下眠る君~ 6 感傷哀花 7 Attitude 8 ひとりじゃないんだ 9 僕らのファイトソング 10 Iam

    2025/03/06

  • 藤田麻衣子
    夢を叶える方法
    夢を叶える方法

    藤田麻衣子

    夢を叶える方法

     2025年3月5日に“藤田麻衣子”がアルバム『片想い』をリリースしました。ピアノ弾き語りをメインとし、切ない歌詞と美しいメロディーで女性ファンを中心に絶大な支持を誇る才能溢れるアーティスト。今作には、昨年8月に配信リリースをし、すでに名曲と名高い「朝月夜」をはじめ、女性の心情を独特の視点で描いた全10曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“藤田麻衣子”による歌詞エッセイを3週連続でお届け! 第1弾は収録曲「夢を叶える方法」にまつわるお話です。ずっと大きな夢がなかった自分が、音楽という道にたどり着くまでの軌跡は…。そしてこれからの夢は…。ぜひ歌詞とあわせて、エッセイをお楽しみください。 私は20歳になるまで、これといって夢はありませんでした。子どもの頃は美容師になりたかったけれど、美容師のおねえさんに、「大変だからやめたほうがいいよー」と言われたら、そうなんだ…と思って気が変わったり。結局は、歯科衛生士の専門学校に行き、免許もとりましたが、夢ではなく目標でした。   勉強したいこともないのに親に高い学費を払わせてまで大学に行きたいと思えずに(国立に行けるほどの学力はなかったので… )、“手に職を”と考えた時に、母親が県立の歯科衛生専門学校の出身だったこともあり、私も同じ道を行こうと思いついたのでした。   そんなふうに歯科衛生士の専門学校へ通い始めると、音楽好きな友達がいてイベントに一緒に出て歌ったり、私自身も学生最後の記念に趣味で声楽の習い事に通ってみたりもしました。そんな中、声楽の先生と、母がそれぞれに同じミュージカルのオーディションを勧めてくれて、夏休みの思い出に受けてみることにしました。   アンサンブルで合格して、歯科衛生士の専門学校に通いながら、ミュージカルの稽古場にも行き始めると、もっともっと音楽がやりたくなりました。楽しさも、悔しさも、いろんな事が今まで知らなかった感情のレベルで、心の整理ができずに初めて作詞作曲をしてみたところ、それが自分のはけ口になりました。   ミュージカルも国家試験も終えて、音楽をやるなら東京だ!と勢いのままに上京し、やがて“自分が作詞作曲した歌でオーケストラコンサートをしたい”という夢を見つけました。   歌手になるなんて、考えたこともありませんでした。でも子どもの頃からいつも歌っていました。10代の頃は一人で好きな歌をアカペラアレンジして録音していました。ディズニー映画やミュージカルにもハマって、いつもミュージカルの音楽を聴いていました。歌う場所が欲しいんだと、気がついたのは20歳になってからでした。遅いと思っていたけれど、今思えば全然遅くもなくて、あの時に自分が本当に欲しいものに気がついてよかったです。   夢がなければいけないとは全く思いません。夢がなかった時間も、私自身楽しかったし幸せだったし。でも夢ができるととても楽しくて、苦しくて、悔しくて、そのどれもが素晴らしい感情です。   “みんながやっているから”“誰かが言うから”そういう理由じゃなくて、本当に自分がいいと思えるもの、好きなもの、欲しいもの、やりたいこと、なりたい自分…、それを見つけられたら、幸せだなって思います。   オーケストラコンサートの夢は、上京から13年を経て2017年に叶えることができました。次の私の夢は、2026年の20周年にまたオーケストラコンサートをすることです。これからもやりたいことを言葉にして、実現させていこうと思います。   大きな夢じゃなくても、小さな憧れでも、間近な目標でもなんでも、「本当に欲しいものに手を伸ばそう」この歌が一番伝えたいメッセージです。   <藤田麻衣子>   ◆フルアルバム『片想い』 2025年3月5日発売   <収録曲> 01.片想い 02.純白 03.振り向いて 04.夢を叶える方法 05.endless 06.朝月夜 07.新しい世界 08.防御して 09.darkness 10.SOS

    2025/03/05

  • peeto
    図々しく有れ
    図々しく有れ

    peeto

    図々しく有れ

     2025年3月5日に“Peeto”が3rd Full Album『LIFE IS』をリリース! 今回収録されるのは、2024年に1年を通して配信された12曲に加え、最新曲「駄目な大人」、「LIFE IS」を含む全14曲。peetoが1年を通して伝えたかったメッセージが全て込められた1枚となっております。さらに、アルバムトレーラーも公開され、MV映像だけではなくオフショットなども織り交ぜられた特別な映像となっているので、ぜひチェックを。    さて、今日のうたではそんな“Peeto”の野田択也による歌詞エッセイを2週連続でお届け! 第1弾は収録曲「 駄目な大人 」にまつわるお話です。自身が大のお酒好きだからこそ生まれたこの歌。描きたかった“駄目な大人”とは一体どんな存在なのでしょうか。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 2025年3月5日にリリースする フルアルバム『LIFE IS』から 「駄目な大人」が先行配信されました!   昨年1月から12月まで毎月新曲をリリースしていた中で見つけた日々の暮らしの中に潜む “確かな綺羅星” 今回はアルバム収録曲「駄目な大人」について書いていこうと思う。   さて、この曲は12ヶ月連続リリースを終え、言わば13ヶ月目のリリースとなる新曲。アルバムタイトル“LIFE IS”にも込められている、自分自身の暮らしや取り巻く環境、自分自身が何故今このような人生を歩んでいるのか、そしてそれが何故こんなにも愛おしいのか。人生に答えなんてものは無いですが、折角のコラムを書かせていただける機会なので、この曲を作ったキッカケとこの曲を沢山の人に聴いてほしい僕なりの理由を少しだけ。   何を隠そう、僕は無類のお酒好きでして 日々何かと理由を付けては飲み歩いているのですが、まさにこの曲は飲み歩いた日々で出会った人達や暮らしにフォーカスして描いた曲になっています。   ひとつ先に言っておかねばならないのですが タイトル「駄目な大人」にある“駄目”とは “好き”とか“良い”とか“素敵”みたいなことでも、勿論本当に“駄目”って訳でもなくて、 いやいや確かに駄目ではあるんだけど 何か憎めないわ~みたいな、この人と一緒に居たらなんか楽しいなみたいな。 何となく皆さんにも心当たりのある友人が居るかも分かりませんが、 そんな“駄目な大人”の人情や生き様を描きました。   大人になると人との距離感って難しくなるじゃないですか。 丁度良い距離感は人によって様々だし、じゃあどっちがその距離感に合わせるのか? みたいな駆け引き。図々しく有れとは思いつつも、図々しいなコイツとも思われたくない。しかしながら事実“図々しさ”に救われてきたことも沢山有る。思えばあの夜も気さくなマスターから投げ掛けられる図々しい質問、人生の先輩からの図々しいアドバイス。 勿論、図々しいな~なんて本気で思っちゃいないけど。   図々しさが生む酒場でのストーリー。 別に何かしてくれる訳でも、自分が何か出来る訳でもないんだけど。 隣で飲んでくれる、ただそれだけで愛おしく思えちゃうような大人。 図々しくもそんな“駄目な大人”で居させてくれよと思ってる。 世の中皆んな良い距離感と少しの図々しさで上手くいけば良いなぁなんて思ったり。   さてと、一杯飲みに行こうかな。   <Peeto・野田択也> ◆紹介曲「 駄目な大人 」 作詞:野田択也 作曲:野田択也 ◆3rd Full Album『LIFE IS』 2025年3月5日発売   <収録曲> 1.今夜伝えに 2.馬鹿と栄光 3.春に誘われて 4.最高な休日 5.誓いの日に 6.偶には良いよね 7.夏が聞こえる 8.気分次第 9.真面目な話の夜 10.帰郷 11.甘えてしまうよ 12.居場所 13.駄目な大人 14.Life is   

