煙と水晶

すみれ色の空が春を告げる 肩をなでた風に少し震える
浮かれ立つにはまだ 早いような気がする

ぬかるんだ道に雪が残ってる 来週にはきっともう解けきってる
名残るにしてもひどく 汚れすぎた気がする

どっちつかずの 季節のかわりめ 自分を見ているみたいだ

瞬きの間に消えていく煙のような 何万年も輝く水晶のような
揺らいで 尖って 触らせもしないで 誰も伴えない嘘みたいな命さ
もやがかっては掴めないこの心に 愛しきれずに持て余すこの体に
すみれ色の空が春を告げる 投げうつにはまだ 早いような気がする

猛スピードで流れ去ってゆくもの あっけなく忘れ去ってゆくもの
ずっと一緒だと 誓ったような気もする

まばたきで消えていく恋文のような 何万年も崩せない公式のような
浮かんで ぼやけて つかまえれもしないで
誰にも話せない冗談みたいな命さ
迷い方すら美しいあの子のように
存在しているだけで許される側でいたかった
すみれ色の空が落ちてくる 綺麗な花も ただ咲いてはない気がする

Dusty, misty atmosphere 往くほどに視界はfoggy
たった今の歓びさえも
Vast destiny is spreading far 望むほどに野望はfoggy
この身のほうが先に散りそう

瞬きの間に消えていく煙のような 何万年も輝く水晶のような
揺らいで 尖って 触らせもしないで 誰も伴えない嘘みたいな命さ
もやがかっては掴めないこの心で 愛しきれずに持て余すこの体で
すみれ色の空に今告げる ままならない
手に負えない それでいい気がした

すみれ色の空が春を告げる
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