天使

きれたKENT(タバコ)の箱を
指でひねって
車の座席(シート)に身をしずめ
ため息ついてる
さっき別れたはずなのに
もう思い出してる
窓の雨滴(しずく)の向こう
笑顔で手を振る あの娘が消えてく

エンジェル 天使は空から来るなんて
うそっぱち
俺らの天使は エンジェル
ある日突然通りの向こうからやって来た

テレフォンコールは2度目に
切るのが合図さ
くちぐせいつでもけだるい
あいづち打つばかり
くすり指の指環(リング)に
興味があるほど
少女でもないし あの娘
そんなに重たい 愛でもないさ

エンジェル 天使は空から来るなんて
うそっぱち
俺らの天使は エンジェル
ある日突然風の音するバスストップ立っていた

ビルの谷間の夕暮れに
なぜか切なくなって
さびれた映画館(シネマ)の片隅で
あの娘抱きしめた
使い古しのラブ・ストーリー
臆病な僕らにも
ちょいといかした青春と
ロマンスすこし分けてくれないかい

エンジェル 天使は空から来るなんて
うそっぱち
俺らの天使は エンジェル
ある日突然通りの向こうからやって来た
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