星影の小径 ちあきなおみ | ちあきなおみ | 矢野亮 | 利根一郎 | | 静かに 静かに 手をとり 手をとり あなたの 囁やきは アカシヤの香りよ アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 夢うつつ さまよいましょう 星影の小径よ 静かに 静かに じっとして じっとして 私は散ってゆく アカシヤの花なの アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 抱かれて たたずみましょう 星影の小径よ アイラブユー アイラブユー いつまでも いつまでも 抱かれて たたずみましょう 星影の小径よ |
| 雨に咲く花ちあきなおみ | ちあきなおみ | 高橋掬太郎 | 池田不二男 | 倉田信雄 | およばぬことと 諦めました だけど恋しい あの人よ 儘になるなら いま一度 ひと目だけでも 逢いたいの 別れた人を 思えばかなし 呼んでみたとて 遠い空 雨に打たれて 咲いている 花がわたしの 恋かしら はかない夢に すぎないけれど 忘れられない あの人よ 窓に涙の セレナーデ ひとり泣くのよ むせぶのよ 儘になるなら いま一度 ひと目だけでも 逢いたいの |
| 港が見える丘ちあきなおみ | ちあきなおみ | 東辰三 | 東辰三 | | あなたと二人で 来た丘は 港が見える丘 色褪せた桜 唯一つ 淋しく 咲いていた 船の汽笛 咽(むせ)び泣けば チラリホラリと 花片(はなびら) あなたと私に 降りかかる 春の午後でした あなたと別れた あの夜は 港が暗い夜 青白い灯り 唯一つ 桜を照らしてた 船の汽笛 消えて行けば チラリチラリと 花片 涙の雫で きらめいた 霧の夜でした あなたを想うて 来る丘は 港がみえる丘 葉桜をソヨロ 訪ずねる 潮風 浜の風 船の汽笛 遠く聞いて ウツラトロリと 見る夢 あなたの口許 あの笑顔 遠い夢でした 遠い夢でした |
| 上海帰りのリルちあきなおみ | ちあきなおみ | 東条寿三郎 | 渡久地政信 | 倉田信雄 | 船を見つめていた ハマのキャバレーにいた 風の噂はリル 上海帰りのリル リル 甘いせつない 思い出だけを 胸にたぐって 探して歩く リル リル どこにいるのか リル だれかリルを 知らないか 黒いドレスを見た 泣いていたのを見た もどれこの手にリル 上海帰りのリル リル 夢の四馬路(スマロ)の 霧降る中で 何もいわずに 別れた瞳 リル リル ひとりさまよう リル だれかリルを 知らないか 海を渡って来た ひとりぼっちで来た 望み捨てるな リル 上海帰りの リル リル 暗い運命(さだめ)は ふたりでわけて ともに暮らそう 昔のままで リル リル きょうも逢えない リル だれかリルを 知らないか |
| 青春のパラダイスちあきなおみ | ちあきなおみ | 吉川静夫 | 福島正二 | 倉田信雄 | 晴れやかな君の笑顔やさしく我れを呼びて 青春の花に憧れ 丘を越えてゆく 空は青く 緑萌ゆる大地 若き命輝くパラダイス 二人をまねくよ ささやくは愛の小鳥 そよ吹く風も甘く 思い出も夢に憧れ 丘を越えてゆく バラは赤く 牧場の道に咲く 若き命あふるるパラダイス 二人をいだくよ 花摘みて胸に飾り 歌声高く合わせ うるわしの恋に憧れ 丘を越えてゆく ゆらぐ青葉 白き雲はわきて 若き命うれしきパラダイス 二人を結ぶよ |
| ハワイの夜ちあきなおみ | ちあきなおみ | 佐伯孝夫 | 司潤吉 | 武川雅寛 | ハー ハワイ みどりの夜 月も宵から 波間に燃えて ああ パパイアは仄かあまく 君慕うウクレレ やさしのハワイ ああ ハワイ ハー ハワイ 君待つ夜 つきぬ想いに 花さえ咽ぶ ああ ささやくは 風か波か ひとり漕ぐ 独木舟(カヌー)よ いとしのハワイ ああ ハワイ |
| 水色のワルツちあきなおみ | ちあきなおみ | 藤浦洸 | 高木東六 | 武川雅寛 | 君に逢ううれしさの 胸に深く 水色のハンカチを ひそめるならわしが いつの間にか 身に沁みたのよ 涙のあとを そっと隠したいのよ 月影の細道を 歩きながら 水色のハンカチに 包んだささやきが いつの間にか 夜露にぬれて 心の窓をとじて 忍び泣くのよ |
| 雨のブルースちあきなおみ | ちあきなおみ | 野川香文 | 服部良一 | 武川雅寛 | 雨よ降れ触れ 悩みを流すまで どうせ涙に濡れつつ 夜毎嘆く身は ああ 帰り来ぬ 心の青空 すすり泣く 夜の雨よ 暗いさだめに うらぶれ果てし身は 雨の夜路をとぼとぼ ひとりさまよえど ああ 帰り来ぬ 心の青空 降りしきる 夜の雨よ |
| 夜霧のブルースちあきなおみ | ちあきなおみ | 島田磬也 | 大久保徳二郎 | 倉田信雄 | 青い夜霧に 灯影が紅い どうせ俺らは ひとりもの 夢の四馬路(スマロ)か 虹口(ホンキュ)の街か ああ 波の音にも 血が騒ぐ 可愛いあの娘が 夜霧の中へ 投げた涙の リラの花 何も言わぬが 笑ってみせる ああ これが男と いうものさ 花のホールで 踊っちゃいても 春を持たない エトランゼ 男同志の 合々傘で ああ あらし呼ぶよな 夜が更ける |