BLUE

大した痛みはしなかった。
対して、傷は深かった。
足は重くなる一方で、
大事な予定は今回も
流した。

空に浮かぶ電線達は、
今日の終わりを示す。
雲は早く、僕を置いて遠くへ。
行かないで!

あぁ、揺らいで、(3)
遠く、遠くの方へ。
どうか足を止めないで。
ここじゃないと奥の方へ。
もう誰も知らないようなとこへいきたいんだ。

雲はもはやひとつもない
快晴の夜。
静まる街でただひとり
息を切らしている。

揺らいで、遠く、遠く、
揺らいで、遠く、遠く、

あぁ、揺らいで、
遠く、遠くの方へ。
どうか足を止めないで。
ここじゃないから奥の方へ。
まだ、誰も知らない。
ここも違うし、ここも違うけど、
足を止めないで。
ここじゃないから奥の方へ。
もう、
誰も知らない夜明けはすぐそこに。

あぁ、
揺らいで、遠く、遠く。
揺らいで、遠く、遠く。
揺らいで、遠く、遠く。
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