    2025/03/04

  • 月詠み
    創作という対話
    創作という対話

    月詠み

    創作という対話

     2025年2月26日に“月詠み”がMini Album『それを僕らは神様と呼ぶ』をリリースしました。ユリイ・カノン執筆の小説を元に展開してきた「導火」「死よりうるわし」ほか、表題曲「それを僕らは神様と呼ぶ」に加え、新録の楽曲、この作品のために書き下ろされた小説を含め、月詠み 2nd Story『それを僕らは神様と呼ぶ』の全てが明らかになる作品が完成。    さて、今日のうたではそんな“月詠み”のユリイ・カノンによる歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、月詠みの基盤となっているもの、ユリイ・カノンならではの創作方法のお話です。そして、自身にとっての創作とは…。ぜひ今作と併せて、エッセイをお楽しみください。 月詠み 2nd Story『それを僕らは神様と呼ぶ』は小説と音楽が連なる作品。 物語によって楽曲の世界が広がり、楽曲は物語をより強く色付ける。 小説の為の音楽であり、音楽の為の小説でもある。   自分はユリイ・カノンという名でインターネットに楽曲を公開し始めたけれど、自分にとっての創作の始まりは音楽ではなく小説。 中学生になってから本を読むようになって誰に見せることもない小説をひっそりと書いた。 音楽を始めてから小説を書くことは減った。 それでも頭の中にはいつも物語があって、やがてそれを歌詞や音で表現していくという作り方をするようになった。 それが後の物語音楽プロジェクト、月詠みの基盤だったのだと思う。   自分の書く歌詞は間違いなく自分から生まれた言葉ではありつつも、その楽曲の語り手であり主人公である人物の言葉で書く。 語り手や登場人物の言葉遣い、思想、心情を歌詞にしてきた。なので、楽曲同士で別々の考えを持つものがあったり、矛盾が生まれることはある。それは意図的だったり無意識のうちにだったり。   月詠み1st Storyはユマとリノという二人の音楽家が主人公の物語で、1stの楽曲の多くはその二人が作った曲をイメージして作ったもの。 二人は互いの存在に影響を受け合いながらも、最終的には違う生き方を選ぶ。 どちらが正しいというわけでもなく、それぞれが選んだ道で、そこに至るまでの葛藤や想いを綴っている。 二人とは言いながらも、ユリイ自身の思想の一部には変わりない。 生きている中で変わったもの、失っていたもの、そういったものを掘り起こして植え付けるような感覚で、自分自身に混在する思想や感情を分け与えたような存在。そうして生まれた人物はそのうち自分から剥離して、やがて自分とは違う人間になって一人歩きを始める。   2nd Story『それを僕らは神様と呼ぶ』も、同じく二人の主人公であり、これも自分の中にある、矛盾にも似た錯綜した感情から生まれたもの。 生と死を主題とし、生きる意志や希死念慮、希望と絶望、充実と不足、出会いと喪失、といったものを書いた。 『生きる理由』みたいなもので言えば1stもそれが一つの大きなテーマではあったけれど、今回はもっと重たいものにしたかった。 自分が抱える感情のうちの、いくつかの到達点のようなもの。 決して優しい物語ではないし、はっきり言うとかなり苦しくつらい話ではある。 しかし自分にはそんな必要だったし、誰かにとっても何か考えるようなきっかけになるかもしれない。   自分の為の作品でもあるが、それだけに留めるような紐付けの仕方はあまりしたくない。 完全な答えが用意されているというのは退屈になってしまう。 小説の為の音楽であり、音楽の為の小説でもあり、そしてそれを受け取ってくれる人の為の作品でもある。 どの作品にも共通しているのは、聴いた人・読んだ人の中で新たな物語が生まれる可能性を持っていること。 音楽は、何かを伝えるという点では少し不便な部分がある。でもだからこそ、その曖昧さや不明瞭さがあることで寄り添える部分もあるとも思える。 好きなように受け取ってもらえるのが一番良いと思う。   自分にとっての創作は、問いを投げかける行為でもあり、自身との対話でもある。 ひたすらに何かを探し続けている。自分を納得させられる物を求めている。 とても無意味なことかもしれない。 しかし、そうして迷い続けるというのは、歩みを進めていることとも言える。   <月詠み・ユリイ・カノン> ◆Mini Album『それを僕らは神様と呼ぶ』 2025年2月26日発売 <収録曲> 1 死よりうるわし 2 夜明けのラズリ 3 心燃ゆ 4 ナラティブ 5 秋うらら 6 導火 7 ハクメイ 8 それを僕らは神様と呼ぶ

    2025/03/03

  • Karin.
    「普通」ってなんだろう。
    「普通」ってなんだろう。

    Karin.

    「普通」ってなんだろう。

     2025年2月26日に“Karin.”が自身初となる弾き語りEP『嘘が甘いから-ep』をリリースしました。初めてステージに立ったときから大切にしている、弾き語りでの演奏と改めて向き合い、制作を行なった今作。リード曲「嘘が甘いから」は、当時、神戸の高校に通う生徒の進路について相談を受けたことをきっかけに、将来の夢を追うひとへのエールソングとして制作された1曲です。    さて、今日のうたではそんな“Karin.”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、リード曲「 嘘が甘いから 」にまつわるお話です。何かを成し遂げたい、何者かになりたい、だけどそれがなかなかかなわない。今日も生きる理由を探し続けているあなたへ…。ぜひ今作と併せて、エッセイを受け取ってください。   「普通」ってなんだろう。  一体どこまでが普通で、どこからが可笑しいのか僕には分からなかった。   多様性を認め合うことが求められる現在、僕達は“他人との違い”を素直に受け入れられるのだろうか。  人と違うことをアピールする場が手軽かつ増えすぎてしまった結果、今この世の中はアイデンティティが飽和しているのではないかと僕は思っている。    僕達は物心ついた頃から競争世界の中で生きてきて、その箱が急に取り去られたなら、残った者は生きがいを失うのかもしれない。    自分が他者と違うこと、それだけでも生きる意味には繋がらないのか。   “生きるのに理由はいらない”と誰かは言うけれど、その言葉だけで生きていけるほど人間は強くない。  “生きがいが欲しい” “何かを成し遂げたい” “何者かになりたい”  結局、人は社会の中で生きるための大義や名分がないと生きていけないのだ。   僕はいつも他人からの評価がないと、生きている心地なんかしなかった。   周りから求められた自分がどんどん本来の自分の姿と離れてしまった末路、自分がずっと拠り所にしていたものが呆気なく他者に否定され、誰かが創り上げた僕ではない僕が、それでも今日も一人で生きる意味を探し続けている。   <karin.> ◆紹介曲「 嘘が甘いから 」 作詞:Karin. 作曲:Karin. ◆弾き語りEP『嘘が甘いから-ep』 2025年2月26日発売 <収録曲> 01.嘘が甘いから 02.低体温症 03.生まれた時のこと

    2025/03/01

  • FINLANDS
    わたしが生きている理由はあなただ。
    わたしが生きている理由はあなただ。

    FINLANDS

    わたしが生きている理由はあなただ。

     2025年2月12日に“FINLANDS”が約4年ぶりとなるオリジナル・フルアルバム『HAS』をリリースしました。コロナ禍の時期も絶えること無くライブ活動を継続し、精力的にデジタルリリースを重ねてきたFINLANDS。今作には、この4年の間に遂げた、さらなる成長の姿を余すことなく詰め込んだ全12曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“FINLANDS”の塩入冬湖による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回が最終回。綴っていただいたのは、収録曲「 HAS 」にまつわるお話です。自身が今まで得て持ってきたものから生まれたアイデンティティとは。そして、音楽を作ることが出来るその理由とは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 いつか別れる日が来るのだと思う。 人は。 人の死も見てきたし、どれだけずっと一緒にいた人もぱったり会わなくなれば会おうともせず生活の中からその人だけがさっぱりと消えていく。 そうして、人はしっかり「別れ」というものを寂しくても寂しくなくても経験するんだと思う。   わたしは未来が想像出来ない。 FINLANDSの展望を聞かれた時も明確に答えられたことがなく、インタビューの最後の質問にありがちなこの問いにいつものらりくらりと、「健康にツアーをまわり切りたいですね!」なんて言葉しか出てこない。中学生でももっと気の利いた言葉を出せそうなものだ。   これは昔からそうなんだと思う。 だけど、夫との日々ではよく、50歳になったら、80歳になったら、100歳になったら、もしもこの先研究が進んで150歳まで生きられるようになったら、なんて話をよくする。 ただ、もしも話の範疇であり、何歳でどうのこうのというライフプランというもの(保険のチラシで読みました)はない。   死ぬ時は一緒に死にたい。と本気で口にする。 あなたがいない世界に価値はないと本気で思うからだ。 だって87歳まで生きるとして、あとお花見が出来るのは53回、閏年に今年2月少な。と言えるのは21回くらい。オリンピックを見る事ができるのだって21回くらい。お誕生日をお祝いできる事だってあと53回くらい。 一緒に眠れる日だって最大で19345日くらい。   いつもそんな事を考える。 じんわりと寂しくなる。 夫はそんな長生きできないよ。 と、論点のずれた答えをさっぱりと出して終える。ばっさりとしている。 わたしは気にせず続ける。 きっと夫は聴いていない。   でもその度に毎回それでも最後死ぬ時、いつなのかはわからないけれど、その時わたしの身体は頭は今以上にあなたで構築されたわたしになっているのだろうな。と思う。 わたしの今まで持ってきたもの、あなたが今まで持ってきたもの、これから別々に得ていくもの、思い、これから同じ時間で得ていくもの、知っていくもので互いを満たし合えたらなんて愛おしい事なんだろうと思う。   あなたはわたしのために生きているわけじゃない、わたしもあなたのために生きているわけじゃない、だけど、わたしが生きている理由はあなただ。 あなたを喜ばせる仕組みくらい忘れないままいつか体と心をしっかり満タンにあなたで満たして命を終えたい。 そう思っていつも心を取り戻している。   思いを伝える。それがわたしが今まで得て持ってきたものから生まれたアイデンティティなのだと思う。   音楽を作ること以上に楽しいことはない。 だが、わたしが音楽を作ることが出来るのは叶っても叶わなくても人を最大の心で思うことが出来るからだ。     <FINLANDS・塩入冬湖> ◆紹介曲「 HAS 」 作詞:塩入冬湖 作曲:塩入冬湖 ◆オリジナル・フルアルバム『HAS』 2025年2月12日発売   <収録曲> 01.ララバイ 02.わたしたちのエチュード 03.東京エレキテル  04.ナイトシンク  05.割れないハート 06.VS 07.ピース  08.like like  09.シルエット 10.キスより遠く 11.CLASSIC 12.HAS

