さよなら、アイリーン

君の前で上手く笑えなくて
君の目を見て話せなくて
それでもなんだか、そばに居たくて
でもそれだとなんだか、
僕が君を好きみたいだね

ゆらゆら、歪んだ世界の中で
ふわふわ、浮かんだ綿菓子のよう
ねえ、アイリーン。さよならだね

君のようになりたくて、君の頬に触れたくて
意味もないようなこの会話で繋ぎ止めていた
さよなら僕のアイリーン

もう昨日には戻れなくて
ぜんぶ僕の選んだことで
それなのになんだか、恋しくて
あぁ、やっぱりそうだね
僕は君を好きみたいだね

ぷかぷか、浮かんだ泡のように
不安が膨れて弾けてしまうよ
アイリーン。君はまだそこにいるの

息を吸って吐くだけで、日々が徒に過ぎて
忙しない街の角でただ、君を待っていた
来る筈も無いのに
君のようになりたくて、君の頬に触れたくて
意味もないようなこの会話で繋ぎ止めていた
さよなら僕のアイリーン
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