ドアーズ

あの日もこの川辺を歩いていた
波紋を纏うように風が吹いて

不意に君の声が僕の背中を押すような気がした

太陽の下で空へと手を伸ばそう
届かない心をいくつも知った
それなのに僕は懲りもせず
物語のドアを探して

遠く移ろいゆく街並に
路傍に咲いた花が微笑んだ

いずれ道の先で出あう光と影を抱きしめて

太陽の下で空へと手を伸ばそう
終わらない心を何度も知った
そう繰り返しながら旅は続く
君だけのドアを見つけて

今日もこの川辺に風が吹く
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