    2025/02/28

  • ガラクタ
    俺は「バンドマン」になれているのだろうか。
    俺は「バンドマン」になれているのだろうか。

    ガラクタ

    俺は「バンドマン」になれているのだろうか。

     2025年2月26日に“ガラクタ”が新作EP『雨のち君で晴れに変わる』をリリースしました。全6曲入りとなっており、映画『フグとタコと僕らのミライ』主題歌「ボーイズアンドガールズ」、山本舞香主演、堤幸彦原案&演出、中京テレビ開局55周年記念ドラマ『令和の三英傑!』主題歌「あくびがうつる」など、ガラクタ初の映画、ドラマ主題歌に加え、新曲2曲を含む全6曲を収録されています。    さて、今日のうたではそんな“ガラクタ”のはる(Vo&Gt)による歌詞エッセイをお届け!綴っていただいたのは、収録曲「 一目惚れ 」「 あくびがうつる 」「 ボーイズアンドガールズ 」のお話です。それぞれの楽曲に込めた想いや、まつわるエピソードを歌詞と併せてお楽しみください。 自分の内面を書くことは好きではないです。 なぜなら恥ずかしいから!   自分がどんな人間なのか見透かされる気がして、歌詞にするのは大抵妄想上の誰か。 ペルソナを作って、そいつになりきって歌詞を書いてます。   ・男子 ・高校一年生 ・帰宅部 ・恋愛経験少なめ ・趣味に没頭 ...   どんどん書き出していって、   いやこれ俺じゃね?   こうなってしまったからにはしょうがない。 と、「一生片思い」ぶりに、自分から素直に出てくる言葉で、「 一目惚れ 」の歌詞を書きました。   春のせいにしたり、未来でもう一度会いたいとか、逃げてばかりですが、いつか練りに練った脚本通り、話しかけれたらいいですね、、     EPのリリースが決まってから、納期の最後の最後まで作っていて、過去イチ自信がある、と言っていいほどの楽曲になっています。「一目惚れ」をEPの一曲目に持ってくることは、勇気のいる決断でしたが、6曲を通して、今のガラクタを知ってもらえる名刺的な1枚になったと思います。ぜひ6曲通してお楽しみください!     「両思いだとあくびがうつるらしいよ!」   って小学生のときの噂を思い出した。 恥ずかしながら、当時の自分は、無理矢理にでも好きな人と同じタイミングであくびしてやろうと思ってた時期もあるくらいで、、   実際に、あくびは、親しい人ほど、その相手に対する共感や関心が高ければ高いほど、うつりやすい、という研究結果が出ている、らしい。   これほど幸せな自然現象って他にある?   「 あくびがうつる 」というタイトルだけで幸せだ、と断定できるほど、素敵な言葉を思い出させてくれた小3の俺ありがとう。     ガラクタ初となるドラマ主題歌の書き下ろし楽曲で、メンバーと話した夢の一つでもありました。より一層、気の引き締まる思いで、楽曲制作に挑みました。イントロのギターリフなど、歌詞だけではない部分で、火照ってしまうくらい暖かい楽曲を作れたかな、と思います。   あくびがうつるくらい大切な人を思い浮かべて聴いてください!     「 ボーイズアンドガールズ 」   3月で大学を卒業し、4月から晴れて正真正銘の「バンドマン」となる。今までは、両方の甘い蜜を吸って生活していた。 大学の卒業制作があるから、曲作らないといけないから、何をやるにしても自分の中で言い訳してた。   この春から、周りの友達はみんな就職して、「社会人」になる。 俺は「バンドマン」になれているのだろうか。   初めてエレキギターをアンプに繋げて、スタジオで歌った日 初めてオリジナルの曲を作って、メンバーに聴かせた日 初めてステージに立って、お客さんの目を見て歌った日   きっと側から見たら、バンドマン以外の何者でもないだろう。   輝ける場所は人それぞれ。 そんな場所に巡り会えるか、今ある環境をその場所にするか。 俺は今、巡り会えてる気がする、そんな幸せなことは他にない、正真正銘のバンドマンになれるよう、これからも曲を作り続けます!   <ガラクタ・はる(Vo&Gt)> ◆新作EP『雨のち君で晴れに変わる』 2025年2月26日発売 <収録曲> 01.一目惚れ 02.あくびがうつる 03.したいことリスト 04.デートしよ! 05.ボーイズアンドガールズ 06.愛してるだけ  

    2025/02/27

  • 3markets[ ]
    恋人たちよ手を繋げ 僕の分まで繋いでくれ
    恋人たちよ手を繋げ 僕の分まで繋いでくれ

    3markets[ ]

    恋人たちよ手を繋げ 僕の分まで繋いでくれ

     2025年2月26日に“3markets[ ]”がメジャーファーストアルバム『SUPER DUST BOX』をリリース! さらに発売前となる2月5日には収録楽曲のすべてを先行配信いたしました。2025年3月からは全国14ヶ所を回るメジャー初ツアー『ゴミ箱から愛を込めて』も開催予定。メジャーアルバムリリース後の初のツアーとなります。    さて、今日のうたではそんな“3markets[ ]”のカザマタカフミによる歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回が最終回。綴っていただいたのは、収録曲「 パスタラビスタ 」にまつわるお話です。「スリマのおかげで彼女ができました!」という声をもらうとき、喜びと同時に浮かぶ気持ちは…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください! 「中学生にもわかる言葉で」をモットーに歌詞を書いてるんだけど… アスタラビスタって知らないよね…俺はこの言葉はマンガで覚えたんだけど、「また会おう」みたいなスペイン語。頭もよくなるね。最高のバンドだね。   いやーさー、もうこれavexの人に「歌詞が気持ち悪い」って言われてめっちゃ嬉しいんだけどさ、   あのね、メジャーデビューしたじゃん。したのに彼女いないじゃん? 孤独じゃん?   たまにね、 「スリマのおかげで彼女ができました!」 みたいな、え?? なんかの広告か?? みたいなDMをいただくんすよ。   そりゃもう本当に嬉しいし、バンドやってて一番よかったって思える瞬間かもなんすよ。 自分の作ったもので人と人が出会うなんてうれしすぎてもう最高なんだけど、   それと同時に… 「おめでとう。なんで曲作った俺はひとりなの??」   っていう気持ちになることが多々あって。   引っ越してモテ部屋にしたのに、毎日毎日家で作業して 徒歩1分のコンビニでレトルトのパスタとカレーをずっと食べてて。   なんかおかしくない?? お前らのその輪の中に俺も入れてくれよ! 俺を間に挟んでハグしてくれよ!!   という気持ち悪い曲ですよ… でも本当うれしいし、これ以上幸せを望むなんてバチがあたりそうだけど、 俺も好きな人と手をつないだり!したい!!   と思って書いた曲ですよ…怖いんですよ…一人で死ぬのが… どうせ人間は一人で死ぬのにね…不思議だね……       というわけで、新曲3曲のコラム、 読んでくださった方、歌ネット様、ありがとうございました。     文字を書くの大好きです。お仕事と彼女ください。     ウソ。 彼女はウソです。自分で手に入れます。   <3markets[ ]・カザマタカフミ> ◆紹介曲「 パスタラビスタ 」 作詞:カザマタカフミ 作曲:カザマタカフミ   ◆メジャーファーストアルバム『SUPER DUST BOX』 2025年2月26日発売 2025年2月5日先行配信 <収録曲> 1 社会のゴミカザマタカフミ 2 アシタカフミ 3 出禁 4 ね。 5 サイゼ 6 底辺の恋(2025 ver.) 7 缶ビールとポテトチップス(2025ver.) 8 ムリ(笑) 9 レモン× 10 パスタラビスタ 11 INTJINTPENTJENTPINFJENFJINFPENFPISTJISFJESTJESFJESTPISTPISFPESFP 12 白紙

