| たまにおもうことくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁・佐藤征史 | | 酔っ払うとおれは前向きになれる 何故ならおれは天才だからだ 百歩譲って おれは自分がたいしたことないことを知っている だから覚えている 酔っ払うと友だちと仲良く出来る 前向きになれる おれは世界を変えたい だけど翌朝おれは世界の事なんてなにもわからない メモをとっておけばいいのに おれは眼がわるくてスマホの文字もろくに見えない おれは何も知らない 知らなくていいことは知らない 知ったかぶりはするけど 知らないふりをしてしまう 帰るところがあるといいんだろうな 弱いな 弱いな 窮地に立たされると弱いな ストローマン 何をそんなに躍起になっている 必死だな そんなにバレるのが怖いのか 原油だと1バレるは159リットル まあ飲んで忘れようぜ ラフロイグ・クォーターカスク おれは馬鹿で碌でなしだけど 正しさを使って人を裁いたりなんかしない 他人を責めることは簡単だけど 自分を責めることも楽勝さ 誰も責めずに話が出来ないのかい |
| Regulusくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | 全ては迷いの外側にあるの 好きな誰かを思うより強く 時は流れてしまうのこのまま その温もりだけ 覚えてる 言葉は裏腹 誰でも一度は 暗闇の果てで誰かにすがるよ 星は瞬く 手が届きそうで 届かぬ気持ちをばら撒いて 失ってしまえば 消え去って仕舞えば どこにも行けずに迷ってしまうと 誰だって言うけど 他人の想いと 繋がっていた手を離してしまえば レグルスは白く輝き始める いつか望みを叶えるとしても 夢から醒めると忘れてしまうと 遠い昔の星は知っている 海岸通りを行き交う人々 風を潜って家路を急ぐよ あなたはきっとカモメのように 飛び立つことを恐れているけど 浮かんだアイデア 思い出せるかな あなたの心は錆びつかず 遠く遠くまで飛べた あの日の記憶と結びつくことも 星は知っている |
| 金星くるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | 夏の匂いを 忘れないでよ 稲穂の露はきみの涙の代わり 恋の目論み その秋桜が色付く頃 束の間の夕陽 翳る気持ち 落ちる木犀 灯る金星 枕濡らす通り雨 ただ陽が暮れる 囁く愛の言葉の代わり 想い飛ばして 束の間の夕陽 輝く景色 サンダル飛ばした 想い出と約束した日も 次の日も 大人になれば変わる景色を 振り返らず忘れないでいて ぼくときみはひとつだった 山の向こうで 風がたなびく 海の向こうで 風をうけては 翻るような 渡り鳥たち 気の向くままに 恋をするような美しい時代 そのままでいて 振り返らずに 気の向くままに |
| 瀬戸の内くるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | 空っぽの 心の隙間 瀬戸内の 風通り抜け 単線の 錆びたレールを 跨ぐきみと おさらいした 思い出とは 仲良くなる 日が経つほど 仲良くなる 飛行機雲 遠くきみは 米粒のように 星屑のように 瞬く間に 夢を叶え ふざけあった この瞬間も 思い出せる エピソードを 綴れ織にして 瞼の裏で |
| La Palummellaくるり | くるり | Traditional | Traditional | | パルメッラ 舞い上がれ 私の愛のままに 羽ばたき続けて 果てまで飛んでゆけ パルメッラ 舞い上がれ 私の愛のままに 羽ばたき続けて 果てまで飛んでゆけ 羽根ひろげて 伝えておくれ あの娘のそばで昼も夜も 恋焦がれて いつもいつも あなたを想っていると パルメッラ 舞い踊れ 心に咲くばらのそばで あの娘に伝えて 愛よりも深い想い その香り その瞳 微笑みに出会えたのならば ナポリの海のそばで あの娘と踊る パルメッラ 幸せの珊瑚が 唇から溢れ出す パルメッラ 飛び込んで 自由はお前のもの あの娘に口付けして 二度と離れず寄り添えれば 舞い踊れ パルメッラ わたしの心をのせて |
| C'est la vieくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | C'est la vie C'est la vie それが人生だ 恨みつらみ 腹見せて 呼吸を整えること 見え隠れする 自我を取り戻す間に 壊れた心を焼き払え 焦げ付く心 なんくるないさー まくとぅそーけー まくとぅそーけー C'est la vie C'est la vie それが人生だ 恨みつらみ ハラミが食べたいな |
