いのち陽炎

小雨に濡れて 泣いた恋
待ちくたびれて やせた恋
いろんな恋を あきらめたのに
あきらめたのに
いまさら胸が ざわめくなんて
ゆらり ゆらら ゆらり
陽炎(かげろう)もえて
あなた私は おんなです

倖せいつも すり抜けて
浮世の風に さらわれた
いまでも疼(うず)く 過去(むかし)の傷が
過去(むかし)の傷が
気丈な振りで しのいできたの
ゆらり ゆらら ゆらり
陽炎(かげろう)もえて
あなた私が 崩れます

木枯らしだけの 人生に
やさしい人が 沁(し)みてくる
今年の冬は 陽だまりなのね
陽だまりなのね
二人の心 重なりあえば
ゆらり ゆらら ゆらり
陽炎(かげろう)もえて
あなた私の いのちです
いのちです……
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