    2025/02/26

  • Bye-Bye-Handの方程式
    過去まで丸っと愛せるね。②
    過去まで丸っと愛せるね。②

    Bye-Bye-Handの方程式

    過去まで丸っと愛せるね。②

     2025年2月5日に“Bye-Bye-Handの方程式”がEP『nostalgic lovers』をリリースしました。今作には、自主制作音源を再録&初音源化した全5曲が収録されております。これまでのBye-Bye-Handの方程式を彩ってきた楽曲を最新アレンジでご堪能ください。    さて、今日のうたではそんな“Bye-Bye-Handの方程式”汐田泰輝による歌詞エッセイを2週連続でお届け! 今回は第1弾に続く第2弾です。自分にとっての歌詞とは、バンドとは。そしてBye-Bye-Handの方程式というバンドにおいて、ノスタルジーとは…。また、今回も音声版がございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 エッセイという文章形態は今回初めて書く。 それは小説でもなくポエムでもなく 短歌でも詩でもない。   いつもは歌詞という枠組みの中で そこに誰かを入れて遊ばせてみたり、自分のリアルを切り取ってみたり、と様々。 歌詞はメロディが乗っかった言葉が必ずしも歌詞だとは思わない。それは読んだだけでこれは詩ではなく歌詞だと思えるものが確かにある気がするから。   昔からモノ作りが好きな子どもだった。でも完成してしまうと咄嗟に飽きてしまうのも自分なのである。常に自分の今つくる新しいモノに興味があった。 だからきっとあの頃の曲も同じ様にもう2度と開けることのないおもちゃ箱にしまっておいたはずだった。   それは昔のアルバムを見返す様な 校庭のタイムカプセルを掘り起こす様な 部屋の押し入れから何かを見つける様な あの感じにもしかしたら近いのかもしれない   確かに自分が書いたモノ、作ったモノ それは過去から未来の自分に託された 何かをそこから感じ取れたそんな感覚   だからふと思い出した、小学生の頃に埋めたタイムカプセルの事。今頃、大人になったあの時の同級生はもう掘り返したのだろうか。そんな事をそもそも思い出したりしているのだろうか。 気にしているのは自分だけだとするならこんな事続けて当たり前だ、当然の結果だ。 だから自分にとってのバンドは、そんなあの頃終わるべきだった、終わるはずだったほんの小さな遊びが、今もここでただ続いてるだけなのだ。   Bye-Bye-Handの方程式というバンドにおいて、ノスタルジーとは切って切り離せないものだと思う。だってずっと今の事よりも過去を歌ってきた僕らだから。 1秒先は未来で1秒前は過去だとすれば 本当の今というのは、過去を承認して認めていく先にあるものが“今”なのだと思う。   できれば花丸をあげたい。二重丸でも嬉しい 採点は誰にも任せちゃいけない、自分でやるから意味があるのだ。今日も満点じゃなくて良い、狙うはギリギリ合格点だ。   <Bye-Bye-Handの方程式・汐田泰輝> ◆EP『nostalgic lovers』 2025年2月5日発売 <収録曲> 1 熱帯夜と遊覧船 2 湿恋 3 自論文 4 君と星座の距離 5 Flower Dance

    2025/02/25

  • FINLANDS
    どうぞご自由に。
    どうぞご自由に。

    FINLANDS

    どうぞご自由に。

     2025年2月12日に“FINLANDS”が約4年ぶりとなるオリジナル・フルアルバム『HAS』をリリースしました。コロナ禍の時期も絶えること無くライブ活動を継続し、精力的にデジタルリリースを重ねてきたFINLANDS。今作には、この4年の間に遂げた、さらなる成長の姿を余すことなく詰め込んだ全12曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“FINLANDS”の塩入冬湖による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第2弾です。綴っていただいたのは、収録曲「 わたしたちのエチュード 」にまつわるお話。うまく生きるため、笑顔で相槌を打ち続けているあなたへ。それができなくて息がしにくいあなたへ。この歌とエッセイが届きますように。 うまく生きるための練習は多い。 高校生の時に同級生の女の子が、「あの子がモテる理由は相手の話をどんな話でも笑って聞くから」と言っていた。 その話が忘れられない。   つまらない話を笑顔で聞いて、相槌を打つ。 生涯で使える笑顔と相槌の数に制限があるのであれば絶対そんなところで使わないのに。 生きている間は無制限。が仇となりどこでもかしこでも使い続ける。   その子のことを素直に凄いと思ったし、歳をとるにつれて、意味がわかった。 バイトを始めた時に本当につまらないお客さんにもわたしは笑った。 はい、無駄笑いだなぁ。と思いながらも笑った。   時給のうちの笑顔だ。   バンドの先輩が話す打ち上げでの過去の栄光話でもわたしは笑った。 気まずいからだ。   そうやってうまく切り抜ける練習をして、だんだんうまくなりたくもない笑顔がうまくなり、出したくもない高い声と笑い声によく似た発声を選んで使えるようになる。   サービスのような笑顔と高い声と表情は、頼まれてもいないのに見えない空気に従うように生まれる。   練習を積み重ねて反射的に生まれているだけだ。 あぁめんどくせえ。猫撫で声も作り笑いも、見たくもない映画見ていないと話についていけない関係も、特別な人間だから愛されているという自慢話も、忘れた頃に連絡してくる男も。   でもそれらにどう答えるかなんて決め事じゃない、ましてや誰からも頼まれてもいない。   あぁ、もっと呼吸がしやすいように生きていよう。 急いで愛されよう。などと思わずに、練習した今までの息継ぎも声も顔も全て使うか使わないかはわたしたちが決めるべきである。 そしてそれらは実は求められていない場合が多く、勝手にやっていた。という事もあったりするのだ。     どうぞご自由に。 そちらもこちらも。     <FINLANDS・塩入冬湖> ◆紹介曲「 わたしたちのエチュード 」 作詞:塩入冬湖 作曲:塩入冬湖 ◆オリジナル・フルアルバム『HAS』 2025年2月12日発売   <収録曲> 01.ララバイ 02.わたしたちのエチュード 03.東京エレキテル  04.ナイトシンク  05.割れないハート 06.VS 07.ピース  08.like like  09.シルエット 10.キスより遠く 11.CLASSIC 12.HAS

    2025/02/21

  • ナナヲアカリ
    いかにすごいことを成し遂げているかを私たちは忘れてしまっている。
    いかにすごいことを成し遂げているかを私たちは忘れてしまっている。