| oh my babyくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | oh my baby 思い返せば あなたのぬくもり 涙が街中に雨を降らす どこまでも淡いブルー 焼き付いた記憶を濡らせど 焦げる心 燻って消えそうでも フルムーンの光は 立ち止まる面影を映しては 波音に混じっても 混じっても 行く宛てのない心は いつものように あなたのぬくもり探している baby oh baby 思い返す涙と流れ星 流星群 願いを乗せてゆく baby baby 何度も思い返せば あなたのぬくもり 流れる涙を遮って 心を風に吹かれながら どこまでも歩いたろう 消えない月明かり 桃色の川縁を 吹く風に揺れたまま 雪柳 心を静かにいつまでも包むよ どこまでも歩いて行けよ どこまでも 立ち止まれば見えるのは あなたの面影 |
| はたらくだれかのようにくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | とうちゃんも かあちゃんも はたらけはたらけという おとうとも 友だちも 稼ぎないのに はたらいている おれははたらくことがきらい だけどほんとはよくしらない おれは努力なんてしたくない 水木しげるせんせいもそう言ってた 世の中にはいろんな人たちがいる だいすきなあかねちゃんも だいきらいなのぼるくんも みんな 世のためだひとのためだ みんなはそういうけれど だいすきなかぶとむしも だいきらいなジョロウグモも みんななんでかそこにいる おれははたらくことがきらい なんならほんとはやってみたいな おれは努力なんてしたくない おれは逃げてるなんてじぶんで思わない とうちゃんも かあちゃんも はたらけはたらけという おれだってしっているよ たまになまけていたことも ぶきようにくるしんでいたことも ぜつぼうのふちにいたことも おれははたらくことがきらい だけどほんとはよくしらない だれもおしえてくれなんかしない おれの先生はおまえなんだ 世のために ひとのために はたらくのかっこいいな いつの日かだれかのように おれのように感動するぜ 感動させてみたい きみを |
| 押し花と夢くるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | それはあなたの夢 叶うまで途方に暮れる 時に羽搏くような素ぶりだけでもみせてよ 誰も咎めずに 遠くの方を見てる 靡けど朽ぬその想いだけ 消えないでおくれよ 辺りは暗闇でもあなたは光のようだ 時は流れおちて 瞼の中に焼き付く 誰もいない場所であなたは泣いている どうか この胸の苦しみを言葉にすれば あなたのために 消えないでおくれよ 少し風が吹いた 桜の花拾う 押し花のような心 開いたままの心 |
| セコイアくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | 子どもの頃は 出来たはずだろう 大人になったあなたは 言うけれど どうしてなんだろう 教えて おばあちゃん やさしく話をきいてくれたね 波が静かに引いてゆく頃 僕の影だけは 大きく伸びるけど 大人になれば わかる日が来る なんだか寂しい風が吹いたよ この道の向こう側でずっと 芒が靡いている 振り返れば波はしずか 齧るツマガリ 影は短く 時は流れて 君のことすきになる人が現れて 稲穂の次は 小麦の季節 太陽は君を照らしているよ 色褪せた面影を 思い出した頃 沈む夕陽 佇む海鳥 時間が止まる 羽を休めた海鳥たちは 跳ねた小魚に目もくれず 眠った 夕暮れのサイレン 色付くセコイア 雨に降られても 君の側にいる 君の側で微笑んでいるよ |
| 3323くるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | 思い出はたじろぐ 伝わるか分からない 思いの丈 急いで すぐそばで言えるかな 電車の窓から見える景色は 懐かしい気持ち 子どもたち 賑やかに夏の匂いをのせて 夕暮れの遊歩道 帰り道を急ぐ 錆びついた錠前を 握ったその手を離さないでいて 次の電車に乗って 思い出は 思い通りの未来を通り過ぎ 追い越して あとで待ち合わせしよう この次の電車なら 間に合うから ひとりで この街も あの街も どこへでも行く ふたりで 思い出はたじろぐ 思い出はたじろぐ |
| ワンダリングくるり | くるり | 岸田繁 | 岸田繁 | | いつの日か 働くあなたの横顔に差し込む木漏れ日になって あなたを連れ去って どこまでも青く光る海の側で 水平線を透かして観たその美しい日々を忘れたりなど 絶対しないように 放浪するような 朦朧とするような 素敵な日々を待っている それくらいの傷ならば舐めて治す 倒す 中ボス 僕のためならと自分を責めたりしないで セメタリー どこまでも哀しく揺れる ちっぽけな心の隙間のランデブー なんて言う?この気持ち ただ景色が明るくなってゆく 放浪するような 朦朧とするような 素敵な日々を待っている これはフィクションなんかじゃない |