いまは秋にひとり

暮れる空にドアベルの音
細い路地のシャンソニエ
ピアフなら夜明けまで
歌い続けてあげる

月に響くあの時計塔
あなただけを待っていた
思い出は繰り返す
まるで「枯葉」のように

流れてく
離れてく
滲んでく
いまは秋にひとり

古いピアノ肘を掛ければ
恋の歌は終わらない
嘘つきや弱虫や
みんな 心 委ね

いつか時は扉を閉める
愛の意味も告げないで
お別れにふれた手の
香りだけを残し

覚めてゆく
枯れてゆく
消えてゆく
いまは秋にひとり

September
October
November
いまは秋にひとり
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