    ナナヲアカリ

    いかにすごいことを成し遂げているかを私たちは忘れてしまっている。

     2025年2月19日に“ナナヲアカリ”がニューシングル「明日の私に幸あれ」をリリースしました。タイトル曲は、1月より放送のTVアニメ『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』(略称:ギルます)のEDテーマ。さらに、若手ボカロPのtepeとタッグを組んだ新曲「PLAY&PRAY」も収録されております。    さて、今日のうたではそんな“ナナヲアカリ”による歌詞エッセイをお届け。綴っていただいたのは、新曲「 明日の私に幸あれ 」にまつわるお話です。ギルますの主人公・アリナの思い、登場人物たちの姿、そして私たちの暮らしに向き合ってみたとき、見えてきた歌詞の方向性は…。ぜひ、今作と併せて、エッセイをお楽しみください。 お久しぶりです。ナナヲアカリです。 2月19日にニューシングル「明日の私に幸あれ」がリリースされました。今回はこの楽曲についてお話しさせていただきたいと思います。   この楽曲は、TVアニメ『ギルドの受付嬢ですが、残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います』(通称:ギルます)EDテーマのお話をいただいたことがきっかけで生まれたものです。   EDはコミカルでキャッチーにしたいというオーダーがもともとありながら、主人公・アリナの残業をしたくないという切実な願い、自分の時間を大切に思う気持ちに共感したこともあり、これを表現するにはリアルな感情とキャッチーエモーショナルを描けば天下無双の"玉屋2060%(Wienners)"さんのお力が必要だ!!と真っ先に思いました。快諾いただけて本当によかったです。   玉屋さんとの楽曲もこれで四曲目。四曲目ともなってくると打ち合わせもスムーズです。私の考えをこれでもかと汲み取ってくださるので、打ち合わせ終盤には玉屋さんはどことなく神様みたいに見えています。たぶん神様なんだと思います。   キャッチーでコミカルを重視するならば「残業!反対!無理!」みたいな振り切った方向性の歌詞もよいのでは? という案も一時は出ていました。ですが、改めて考えるとアリナはその絶対無理なことを終わらせるためにめちゃくちゃ頑張っているという人物像であるので、無理!という気持ちだけに振り切った方向性だと、作品とのズレが生じてしまう気がしました。   そして、一見アリナだけがめちゃくちゃ頑張っている特別な人物のように見えるけれど、作品内の他のキャラクターたちはもちろん、日々を生きている私たちもめちゃくちゃ頑張ってない? ということに気づいたのです。   仕事をするのは当たり前、学校に行くのは当たり前、その当たり前を繰り返してるうちに、いかにすごいことを成し遂げているかを私たちは忘れてしまっている。何日後かのお休みのために、明日の楽しみな予定のために、はたまたただひたすら自分の生活のために…。誰しもがそうやってさまざまな理由に向かって毎日を生き抜くことを積み重ねている。その凄さを今一度思い出して自分を褒めてあげられるような歌になったら良いかも!!   歌詞の方向性が完全に決まった瞬間でした。それを伝えると同時に、「うんうん、もうなんか浮かんできてる!!」と大きく頷いてくださった玉屋さんの安心感たるや。そして、生み出された軽快なフローに乗せられた突き刺さる言葉の数々。感無量でした。   ちなみに今回ちらほらと、「初見じゃナナヲアカリだとわからなかった」と言われたりなどもしているこの楽曲。こう言われる大きな理由はおそらくキーレンジにあると思います。最近の私の楽曲の中では圧倒的に低いキーとなっていて、いわゆるナナヲアカリらしい高音ロングトーンもありません(言葉はたくさん詰まっているけど)。   軽快さと口ずさみやすさを大事にしたかったので、結果、普段よりも低いキーでの制作をお願いしました。なのでたくさん歌ってもらえると嬉しいです。自分を鼓舞するように。笑   色々書きましたが「明日の私に幸あれ」は、あなたのためのライフソングです。あなたがあなた自身のために聴いて、歌って、楽しくなって、ちょっと頑張れる。そんな曲であってほしいと思います。眠くなったら寝てお昼過ぎに起きる、たまにはそんな休日を過ごしてほしいと思います。   最後に印象深い冒頭の<半端ないぱっぱら>部分の小噺をひとつ。私がリファレンスにあげたのは「ぽっぴっぽー/ラマーズP feat.初音ミク」でした。   私は!!!破裂音が!!!だいすきだから!!へい!!   <ナナヲアカリ> ◆紹介曲「 明日の私に幸あれ 」 作詞:玉屋2060%(Wienners)・ポエトリー:ナナヲアカリ 作曲:玉屋2060%(Wienners)  ◆ニューシングル「明日の私に幸あれ」 2025年2月19日発売

    2025/02/20

  • さとう。
    人は時に、悲劇に憧れてしまう。
    人は時に、悲劇に憧れてしまう。

    さとう。

    人は時に、悲劇に憧れてしまう。

     2025年3月12日に“さとう。”がミニアルバム『とあるアイを綴って、』をリリース! 今作には、TVアニメ『花は咲く、修羅の如く』エンディング主題歌「朗朗」を含む全6曲が収録。ライブではすでに定番となり、ファンから音源化が待たれていた「アマレット」や「点滅する」など、さとう。の歌の持ち味でもある儚くも美しく、危うささえも感じる蒼い感情が閉じ込められたような楽曲も収録されております。    さて、今日のうたではそんな“さとう。”による歌詞エッセイを3ヶ月連続でお届け中。今回は第2弾です。綴っていただいたのは、収録曲「 アマレット 」にまつわるお話。この歌はどのように産まれたのか。サウンド面でのこだわり、そして歌詞に込めた想いは…。ぜひ今作と併せて、エッセイをお楽しみください。 2025年3月12日にリリースの mini album『とあるアイを綴って、』から 「アマレット」が先行配信されました!   今までの弾き語りのさとう。と 初めてのバンドサウンドが入り混じった 今回のアルバムの中でも、ギターとチェロという唯一の編成で完成された楽曲 聞いていただけましたでしょうか。   今回のコラムでは、この楽曲について 書かせていただけたらと思います。   さとう。がよく出演させていただいているライブハウスの “題名縛りで新曲を書き下ろす”という企画で この「アマレット」は産まれました。   恋に酔っていただけの女性に、 溺れてしまった男性の想いを綴った歌になります。   ライブでは、 ギターをあえてテンポからずらして弾いて、 不安な波の揺らぎを思い浮かべながら 歌ったりしています。   さとう。は田舎育ちなので 時折、都会の喧騒から離れて 圧倒的な自然の音に触れたくなってしまうのですが、 この曲を歌うたびに夜の海に行けたような気がして、 悲しい恋の歌ではありますが、 何度か救われていました。   ギター1本で表していたさざめきが チェロの音と重なると 海の不安な波や、その重さがより伝わって… とても大好きな作品の一つになりました。   <君は幸せになりなよ> 最後、この詩を歌うときは いつも怒りに似た祈りを込めています。   人は時に、悲劇に憧れてしまう。 綺麗なままでいられるはずなのに、 物足りなくなってしまう。   そうでなくても恋に落ちたり、人を愛したりすることに不器用な私たちは、いつだって綺麗で、汚れていて、愛おしいのに。   揺れるあなたの心が この曲に触れた時 月の光のように優しく照らせたら嬉しいです。   <さとう。> ◆紹介曲「 アマレット 」 作詞:さとう。 作曲:さとう。 ◆mini album『とあるアイを綴って、』 2025年3月12日発売 配信リンク: https://lnk.to/toaruai <収録曲> 1.点滅する 2.朗朗 3.アマレット 4.春一番 5.夕陽になった人 6.Aini  

    2025/02/19

  • 3markets[ ]
    離れてく君と僕との音楽が
    離れてく君と僕との音楽が

    3markets[ ]

    離れてく君と僕との音楽が

     2025年2月26日に“3markets[ ]”がメジャーファーストアルバム『SUPER DUST BOX』をリリース! さらに発売前となる2月5日には収録楽曲のすべてを先行配信いたしました。2025年3月からは全国14ヶ所を回るメジャー初ツアー『ゴミ箱から愛を込めて』も開催予定。メジャーアルバムリリース後の初のツアーとなります。    さて、今日のうたではそんな“3markets[ ]”のカザマタカフミによる歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第2弾。綴っていただいたのは、収録曲「 出禁 」にまつわるお話です。“歩幅を合わせよう”という意志がないと、だんだんズレてしまう気持ち、どんどん離れてしまう関係…。一緒に生きていくことの難しさを感じているあなたへ。ぜひ、歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 「応援してます!」って言われることがあってさ、 そりゃめっちゃ嬉しいんだけど、悔しくもなるんすよ。   だってWANIMAとかさ、B'zとかにさ、「応援してます!」って言わないっしょ?   バンドってお金をもらってるから、俺としては人を応援する側でいたいし、なにかしらを与えてあげられる存在でいたいんだけど…応援されるってことは気を遣わせてるかもしれないな…ほんと売れないと…   って思うんすけど、 かと言って売れてやんぞ! と思って曲書いたりすると、「違う」みたいになるじゃないですか? きっと応援してる側からすると、好きなように生きてほしい、そのために応援してる、みたいなところがあるのかもしれないんすけど…こっちとしては早く返したい! みたいになって、   なんか無駄なことを俺はしてるのでは?? と思うことがあるんだけど…というかずっと売れたいと思ってはいるんだけど…   なにが言いたいかというと… お前はそれでいいのか!? 後悔しないのか!!?   ということで…ちょっとこの曲の説明はあまり避けたいんだけど… 一緒に生きていくことって難しいよなってなんでも思っていて。   けいちゃん(猫)が亡くなった時に聞いていた心音もそうなんだけどさ、 たとえば人と歩く歩幅もそうなんだけど 一緒に歩こうとしないと人ってものすごくズレていっちゃうんだよなって。   渋谷とかあんだけ人がいるのに、知り合いじゃないとどんどんズレていくんだよ? すごくない?   なんつーか、わかりづらいかもしんないけどそういうこと。 自分だけは自分を見離さないようにしようとあらためて。     いままで書いてきた中で一番わかりづらい文章かも。これが…「余白」ってやつか? メジャーっぽいね。そういうところだぞ。ズレていくのは。   わかりやすく、「変な曲ばっか書いてごめんね」って言え。   <3markets[ ]・カザマタカフミ> ◆紹介曲「 出禁 」 作詞:カザマタカフミ 作曲:カザマタカフミ   ◆メジャーファーストアルバム『SUPER DUST BOX』 2025年2月26日発売 2025年2月5日先行配信 <収録曲> 1 社会のゴミカザマタカフミ 2 アシタカフミ 3 出禁 4 ね。 5 サイゼ 6 底辺の恋(2025 ver.) 7 缶ビールとポテトチップス(2025ver.) 8 ムリ(笑) 9 レモン× 10 パスタラビスタ 11 INTJINTPENTJENTPINFJENFJINFPENFPISTJISFJESTJESFJESTPISTPISFPESFP 12 白紙

