火葬

ある日私は気付いた
洗面台の鏡の前で
空っぽの穴がある
私の顔の下の辺りに

くゆり、太陽を喫む
灰皿にするまあるい満月
空っぽの穴を出る
半透明の私の幽霊

あぁ私だけ上振れの愛を知っている
あぁ火葬場でくらくら燃えてしまうまで

ある日私は気付く
私の創造にある
私の信仰の無さ
私以外の煙たさ
蛍の光がある
私の顔の口の辺りに

あぁ私以外この歌の何を知っている?
さぁ火葬場へ骨まで燃えてしまうがいい

あぁ私だけ上振れの愛を知っている
あぁ火葬場へくらくら燃えてしまうまで
私が燃えてしまうまで
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