金木犀

夜風が吹いて 君が振り向く
「金木犀の香り」 君はそう言ってほほえむ
その顔を見て 僕は思い出す
この世界に一度だけ生まれた意味を

地下鉄をのぼると雨は止んでて
水たまりの落ち葉が舟を漕いでた
木枯らし1号の口笛が聴こえたら
コートの襟を立てて いとなみをかき分ける
駆け足の日々の中で すべて変わってくけど
街の中 変わらない笑顔を見つけた

夜風が吹いて 君が振り向く
「金木犀の香り」 君はそう言ってほほえむ
その顔を見て 僕は思い出す
この世界に一度だけ生まれた意味を

あの夏 あの場所で 君と出会うために
これまでの寂しさがあったように思える
君の笑顔を見ると 僕は思い出す
この世界で二人が出会えた奇跡を

この世界に一度だけ生まれた意味を
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