    2025/02/18

  • Bye-Bye-Handの方程式
    過去まで丸っと愛せるね。
    過去まで丸っと愛せるね。

    Bye-Bye-Handの方程式

    過去まで丸っと愛せるね。

     2025年2月5日に“Bye-Bye-Handの方程式”がEP『nostalgic lovers』をリリースしました。今作には、自主制作音源を再録&初音源化した全5曲が収録されております。これまでのBye-Bye-Handの方程式を彩ってきた楽曲を最新アレンジでご堪能ください。    さて、今日のうたではそんな“Bye-Bye-Handの方程式”の汐田泰輝による歌詞エッセイを2週連続でお届け! 今回は第1弾です。結成10周年という節目を迎えるにあたり、芽生えた気持ち…。記憶を遡りながら、バンドの軌跡を綴っていただきました。また、今回は音声版もございます。本人の朗読でもエッセイをお楽しみください。 2025年2月5日に我々の5曲入りの再録EP 『nostalgic lovers』がリリースされた。   1月から東名阪ワンマンをバンドとしては初めて周り、製品盤では先に会場販売はしていたものの、この時代においては配信されてからやっとリリースした気になるのもこの時代ならではの感覚なのかもしれない。   そう、我々は今年で結成10周年という節目を迎えるに当たって次の10年、20年とその先を見据えた時、今の僕らを見てる人たちに過去を知ってもらった上で、この先も一緒に歩んでいきたいという気持ちがどこからかゆっくりと芽生えたのだ。   遡れば16歳の時に組んだこのバンドは、まだ漠然とバンドを続けていく事がどんな事かも分からず、あの当時はきっと、頭の片隅にバンド以外の何者かになる選択肢を持ちながら、何処まで続くか分からないバンドという世界に足を踏み入れたんだと思う。そんな自分もその内の1人だった。   地元のライブハウスに初めてイベント出演した時、数年前に他界してしまった当時のライブハウスのオーナーから、「自分は将来何になりたいか」とメンバー4人それぞれ聞かれた事があった。自分は音楽プロデューサーや作曲家になりたいとその時答えた。   そしたらすぐに返事が返ってきた。   「それならバンドで売れるほうが簡単かもね」   返ってきた言葉はそんな言葉だった。   本当に最初のほんの小さな覚悟がそこで生まれた様な気がした。今思えばライブハウスの人間だからそう言うのも当たり前かと冷静に受け止めてしまうが、ある意味ラッキーだと思った。 まだ何も分からない僕にとってバンドを漠然とやる意味がふわっとそこで生まれたから。   当時は今より、誰が鳴らすより何を鳴らすかを重きに置いていた。だから自分が歌う事への抵抗もかなりあったと思う。   それがよく表れてる例とあげるとするならば、全曲にボーカルエフェクトをかけて当時は歌っていた。テクノなどでよく聴くオートチューン(自動でピッチを正すエフェクト処理)というやつだ。ある意味、本来人の声が持つ温かみとは真逆の用途で使われがちなものである。   自分が作った音楽に自分の技術不足で楽曲の持つ美しさを損いたくないと思った行為だったが、それが逆に楽曲の妨げをしていた事に気づくまでに3年もかかった。そんな過去が固く地層の様に僕らの足元には重なっている。   だからこそ今回の『nostalgic lovers』は あの時の僕らを迎えにいく そんな気持ちがこの先の見知らぬ誰かに届くのかもしれない。それは眩しい光ではなく、温かい光の先に待ってる自分たちとの集合場所の様な音源になったんだと思う。   <Bye-Bye-Handの方程式・汐田泰輝> ◆EP『nostalgic lovers』 2025年2月5日発売 <収録曲> 1 熱帯夜と遊覧船 2 湿恋 3 自論文 4 君と星座の距離 5 Flower Dance

    2025/02/17

  • FINLANDS
    真似したらあなたの気持ちがわかるんじゃないか。と思った。
    真似したらあなたの気持ちがわかるんじゃないか。と思った。

    FINLANDS

    真似したらあなたの気持ちがわかるんじゃないか。と思った。

     2025年2月12日に“FINLANDS”が約4年ぶりとなるオリジナル・フルアルバム『HAS』をリリースしました。コロナ禍の時期も絶えること無くライブ活動を継続し、精力的にデジタルリリースを重ねてきたFINLANDS。今作には、この4年の間に遂げた、さらなる成長の姿を余すことなく詰め込んだ全12曲が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“FINLANDS”の塩入冬湖による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第1弾です。綴っていただいたのは、収録曲「 ララバイ 」にまつわるお話。<わたし>の誕生日を覚えてくれなかった<あなた>。あなたの気持ちが知りたくて、あなたの真似をしてみて、わかったことは…。ぜひ、歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 続編シーズンの主役はずっと変わらずあなたである。誰と恋愛に似たそれを実行している最中でもあなたが主役の物語の端っこに申し訳なさそうに、それでいて当たり前の顔している通行人役のようにわたしはいる。   あなたがわたしの誕生日を覚えられなかった理由が今ならわかってしまうことで理解に至ったその心の正体に悲しまずにはいられなかったし、冬のコートは煙草の煙と混ぜこぜになった人間の匂いが染み込んでいて頬にあたる度、その匂いが冬の匂いなんだとしっかりと着実に覚えていったし、その匂いがいい匂いかどうかなんてことは問題ではなく、その匂いは無条件に思い出の一端を担うのだから好きに決まっていた。   それくらいにあなたが発するものは思い出となり、それを好きか嫌いかなんて判断する余裕もなく自動的に愛おしい特別としてそこにあった。   わたしは多分傷つけられている。 と何処かでわかっていた。 だから何なんだ。という話であるが。 傷つけられたから、だから、じゃあ、その先に何があるってわけではないのに、わたしも人を傷つけていいんだ。あなたみたいな愛し方とも言えない、その場しのぎの安心の乞い方を寂しさの薄め方をしていいのだ。 と無性に真似したくなった。   真似したらあなたの気持ちがわかるんじゃないか。と思った。   事実わかってしまった。 わたしの誕生日をあなたが覚えない気持ちの正体が痛いほどわかってしまった。   気持ちのいいものではないな。と思った。 真面目に、誠実に。なんてことではなく。 人を傷つけて楽しいことなんて本当に一つもないのである。 四六時中終わらないタスクのように眠る前に、朝起きた時に、あぁ、この人のこと好きでいるべき自分を作らないとと思うなんて健やかな心ではない。   だからもう人に恋をしていると思いたいが故の恋はやめるべきだと思った。   眠る前に話してくれたどうでもいい話をわたしはぼんやり思い出している。 子守唄みたいに、内容なんてない。 どうでもいい話を。 今でも思い出している。     <FINLANDS 塩入冬湖> ◆紹介曲「 ララバイ 」 作詞:塩入冬湖 作曲:塩入冬湖   ◆オリジナル・フルアルバム『HAS』 2025年2月12日発売   <収録曲> 01.ララバイ 02.わたしたちのエチュード 03.東京エレキテル  04.ナイトシンク  05.割れないハート 06.VS 07.ピース  08.like like  09.シルエット 10.キスより遠く 11.CLASSIC 12.HAS

