カルチェラタンの空

一枚の葉書が
舞い込みました
同窓会の 知らせだと

癖のある書き方あ
あなたなのですね
忘れられない学生街

公園通り
木漏れ日の中
自転車 並べ
二人で走ってた
いつも いつも

カルチェラタンの空はまだ
あの日のままですか
曲りくねった 坂道は
残っているでしょか

小さな波紋が
広がりました
あの日にそっと 戻るよに

すぐ傍で 幼い
声が響きます
あたたかな部屋 昼下がり

賑わう日々に
とけ込んでいた
ふと立ち止まり
後ろ振り向けば
いつか いつか

カルチェラタンの空はもう
遠くなりました
愛の詩集に綴ったのは
セピア色の想い出

カルチェラタンの空にもう
便りは書きません
あなたの知らない幸福(しあわせ)を
抱いて生きてゆきます
抱いて生きてゆきます
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