    2025/02/14

  • Little Black Dress
    主題歌は誰かの人生に寄り添える存在でもある
    主題歌は誰かの人生に寄り添える存在でもある

    Little Black Dress

    主題歌は誰かの人生に寄り添える存在でもある

     2025年2月5日に“Little Black Dress”が新曲「PLAY GIRL」をリリースしました。同曲は、ドラマ『マイ・ワンナイト・ルール』主題歌。女が着飾るときには、様々な理由がある。その飾りが自分の心さえも強くしてくれることがある。そんな“型にはまらず、自由なライフスタイルを楽しむ女性”を遼が演じ、歌いあげる1曲となっております。    さて、今日のうたでは“Little Black Dress”の遼による歌詞エッセイを2週連続でお届け!今回は第2弾。自身にとって、ドラマの主題歌とはどんな存在なのか。ドラマと主題歌の関係性に感動したとある記憶とは…。ぜひ今作「 PLAY GIRL 」の歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 シンガーソングライター、Little Black Dressです。   「今日のうた」のコラム第1弾は、2月5日に配信リリースした新曲『PLAY GIRL』について書かせていただきましたが、第2弾ではドラマ主題歌について書いてみます。   『PLAY GIRL』は、今(2月13日時点)放送中のドラマ『マイ・ワンナイト・ルール』の主題歌に選んでいただきました。 初めてのドラマ主題歌。毎回絶妙なタイミングで曲をかけていただき、感動してしまいます。 不思議なことに、登場人物たちの心境の変化とともに、『PLAY GIRL』も、“決意を後押しするような強い曲”に聞こえたり、“哀しい叫び”のように聞こえたり、変化しているように感じるんです。   主題歌は、ドラマを盛り上げるための存在であり、登場人物のラブレターのような存在でもあるんですね。   以前も、とある作品で同じように、ドラマと主題歌の関係性に感動したことがあります。 2014年に日本テレビ系列で放送された『明日、ママがいない』です。 児童養護施設を舞台に、まだ幼い子どもたちが、いろんな大人たちと出会い、愛されることや愛することを知っていくドラマ。   今回は、当時の私が作品と主題歌に触れ、感じたことにフォーカスを当てて書きます。   当時、私は15歳、中3思春期。学校での人間関係に悩み、反抗期もあって、心がトゲトゲしていた時期だったのですが、愛を探し求めて一喜一憂する子どもたちや、子どもたちを守ろうとする大人たちの愛情を自分の日常と重ねて、毎話ボロボロと泣いていました。笑 何より、芦田愛菜さんをはじめとする、自分よりも小さな子役の皆さんが、全身全霊でその役を演じられる姿にも心を打たれましたね。   自分自身が多感な時期だったこともあり、 “「私は愛されてないのかも」って思ってしまうことって私だけじゃなくて、実は誰しも起こり得る感情なのかもしれない”とか、 あなたに思いっきり抱きしめてほしいと、本当はあなたを愛していると、 “どうして人って、言うべきタイミングで言うべきことを素直に言えないんだろうか”とか、 そんなことをモヤモヤ考えながら観ていました。 この感情に答えが欲しいよー!モヤモヤするよー!!  そんな中、主題歌コトリンゴさんの 『誰か私を』 が流れてくるんです。   さびしそうね さびしそうね でも大丈夫 今日から一緒って 抱きしめられたい   強くなった気でいた でも勘違いで 言いたい事が何一つ 言えない自分になっていたよ   でも誰か私を 誰か私を そっと愛してはくれませんか   まるで、登場人物たちの心の内のように。モヤモヤした感情を代弁してくれるように。 歌が降り注いできました。 ドラマに寄り添って作られた楽曲が、いつの間にか視聴者である自分に寄り添ってくれていた。そんな瞬間でした。   主題歌は、ドラマを盛り上げるための存在であり、登場人物のラブレターのような存在であり、誰かの人生に寄り添える存在でもあるんですね。   今回ドラマ主題歌に選んでいただいた『PLAY GIRL』も、そんな存在になれていたら嬉しいなと思います。 そしてこの先もし、またドラマ主題歌を歌う機会をいただけたら、そんな存在になれるような楽曲を、愛情込めて作りたいなと改めて思います。   テレ東ほかドラマチューズ!『マイ・ワンナイト・ルール』、原作のなかおもとこさんによる電子コミック『マイ・ワンナイト・ルール』、そしてドラマ主題歌『PLAY GIRL』を、引き続きお楽しみください♪   <Little Black Dress・遼> ◆紹介曲「 PLAY GIRL 」 作詞:遼 作曲:遼 ◆楽曲配信Linkfire https://king-records.lnk.to/PLAYGIRL

    2025/02/13

  • 3markets[ ]
    幸せになったら忘れてね
    幸せになったら忘れてね

    3markets[ ]

    幸せになったら忘れてね

     2025年2月26日に“3markets[ ]”がメジャーファーストアルバム『SUPER DUST BOX』をリリース! さらに発売前となる2月5日には収録楽曲のすべてを先行配信いたしました。2025年3月からは全国14ヶ所を回るメジャー初ツアー『ゴミ箱から愛を込めて』も開催予定。メジャーアルバムリリース後の初のツアーとなります。    さて、今日のうたではそんな“3markets[ ]”のカザマタカフミによる歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第1弾。綴っていただいたのは、収録曲「 アシタカフミ 」にまつわるお話です。自分も他者も人間はいつか変わってしまうからこそ、大事にしたいことは。一方で、頭ではわかっていてもこぼれてしまう本音は…。ぜひ今作の歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。 「お客さんは2年で入れ替わる」   誰が言ったかわからないその言葉は、長いことバンドをやってる自分にとっては信じたくない事実。   バンドマンがよく言う、「ずっとついてこいよ」みたいな言葉が好きじゃない。 お客さんが言う、「変わらないで」もあまり好きじゃない。   なんだかどちらも呪いみたいに聞こえて。   自分だってB'zが死ぬほど好きだったけれど、聴かなくなった。 あんなに好きだったアルフォートだってあんま食べなくなったし。   バンドに限らず、ずっと同じように生きてる人間なんていない。 同じだったら成長しないってことだし。それはつまんない。     だからお客さんも変わっていつか離れていく。   そればっかりはしょうがない。 むしろ新しい音楽や新しい世界にいく人たちを送り出してやるべきなんだ。   少しの間でも自分の音楽を聴いてくれて それが、もしかしたらその人の人生の一部になれたんだとしたら光栄なことなんだ。   特に自分みたいなちょっと鬱屈としたような音楽を離れられるってのは祝福すべきことなんだ。   未来にはもうあなたは聴いていないかもしれない。 だからこそ、今聴いてくれてるこの時間がすべて。 きっと来るだろう未来を嘆いてる暇なんてない。   明日なんてどうでもいい。だから今だけでいい。   いつかあなたがライブも音楽も必要なくなって 全部、忘れてしまってもいい。元気ならそれで。 まぁ、俺は覚えてるよ。別にいいでしょありがとう。   逆にこっちにしてみたらあなたが俺の一部になってんよありがとう。   という気持ちで書きました       なんて 頭ではわかってるんだけどさ。   さみしいもんはさみしいよね、やっぱ。   って曲。     なんてこれも呪いみたいだな。     つーか、曲のタイトルほんとにこれでいいんか??   <3markets[ ]・カザマタカフミ> ◆紹介曲「 アシタカフミ 」 作詞:カザマタカフミ 作曲:カザマタカフミ ◆メジャーファーストアルバム『SUPER DUST BOX』 2025年2月26日発売 2025年2月5日先行配信 <収録曲> 1 社会のゴミカザマタカフミ 2 アシタカフミ 3 出禁 4 ね。 5 サイゼ 6 底辺の恋(2025 ver.) 7 缶ビールとポテトチップス(2025ver.) 8 ムリ(笑) 9 レモン× 10 パスタラビスタ 11 INTJINTPENTJENTPINFJENFJINFPENFPISTJISFJESTJESFJESTPISTPISFPESFP 12 白紙

    2025/02/12

  • 『ユイカ』
    おくすり
    おくすり

    『ユイカ』

    おくすり

     2025年2月5日に“『ユイカ』”が新曲「おくすり」をリリースしました。20歳を迎えた『ユイカ』初の配信リリース曲で、編曲はトオミヨウが担当。従来のバンドサウンドではなく、シンセや打ち込みのビートがメインの爽やかなエレクトロ風なサウンドと、自らを”おくすり”に例えたPOPな歌詞が特徴的なラブソングに仕上がっております。    さて、今日のうたではそんな“『ユイカ』”による歌詞エッセイをお届け! 綴っていただいたのは、新曲「 おくすり 」にまつわるお話です。この歌を書いた3つの理由とは…。自分自身でも大好きと思える新曲への想いを明かしてくださいました。ぜひ歌詞と併せて、エッセイをお楽しみください。 元々こうして書いた曲について語るのはすきじゃない、というか、してはいけないと思ってた。 だって私が書いた曲を私が解説したら、聴いてくれてるみんなは答え合わせしちゃって今後曲を聴いてもおもしろくないじゃん!ということで。 今回は曲の解説が欲しいという貴方に向けて書きますので、知りたくない貴方はここでもう読むのをやめてください。 あら、貴方は私の解説が聞きたい変わり者ですね、前置きが長くなっちゃってすみません、それではお話します。   今回「おくすり」という曲を書いた理由は3つ。   1つ目は私にしか書けない曲を書きたかったから。 両親が薬剤師で小さいときからおくすりが身近にあったのと、元々音楽をする前は薬剤師を目指していたから、それは私の個性かなって。   2つ目はちょうどそのとき風邪をひいておくすりの処方箋があったから。 曲を書こうと思ったとき、風邪ひいて曲書けないよ~って思ってたけどなんならそれを逆手に取ってやろうと思って目についたのが処方箋でした。   3つ目は「おくすり」っていう字面がなんかかわいかったから。 これに特に理由はないの、なんかかわいい。 インタビューではかっこつけて1つ目の理由しか言わないけど、ほんとは3つ目がいちばん大きいかも、内緒だよ。   特に今回こだわったのは、見栄を張らないこと。 私はよく曲の中で「自分はできないくせに」みたいなことを書いちゃう。 「恋泥棒。」とか、告白しようとするシーンがあるけど、そもそも私、放課後2人きりの空間とか作れないし、呼び出したりできないし! だから今回は取り繕わない、そのままの私を曲にすることを裏テーマに書いた。 それが1番出てるのは2番Bメロの ご飯は毎回奢らなくていいからね。 交互で払うルールにしよう、 私貴方より食べちゃうかもだから。 の部分。 前の私ならきっと「全部食べる!って言いながら結局食べれないから貴方は少なめに頼んでね」とか書いたと思う。 まあそれもかわいいと思う、たぶん。 だけど私めっっちゃご飯食べちゃうの、食べられちゃうの、ご飯残したくないの!! でも、そんな私も見せていいかなって、この曲を聴いてくれるはずのみんなにはそういうのバレてもいいかなって思って書きました。 その分私はこの曲に共感できるし思い入れがあるしこの曲がすき!   今まで曲のタイトルは曲が完成した後につけるタイプだったけど、今回はタイトルを決めて、テーマを決めて書き始めた。 最初はテーマに縛られすぎて難しいかも…と思っちゃったけど、もうここは縛られまくろうと吹っ切れておくすりにまつわる言葉ぜんぶ詰め込んだ。 楽しかった、曲を書くことがこんなにうきうきしたのは久々だった。 というのも、あまり表で言わなかったけど曲の書き方を忘れちゃう時期があって、自分の書く曲の良さが分からなくて、悩んでた。 私は悩んでるとか、不安だとか、そういうマイナスことを表に出せなくて、どうしても元気な顔をしちゃう。 そんなときに「おくすり」を書こうと思って、自分の書きたいこととか、使ってみたい言い回しとかぽんぽん頭に浮かんで、とても、とっても楽しかった。   今思えば自分にとっての「おくすり」がこの曲だったのかもしれない。 この曲を書けなかったらきっと私はずっと悩み続けてたかもしれない。 だから私にとってこの曲はずっと愛していたいし、みんなにも愛される曲になってほしい。   顔出しをして、活動スタイルも大きく変わっていって、まだみんながそんな私を受け入れきれてないはずのときに出した曲だからちょっといけすかないぜって思っちゃうかもだけど、私はこの曲がだいすきだから、いつか同じようにみんなにも愛してほしいし、愛してもらえるようにがんばるね。   この曲が貴方のおくすりになりますよーに!!   <『ユイカ』> ◆紹介曲「 おくすり 」 作詞:『ユイカ』 作曲:『ユイカ』 

    2025/02/11

  • センチミリメンタル
    手を繋いで海へ
    手を繋いで海へ

    センチミリメンタル

    手を繋いで海へ

     2025年2月5日に“センチミリメンタル”が初のセルフカバーアルバム『for GIVEN』をリリース。今作はCD2枚組のアルバム。DISC1には、TVアニメ『ギヴン』に登場するバンド“ギヴン”と“syh”に提供した楽曲のセルフカバーを全10曲収録。DISC2には、2024年11月に開催されたライブイベント「ギヴン-海へ-」のライブ音源が収録されております。    さて、今日のうたではそんな“センチミリメンタル”の温詞による歌詞エッセイを2週連続でお届け! 今回は第2弾。綴っていただいたのは、収録曲「 海へ 」にまつわるお話です。自身にとって“海”とは、どんな存在、どんな場所なのか。それを歌にどのように描いたのか…。ぜひ歌詞と併せて、エッセイを受け取ってください。   この世界のありとあらゆるものは、回っているなぁと思う。 日々は朝と夜を繰り返し、12ヶ月の中を回っている。季節も回る。 その中で出会いと別れをぐるぐると繰り返し、いろんな感情が巡り、そんな僕らが生きるこの地球も回り、その地球も太陽の周りを回る。   水の循環、というものを昔授業で習った。きっと誰しもみんな教わったことだと思う。 海などから蒸発した水が上空で雲になる。その雲が雨を降らし、大地に染み込む。湧き出た水は川をくだり、やがて海へたどり着く。   「海へ」というタイトルを目にした時、このサイクルのことを思い出した。   前回のコラムでもあったように、「海へ」という楽曲はアニメ『ギヴン』シリーズの完結編でもある『映画 ギヴン 海へ』劇中歌として提供した楽曲で、原作漫画にすでにタイトルが出てきていたため、そのタイトルに向き合う必要があった。   「海へ」。   昔からなぜか海が好きだった。 泳げないのに。波にも乗らないし、砂浜で肌をこんがり焼くようなタイプでもないのに。ただ、人気のない海に向かってドライブするのが、到着し、静かに海をぼーっと眺めるのが好きだった。   目まぐるしく回る日々で、世界で、 海はひとつ流れ着く場所のような感じがした。 忙しないサイクルの中で、ひと呼吸おける場所。 心を少しだけ休ませてあげられる場所。   潮風に髪をくすぐられ、戯れ合うように頭を撫でられているような気持ちになる。 波音も、柔らかな話し声のように感じる。言葉もない、海との対話。   そんな、憩いのひとときを過ごす。   ずっと海にいられるわけでもないから、帰路につき、僕はいつもの日常のサイクルの中に戻っていく。 何度でも、海に行けたらと思う。 人生の中で巡り逢う歓びや哀しみ、そして大切なものと手を繋いで、海へ。   <センチミリメンタル・温詞>   ◆紹介曲「 海へ 」 作詞:温詞 作曲:温詞   ◆セルフカバーアルバム『for GIVEN』 2025年2月5日発売

    2025/02/10

前の20件
次の20件

デイリーランキングDAILY RANKING

  1. 風と町
    風と町
    Mrs. GREEN APPLE
  2. 爆裂愛してる
    爆裂愛してる
    M!LK
  3. ray
    ray
    BUMP OF CHICKEN
  4. 好きすぎて滅!
    好きすぎて滅!
    M!LK
  5. ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど
    ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど
    モナキ
もっと見る

歌ネットのアクセス数を元に作成
サムネイルはAmazonのデータを参照

新着歌詞情報NEW RELEASE

  • スターダスト / Official髭男dism
    【Official髭男dism】日曜劇場『GIFT』主題歌「スターダスト」歌詞公開中!!
  • TOWA ~永久に風に乗る~ / 倉木麻衣
    TOWA ~永久に風に乗る~ / 倉木麻衣
  • Kind of love / 日向坂46
    Kind of love / 日向坂46
  • ネバーランド / マルシィ
    ネバーランド / マルシィ
  • TO BE / C&K
    TO BE / C&K
  • たられば / ガラクタ
    たられば / ガラクタ
  • バグった女神 / 乃紫
    バグった女神 / 乃紫
  • Youth / aoen
    Youth / aoen
  • しょせんの二人 / FINLANDS
    しょせんの二人 / FINLANDS
  • ハイライト / スーパー登山部
    ハイライト / スーパー登山部
もっと見る
TOP
  • アーティスト名インデックス
  • アニソン検索・索引
  • アルバム検索
  • 歌詞全文(フレーズ)検索
  • タイムマシン検索
  • 新曲歌詞情報
  • 新曲歌詞情報(演歌・歌謡曲)
  • アニメ
  • 動画プラス
  • 音楽番組情報
  • 総合ランキング
  • 演歌歌謡曲ランキング
  • カラオケランキング
  • 歴代人気曲ランキング
  • 注目度ランキング
  • 歌詞ショート
  • 今日のうた
  • ニュース
  • 特集ピックアップ
  • インタビュー
  • コトバのキモチ(ワタフレ)
  • 言葉の魔法
  • 言葉の達人
  • その他(バックナンバー)
    • 大人の歌ネット
    • ストリーミング
    • ライブレポート
    • キラ☆歌発掘隊
  • 運営会社
  • メディア掲載情報
  • 利用規約
  • プライバシーポリシー
  • お問い合わせ・リクエスト
  • コンテンツ
  • 広告掲載
  • スタッフ募集
各ページに掲載されたジャケット画像、歌詞に関する著作権は、各レコード会社、アーティストなどに帰属します。

(C)2001 PAGE ONE All Rights Reserved.

このページの先頭へ

MENU

  • ホーム
  • 動画プラス
  • マイ歌ネット
  • 歌詞閲覧履歴
  • ランキング
  • 新曲歌詞情報
  • 今日のうた
  • ニュース
  • ピックアップ
  • コトバのキモチ
  • 言葉の魔法
  • 言葉の達人
  • 歌詞ショート
  • アニメ
  • 音楽番組情報
  • その他
    • ・大人の歌ネット
    • ・ストリーミング
    • ・ライブレポート
  • 運営会社
  • メディア掲載情報
  • ご利用規約
  • お問い合わせ
  • 検索ヘルプ
  • プライバシーポリシー
(c) 2026 Copyright. PAGE ONE All Rights Reserved.()